- 1. Laravel製のオープンソースWebデータベースを開発した話
- 2. 2019/11/09 OSC 2019 Fukuoka & Rakuten Technology Conference 2019 @ Fukuoka 参加メモ
- 3. エンジニアに必要な、有名オープンソースソフトウェアライセンス(OSS License)早見表
- 4. PowerToysでウインドウをいろいろな並べ方にする
- 5. OpenVSLAMをVisual Studio 2017でビルドする
- 6. Huaweiから学ぶ、AndroidのOS開発やライセンス
- 7. 2019年10月〜12月開催予定大規模カンファレンスまとめ(Web・OSS中心)
- 8. 低スキルな情報系学生がOSC広島に参加した感想
- 9. コンテナから外へのHTTPリクエストをキャプチャしたい!
- 10. Open Source Summit North America 2019 Report 現地行ってないけど
- 11. OSS管理ツール SW360 – オープンソースをオープンソースで管理しよう (1.1 新バージョンインストール編)
- 12. LAMP環境でOSS mediawiki を動かしてみる
- 13. OSSでNetFlowを解析しよう!ElastiFlow
- 14. OSS管理ツール SW360 – オープンソースをオープンソースで管理しよう (3.設定編 その2)
- 15. OSS管理ツール SW360 – オープンソースをオープンソースで管理しよう (2.設定編 その1)
- 16. 事業会社とOSS
- 17. [Swift 5]Floatyライブラリでオーバーレイ付きFABを実装したのでカスタマイズ例など
- 18. プルリクエスト後にコミットメッセージを変えたい
- 19. 「ソースコード全部読まなきゃ病」と闘う方法
- 20. 【Rails】LINEログインでemailを取得する
Laravel製のオープンソースWebデータベースを開発した話
# はじめに
この記事ではこんなことを書いていきます。ポエムです。– Laravel製国産オープンソースWebデータベース「Exment」について
– 機能紹介
– このソリューションが生まれた背景
– オープンソースとして公開することによるメリット
– まとめ自社開発パッケージを開発し、オープンソースとして公開した経緯や、オープンソースとして公開したことによるメリット、今後の展望などをまとめていきます。
## この記事のターゲット
– Webデータベースを探している方
– 自社開発パッケージのオープンソースに興味がある方(特に、オープンソース提供によるビジネス化を検討されている方)
– Laravelベースのソリューションに興味がある方
– などなど!# オープンソースWebデータベース「Exment」について
2019年1月に、オープンソースのWebデータベース、「Exment」を公開しました。![exment_logo_side.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/
2019/11/09 OSC 2019 Fukuoka & Rakuten Technology Conference 2019 @ Fukuoka 参加メモ
# はじめに
セッションを聞きながら書いていた、個人的メモです。
何かを思い出すきっかけになればと、一応公開しておきます。# ● OSC Fukuoka 2019
[オープンソースカンファレンス 2019 Fukuoka](https://www.ospn.jp/osc2019-fukuoka/)
Twitter ハッシュタグ: #osc19fk会場はたくさん人がいたが、やはり九産大ということもあって大学生も多かった。
ただ、Kubernetes などの絶対に単語も聞いたことないだろうというセッションは、社会人が多かった印象。# 1. OpenSDS
> 面白そうだと思って聞きに行ったが、参加者がほぼほぼ大学生で、講師も大学教授だったため、「OSS とは」 の話が全体の9割を占めていて少し残念。* ストレージはあるものを使って、割付けて使う
* 今までは、ストレージの種類によってそれぞれ別のコンソールで管理する必要があったが、集中管理できる# 2. 自宅サーバーを始めてみよう!
> 今はクラウドで簡単にサーバの環境が用意できてしまうが、あえて物理的に
エンジニアに必要な、有名オープンソースソフトウェアライセンス(OSS License)早見表
# なぜ書いたか
IT業界と関わっていくならば、エンジニアだけでなくOSS Licenseの知識は必要不可欠となります。
**よくわからないから商用ライセンスを利用する** という判断は勿体ないし、サイト毎に意見が乱立してて答えがよくわからないので自分用のメモとしてもこちらに表を用意しました。# OSS License比較表
***2019年11月8日時点(以降の場合、変わっている可能性があります。)***念の為ですが、 **開示のタイミングは、頒布時** です。
|License|改変ソースの開示|静的リンクでソース開示|動的リンクでソース開示|Webサービスでソースの開示|別のライセンスを課す|特許|使用権|
|:–:|:–:|:–:|:–:|:–:|:–:|:–:|:–:|
|[LGPLv2.1](https://www.gnu.org/licenses/old-licenses/lgpl-2.1.html)|:heavy_check_mark:|:heavy_check_mark:|||:x:|||
|[GPLv2](https://www.gnu.o
PowerToysでウインドウをいろいろな並べ方にする
# 何がしたいのか
課題:Windows 10のデフォルト機能では画面を十字型に分けた四分割しかできない。
やりたいこと:もっとたくさん、いろいろな画面分割をしたいこれを実現するのが、**PowerToys**に含まれる機能の一つである、**FancyZones**です。
こんな感じです↓
![これをこう.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/86935/17b0aca0-7083-da07-6091-f97cc9b1180e.png)# PowerToysとは?
Microsoftがオープンソースとして公開しているツール群。[窓の杜][1] さんの記事によると、Windows 95やXPの時代に活発に開発されていたものとのこと。
Windows 10が成熟してきたこともあるためか、このPowerToysがOSSとして復活し、少しずつ便利ツールをリリースし始めている。
# インストール
[GitHub][2]経由でインストールします。https://github.com/
OpenVSLAMをVisual Studio 2017でビルドする
# OpenVSLAM
https://github.com/xdspacelab/openvslam
ぱっと見はORB-SLAMを綺麗にして各種テストデータやWebカメラ対応されたようなイメージ
Ubuntuでのビルドは可能でWSLでもキッチリコンパイル可能# この記事のモチベーション
今後機能拡張を検討するに当たってLinuxネイティブな環境を用意するのがしんどいため、慣れているWindows+VS(VC)環境に持っていく
※エディタにVSCode使えばLinuxでも問題ないんですがやっぱりWindowsが良いんですよね# 前提
依存パッケージがいろいろあって、公式では
– Eigen3
– g2o
– SuiteSparse
– DBoW2(カスタム)
– yaml-cpp
– OpenCV
– gflags
– glog
– Pangolin(ビューワ)が必要と書いてあるのですが、実際にはaptでインストールされるパッケージがあるため、
Windowsでは– LAPACK
– BLASを追加で何とかする必要があります。
lapack3はSuiteSp
Huaweiから学ぶ、AndroidのOS開発やライセンス
# はじめに
「**Androidはオープンソース**」ということは、多くの皆様がご存知だと思います。
ですが、Androidの開発元がどこで、どのようなライセンスで、どのように皆様のスマートフォンに搭載されているか、説明できる方は少ないと思います。また、少し前に、Huaweiがアメリカに経済制裁を受けた影響で、「Huaweiのスマートフォンは今後、Androidが販売できない」のような『噂』が流れました。
ですが、そのような噂には間違いがあります。今回は、Androidの成り立ちや開発、ライセンスについて、少し深堀りしていきたいと思います。
※指摘や修正依頼、大歓迎です!
# AndroidのOS開発の流れ
Androidは以下の画像のような流れで開発され、ソースコードが公開されています。
### 次期バージョンをGoogleがクローズドソースとして開発
Androidの次期バージョンは、オープンソースとなる前に、まずGoogleによって、クローズドソースとして開発されます。### AOSPに公開
その後Googleによって、**Android Open S
2019年10月〜12月開催予定大規模カンファレンスまとめ(Web・OSS中心)
2019年10月から12月に日本で開催予定のWeb・OSS系の大規模カンファレンスまとめです
他にオススメのカンファレンスあればコメントでいただけるとありがたいです# WordCamp NIIGATA
https://2019.niigata.wordcamp.org
2019年10月22日(火・祝)
新潟県長岡市 長岡市シティホールプラザ アオーレ長岡# WordCamp Tokyo
2019年11月1日(金) – 11月2日(土)
東京都新宿区 ベルサール新宿グランド# オープンソースカンファレンス 2019 Fall
https://www.ospn.jp/osc2019-fall/
2019年11月23日(土) – 11月24日(日)
東京都日野市 明星大学 日野キャンパス 28号館 2F# PHP Conference Japan 2019
https://phpcon.php.gr.jp/2019/
2019年12月01日(日)
東京都大田区 大田区産業プラザ PiO# WordCamp O
低スキルな情報系学生がOSC広島に参加した感想
#背景
後輩からの勧誘で,オープンソースカンファレンス広島に参加しました.![OSC2019_Hiroshima_poster.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/238220/68adb08c-28d1-b7fd-669d-b4578d6e26d0.png)
このキャラクターは「水面(みなも)ちゃん」と呼ぶのだそうです.好奇心に溢れた未来感のある絵で可愛いですね.
もともとオープンソースに興味があったことと,音楽信号処理のライブラリをC言語でオープンソース化したいという夢があるので,どんな内容なのか知りたくて参加してみることにしました.
今回はその感想をつらつらと綴ります.
#意外にも学生が多い
学生が意外と多い印象でした.大学生はもちろんのこと,中には高校生や小学生,中学生もいました.「オープンソース」と聞くと各分野の専門家がソフトウェアを作って公開するイメージがあったのですが(GSLとかその典型例ですよね),やはりソフトウェア開発はプログラムが上手な人や好奇心のある人が
コンテナから外へのHTTPリクエストをキャプチャしたい!
# はじめに
はじめて触るアプリケーションの開発の担当になったときや、アプリケーションの調査やデバックをしたいときに、アプリケーションから呼び出しているAPIリクエストの内容やそのレスポンス内容を確認したいときがあったりします。
あとは、レスポンス内容を少し変えてアプリケーションの挙動の確認をしてみたかりもしたかったり。前者は特定のログで見れるようにしてる場合もあるかもですが、必ずしもそうなっているとは限らないし、後者の特定のレスポンス時の挙動確認は、データかコードをいじらないとできなかったりするから結構大変だったりします。
そんなことが、アプリの変更(ほとんど)なしでできるツール、[http-request-capture](https://github.com/s-shirayama/http-request-capture) を作ってみました。
# どんなツールなの?
対象のアプリケーションがローカルのDockerで動いていることが前提になります。
Webアプリのコンテナの横に`http-request-capture`のコンテナを起動させるだけで、Webアプリから呼
Open Source Summit North America 2019 Report 現地行ってないけど
現地に行ったわけではないのだが、3夜連続2時過ぎに目覚まし鳴らしてKeyNote聴くために起きたので、折角だから自らの理解定着のためにも記事を書く。目からウロコな技術動向に関する見解等をシェアはできないと思うが何かを知る/知りたくなるきっかけになれば幸い。
# Open Source Summit
Linux Foundation(以下LF)主催のカンファレンス。毎年数回(北米、欧州)で開催される。LFといえばLinuxを始めとする現在稼働する様々なサービスを支える各OSSを、その傘下のプロジェクトとして活動を支えている。非営利組織です。その数は今や数え切れないほどに上る(直下に[こちら](https://www.linuxfoundation.org/projects/)のプロジェクトがあり、さらに各配下に更に多くのOSSプロジェクトが存在していたりする。例えばKubernetesやPrometheusを含む[CNCFのプロジェクト一枚絵](https://landscape.cncf.io/grouping=organization)を見るとCloud Nativeの流行り具合
OSS管理ツール SW360 – オープンソースをオープンソースで管理しよう (1.1 新バージョンインストール編)
This article is written in Japanese and I am writing English version now. If you have any questions in English, please send me an email. kouki1.hama@toshiba.co.jp
[OSS管理ツール SW360 – オープンソースをオープンソースで管理しよう (1.インストール編)](https://qiita.com/K-Hama/items/90a6
LAMP環境でOSS mediawiki を動かしてみる
## 環境確認
“`
# OS
$ cat /proc/version
Linux version 4.4.0-75-generic (buildd@lgw01-21) (gcc version 5.4.0 20160609 (Ubuntu 5.4.0-6ubuntu1~16.04.4) ) #96-Ubuntu SMP Thu Apr 20 09:56:33 UTC 2017
“`
“`
# mysql
$ mysql –version
mysql Ver 14.14 Distrib 5.7.27, for Linux (x86_64) using EditLine wrapper
“`
“`
# php
$ php -v
PHP 7.0.33-0ubuntu0.16.04.6 (cli) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2017 The PHP Group
Zend Engine v3.0.0, Copyright (c) 1998-2017 Zend Technologies
with Zend OPcache v7.0.33
OSSでNetFlowを解析しよう!ElastiFlow
## はじめに
[ElastiFlow](https://github.com/robcowart/elastiflow)というOSSをあなたはご存知でしょうか。
![](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/221440/577f96d5-3672-dc4c-78ad-d1e650a7d4e6.png)
NetFlowやsFlow等のフロー情報は通常有料の製品で解析されているかと思います。
製品では[NetFlowAnalyzer](https://www.manageengine.jp/products/NetFlow_Analyzer/)や[FlowMon](https://www.orizon.co.jp/products/flowmon/)等が有名ですね。
ちょっとフロー情報を解析したいだけなのにそんなにお金かけられないよ!って頭を抱えてる担当者向けにOSSでフロー情報を解析する**ElastiFlow**を紹介します。
ElastiFlowはElasticsearch,Kibana,Logst
OSS管理ツール SW360 – オープンソースをオープンソースで管理しよう (3.設定編 その2)
This article is written in Japanese and I am writing English version now. If you have any questions in English, please send me an email. kouki1.hama@toshiba.co.jp
###### この記事は[SW360](https://github.com/eclipse/sw360)の設定方法を説明する記事です。 SW360のインストール方法や概要は[OSS
OSS管理ツール SW360 – オープンソースをオープンソースで管理しよう (2.設定編 その1)
This article is written in Japanese and I am writing English version now. If you have any questions in English, please send me an email. kouki1.hama@toshiba.co.jp
###### この記事は[SW360](https://github.com/eclipse/sw360)の設定方法を説明する記事です。 SW360のインストール方法や概要は[OSS
事業会社とOSS
最近、社内でよく話をする内容についてまとめました。
企業がOSS化するといろいろメリットがあると思っていて、社内でもそこのコンセンサスはうちの技術横断部門のメンバー間では取れていたりするのですが、自社以外の人とかと話をする時もあるので、いろいろまとめておきます。
なお、この文章では本業をOSSにしつつビジネスを回そうみたいなElasticsearchとかMongoDBとかMySQLみたいな話題はとりあげず、本業が別にある会社がOSS化する、という部分に特化した話です。
**9/13に追記**
# よく言われるメリットとデメリット
メリットは、公開することで開発が自然と進み、コスト削減になる。一方でノウハウの流出などのデメリットがある、みたいなトレードオフ、という理解をしている人が多いようです。
## コストは削減にならない
OSS化したら多くの人に使ってもらいたいですよね?というのは考えるわけですが、その「普及」というのはかなり高いハードルです。
必ずしも、OSSのせいというわけではなく、SDKを配布して外部の会社に使ってもらうみたいな、自分の作ったフレームワークなり、
[Swift 5]Floatyライブラリでオーバーレイ付きFABを実装したのでカスタマイズ例など
##背景
iOSアプリ制作中に、Floating Action Button(FAB)の実装が必要になり、最終的には[Floaty](https://github.com/kciter/Floaty)を選択しました。
他にもGitHubでStarが多いものもありましたが、長らく更新がなさそうだったため、今回はSwift5にも対応しているFloatyを選びました。##表示例
サンプルアプリで大体の動作は確かめられます。
文字表示化、カスタムアイコン設定化、ボタンのキーボード追従やドラッグ化
と必要な機能は揃っていそうです。##導入要件
READMEによると、執筆現在のFloaty導入要件は
プルリクエスト後にコミットメッセージを変えたい
# 方法
git commit –amend
git push –force# 参考
https://help.github.com/ja/articles/changing-a-commit-message
「ソースコード全部読まなきゃ病」と闘う方法
「OSS読んでパターンの勉強したくて、毎回挑戦してるんだけど、いっつも諦めるんだよね…。」とか「会社で新しいソースコード読む事になったんだけど量が多くて大変だよね…。」みたいな事をよく思っていた自分のような方を対象に、こうすればいいんじゃい?と自分が思ったことをまとめます。
# 最大の恐怖「全部読まないといけない」
自分のOSSリーディング活動を邪魔している感情や考えが、まずこの**「全部読まないといけない病」にあることを自覚しました。**「すごい人はOSSを毎日のように読んでる」「フレームワークの中身を全て知っている」こんな決めつけが根っこにありました。それでGitHubでアルファベット順にならぶコードを上から順番に読もうとして途中で飽きたり挫けたり…。あるあるじゃないでしょうか?
ただよく考えるとそれって意味ある?という疑問が湧きました。
例えば小説や本などは最初のページから最後のページまでの時系列データなので、順番に読む事に意味はあります。ただ、ソースコードに関しては時系列データじゃないよね?と。なのでいくつか読み方を考えてみました。
# 対処法1 「F
【Rails】LINEログインでemailを取得する
こんにちは!本日はLINEログイン時にemailを取得する方法をお伝えします!
facebookは取得できるのに、LINEはgemのデフォルトで取ってこれていないようでした。
そこで必要な部分をオーバーライドして使います!(【注意】本記事は[omniauth-line](https://github.com/kazasiki/omniauth-line)のプラグインを利用しています)
## 【目次】
1. `LINE delvelopers`でemail取得申請をする
2. omniauth-lineをオーバーライドして`id_token`のペイロードからemailを取得する# 1.LINE delvelopersでemail取得申請をする
やることは簡単で、LINE側に`LINEログインの時にemail情報使わせてお願い!`と申請するだけです。
(その際に、ユーザーに許可を求めている文言等の確認を送る、そして待つ(1日くらい?))↓こちらに関しては公式ドキュメント・他の方々の記事が参考になります。↓
[メールアドレス取得権限を申請する(公式)](https://