オープンソース調べOSS 2020年03月17日

オープンソース調べOSS 2020年03月17日

オープンソースのWebデータベース プリザンターを AWS EC2+RDS上に構築

# オープンソースで無料でつかえるプリザンターをAWS EC2+RDS上に構築する手順

* 自分でセットアップしてみた際の手順をメモ的に記録しておきます。

## プリザンターとは
プリザンターをご存じない方はこちらをご参照ください。
OSSで公開され、無料で使える Webデータベースです。
[**インプリム社 プリザンター**](https://implem.co.jp/)

## セットアップ手順

### まずはRDSの準備
まずは
[**ここの手順**](https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/UserGuide/CHAP_GettingStarted.CreatingConnecting.SQLServer.html)にしたがって、AWS RDS の Microsoft SQL Server DB インスタンスを作成するところまでやっておきます。
私の場合、上記の手順でSSMSで接続するトコロでつまずき、下記の手順でRDSの「パブリックアクセシビリティ」設定を変更して接続しました。

1. RDSのデータベースで

元記事を表示

メッセージングPF「Apache Pulsar」の使い方(入門編)

> [Yahoo! JAPAN Tech Blog](https://techblog.yahoo.co.jp/)向けに寄稿した記事を、会社の許可を得てこちらにも転載しています。
[メッセージングPF「Apache Pulsar」の使い方(入門編) – Yahoo! JAPAN Tech Blog](https://techblog.yahoo.co.jp/entry/20200312818173/)

こんにちは。
システム統括本部クラウドプラットフォーム本部の水嶋と申します。
私は現在、社内向けにキューイング・Pub-Sub・ストリーミングなどの**メッセージングプラットフォーム**を提供するチームに所属しています。

このチームでは、メッセージングプラットフォームとしてOSS [Apache Pulsar](https://pulsar.apache.org/)(以降、Pulsar)を利用しています。
チームは数年間Pulsarを開発・運用しており、この経験からノウハウが蓄積されています。これらを公開し、皆さんにぜひPulsarについて興味を持っていただければと考えています。

元記事を表示

可視化のOSS Cytoscapeについて

今回はバイオインフォマティクスといった生物学などで
多く使用される可視化のOSS Cytoscapeについてです。

#Cytoscapeについて
Javaプラットフォームで作成されており、ライセンスはLGPLです。
相関関係などを可視化することができ、ネットワーク構造の可視化ができます。
そのため、データ分析でも活用することができます。
・CytescapeのWebサイト
 https://cytoscape.org/

#データ分析との連携
変数の相関関係を求めた後、Cytoscapeで可視化するのは
いろんな業界で生かすことができるのではないかと考えております。
正の相関と負の相関で矢印の色も変更することが可能なため、
非常に便利だと考えております。

次回はRとCytoscapeで実際に作ってみようと考えております。

元記事を表示

コロナマップを開発してOSSにした話

## この記事を書くにあたって

コロナウイルスの感染状況が分かるiOSマップアプリを開発し,OSSとして公開しました.
先日,東京都がコロナの感染数等の情報サイトをOSSで公開していると聞いたのもきっかけの一つです.本当はAppStoreに公開しようとしましたが,リジェクトされてしまったのでOSSという形が一番良いという結論になりました.
ぜひ僕のアプリをOSSにすることによって,多くの人にお役に立てれば嬉しいです.開発にあたって,集めたコロナウイルスのマップ開発に関するすべての情報をここで皆さんに提供します.
GithubでコードをOSSとして公開しているので,お好きにカスタマイズしてください.ベースとなるものはあるので,すぐに東京都バージョンや北海道バージョンも作れると思います.
また個人開発者ではコロナウイルスに関するアプリを公開できないのですが,医療機関や政府機関ならアプリを公開できるので,この記事を見た医療機関や政府機関関係者の方がいらっしゃったら,お声をかけてください.

## 作ったもの

![6.5inch@1x.png](https://qiita-image-st

元記事を表示

東京都covid19サイトへの貢献トライ(中)メモ書き

![DSC_1011.JPG](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/39615/8468f1d3-ea2e-dce8-4cbc-53af32b040c3.jpeg)

今日は留守番で予定も特になかったので話題になっている東京都の新型コロナウィルス感染症対策サイトへの貢献活動の様子をお届けしたい(まだ何も貢献してませんが、この記事もある意味貢献ということで)。私はOSSの活動は日頃からしているが、一般ユーザが利用する前提のUXを考慮したサービスの類ではないため、学ぶべきことが多そう、と感じたのが参加を思い立った動機。3時間弱の活動の様子をシェアする。

https://github.com/tokyo-metropolitan-gov/covid19

# 簡単に言うと

* Issueを追ってるだけで勉強になる。もちろんemojiでコメントでリアクションを残しつつ。
* GithubでのコラボレーションにおけるTipsが個人的には手に入った
* 他の都道府県に派生していたり海外のまとめサイトからの協力し

元記事を表示

[WIP] OSS統計データの取得方法

# はじめに

OSSの統計データを取得するAPIの使い方をまとめた。

# API

## GitHub

仕様書
[GitHub REST API v3](https://developer.github.com/v3/)

実行例

https://api.github.com/repos/octocat/Hello-World

実行結果

“`json:octocat/Hello-World
{
“id”: 1296269,
“node_id”: “MDEwOlJlcG9zaXRvcnkxMjk2MjY5”,
“name”: “Hello-World”,
“full_name”: “octocat/Hello-World”,
“private”: false,
“owner”: {
“login”: “octocat”,
“id”: 583231,
“node_id”: “MDQ6VXNlcjU4MzIzMQ==”,
“avatar_url”: “https://

元記事を表示

依存OSSのライセンス一覧(JSON)生成ツールを作ってみた

# はじめに

[「Qiita – Angular CLIビルド時にできる利用OSSリスト(3rdpartylicenses.txt)をWebアプリ上に表示する」](https://qiita.com/kyosho/items/4d321dc5bf3593a0fd1c)で自動生成される `3rdpartylicenses.txt` を読み込んで画面に表示しました。
これは簡単にOSSのライセンスに準拠できるというメリットがあります。
ただ、テキストをそのまま表示するだけでしたので、自由なレイアウトができない、といった課題がありました。

そこでテキストではなく、JSONで出力する方法を調査してみました。
結果、、、ツールを自作したので、紹介します。

## 類似ツールの調査

まず、思い描いているツールや機能の存在を確認してみました。
私の検索能力だと2つ見つけられました。

### [license report tool](https://www.npmjs.com/package/license-report)

`node_modules`以下のpackage.jsonを解析し

元記事を表示

Goのアプリケーションをテンプレートから自動生成するCLIツール

## 作成したもの

**gogener**とは、テンプレートからGoのプロジェクトを自動生成するCLIツールです!
Chefのtemplateっぽく使えたらと思って作りました。

## 動作
![test](https://user-images.githubusercontent.com/21288308/70862524-d8b16200-1f80-11ea-812d-8ee6a92a140b.gif)

### モチベーション
新しくWebのAPIを作成する時に、
一から書くと時間かかって面倒臭いので、
テンプレートだけ作っておいて、いつでもプロジェクトを使えるようにしようとました

## どんなテンプレートがあるの?
テンプレートの取得には、gogener自身が持っている

元記事を表示

Hinemosについて

今回は統合運用管理のOSS Hinemosについて
調査してきました。

[HinemosのWebサイト](https://www.hinemos.info/)を参照させていただきました。

# Hinemosとは

統合運用管理ソフトウェアで下記の機能が行えるソフトウェアです。
・ログの収集、蓄積
・見える化・分析
・対応フローの自動化
などが可能な統合管理ソフトウェアで、自社サーバを管理されている方なども非常にありがたいOSSです。

HinemosはJavaで開発されているOSSで、
ライセンスはGNU General Public Licenseです。

# Hinemosの強み あらゆる環境に対応
物理環境だけでなく、仮想化やクラウドなどにも対応しており、
マルチプラットフォーム対応です。
また、収集、監視、自動化などといった多機能なため
極めていけば他のOSSとの連携もかなりの相乗効果が期待できます。

# Hinemosの導入事例
下記URLをご覧いただくと分かる通り、
様々な業種にご利用されております。
[Hinemos導入事例](https://www.hinemo

元記事を表示

Wordmoveにプルリクエストを出してみた。

## はじめに / これはなに?

この記事は、[Wordmove](https://github.com/welaika/wordmove/)というWordpress用のデータ移行ツールに、**プルリクエスト**を出してみた際の記録です。

※Wordmoveについては、以前このような記事を書きました。

– [wordmoveを使ってWordPressサーバのデータを開発機に再現](https://qiita.com/akiko-pusu/items/43d87896a518233d9503)

### とりあげること

ことの始まりから書くと長くなりますので、まずは端的に行ったことを。

– なぜこんなことをしたのか
– プルリクエストを出すまでの準備段階
– プルリクエストを出す際の工夫
– 返事をもらうまで
– コードレビューしていただいたこと

題材決めや、こういった活動の理由は後半に書きますので、もしご興味持っていただけたら、眺めて見てください。

– なぜWordmoveにしたか
– 取り上げる題材をどうやって決めたか

### とりあげないこと

– Wordmove

元記事を表示

OSSのライセンスについて、重要なところを拾ってみた

# はじめに

本題に入る前に、前提となることを記述しておきます。

## 結論
この記事の結論を先に書いてしまいます。
結論は以下です。

– GPLはソースコード開示が必要なコピーレフト型ライセンスである。

## 目的
目的は以下です。

– 原文のどこを見て判断できるかわかる

## 書いていないこと

– ライセンスごとの一覧
– インターネットには、「[ここ](https://docs.google.com/spreadsheets/d/1smp9rjunA2DeagL65gy2fqUC-7i-90gQZk2uJ81hE0M/htmlview?sle=true#gid=0)」のような、まとまっている素晴らしいものがあります。
– 一覧が見たければ↑を見ましょう。

## 読者の対象
読者の対象は以下です。

– ライセンスの原文を読みたくない人
– 使おうとしているOSSの利用条件のソースを知りたい人

## おことわり
前もって以下をおことわりしておきます。

– この記事はアジャイルに書いています。
– 常にリリース(投稿)を大事にしており、徐々に加筆してい

元記事を表示

OSSのライセンスについて、観点をまとめてみた

# はじめに

本題に入る前に、前提となることを記述しておきます。

## 結論
この記事の結論を先に書いてしまいます。
結論は以下です。

– コピーレフト型から生まれたものはコピーレフト型である。

## 目的
目的は以下です。

– OSSを扱うときに、着目すべき観点を明確にする。

## 書いていないこと

この記事に書いていないことは以下です。

– ライセンスの種類
– 各ライセンスの特徴

## 読者の対象
読者の対象は以下です。

– OSSを組み込んだ開発をしている人
– 自分自身

## おことわり

– この記事はアジャイルに書いています。
– 常にリリース(投稿)を大事にしており、徐々に加筆していきます。

# 本題

## 重要な用語を理解するために必要な用語

これ自体は、OSSのライセンスを読み解くのに必要ではありません。
が、重要な用語を理解するのに役立つであろう用語です。

### コピーライト

いわゆる「著作権」です。ここで説明する必要もないと思いますが、
簡単に言うと、「勝手に使わないでね!」っていうものです。

各自が作成したものは、著作権

元記事を表示

MITライセンスについて

# はじめに
今回はオリジナルアプリの制作で利用した「Foundation」・「Bootstrap」がMIT Licenseを適用されていたので、それをプロジェクトに反映し、githubでpushし、公開するまでの手順をまとめます。

## MIT Licenseとは?
そもそもMIT Licenseとはオープンソースを利用する上で守るべきライセンス(規約)のうちの一つです。
オープンソースについては「」の記事でまとめてあります。

## 適用の仕方

1、README.txtとLICENSE.txtを対象のプロジェクトのトップディレクトに作成する。

2、LICENSE.txtにイセンス文書を貼り付けて西暦と作成者を記載する。
 https://opensource.org/licenses/mit-license.php

3、README.txtにライセンスの説明書きを記載する。
 「This software is released under the MIT License, see LICENSE.txt.」

4、Githubにpushする。
 pushするとMIT LI

元記事を表示

Deno に signal handler の API を実装した話

Deno は [Node.js みたいなやつの新しいやつ](https://qiita.com/kt3k/items/e1647683ad08ff6b6e95)です.

この記事で signal と言っているのは, Ctrl-C を押した時にプログラムに送られる SIGINT や, kill コマンドを実行した時に送られる SIGTERM などの事です.

Deno は汎用の JavaScript 処理系を目指したプロジェクトですが, 最近までこのような signal をハンドリングする API がありませんでした. この記事はその API を自分が実装した話です.

# 発端

[deno勉強会4](https://scrapbox.io/deno-ja/deno%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A4) で @hashrock さんが, delectron という Deno で electron をやるというプロジェクトをやっていました. そのデモの中で, Deno には Ctrl-C や終了時の hook を取る手段がないので, プログラム終了時の後処理が出来なく

元記事を表示

Google Code-in 2019に参加した感想

僕は今年Google Code-in 2019に参加していました。
Googleからデジタル証明書が届いたので、これを記念に記事を書きたいと思います。

## Google Code-inとは

※以下Google Code-inはGCIと略します。

### 概要

公式Webサイトから引用します。

> Pre-university students ages 13 to 17 are invited to take part in Google Code-in: Our global, online contest introducing teenagers to the world of open source development. With a wide variety of bite-sized tasks, it’s easy for beginners to jump in and get started no matter what skills they have.

要約すると中高生をOSSの世界に引き摺り込むためのイベントです。
Google Summer

元記事を表示

OSSのFirefoxにコントリビュートしてみた話

初めてOSSにコントリビュートしました。Firefoxに挑戦してみました。

そのことについて書きたいと思います。

## きっかけ

[Google Code-inを通してOSSに興味を持つ](https://qiita.com/u7693/items/73bd8854d19ad344566b)が、やっぱり高い壁を感じていた。
そんな時にYouTubeおすすめ欄に有名なJust Do Itおじさんが出現。
「いまやらねばいつできる」ということでやってみました。

## やってみた

時系列で書きます。

### ドキュメントの確認とソースコードのダウンロード

[MDN Developer guide](https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Mozilla/Developer_guide)を軽く読み、ソースコードをダウンロードします。
MozillaのプロジェクトはMercurialで管理されています。[開発はGitでもできる](https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Mozilla/Develop

元記事を表示

SQLite3 : 新機能(3.31.0) Generated Column (生成列)を使ってみました!

MySQL, PostgreSQL で使用できる Generated Column (生成列) が SQLiteでも バージョン 3.31.0 (2020/01/22 リリース)からサポートされましたので使ってみましたのでレポートします。
Generated Column を使うと、(同じテーブル内の) 他の列の値を利用した計算結果を、特定の列に格納することが可能になります。Oracleの仮想列に近い機能だと思います。
今回は前半がリリース前のドキュメントのまとめ(ほとんど日本語訳!?)と、実際に使ってみての検証を書いてみました。

# Generated Column とは

Generated Column は同じレコードの他の列から計算結果を格納した列です。Generated Column は読み込み可能ですが、直接、値を書き込むことはできません。Generated Column の値を変更する方法は、Generated Column の計算で使用される列の値を変更するしかありません。

## 構文

構文的には、Generated Column は、”GENERATED ALW

元記事を表示

マストドン構築3日目 on AWS

# 経緯

前回書いた [マストドン構築2日目 on AWS](https://qiita.com/suwa3/items/eb4fe8303b1b720737fa) の続きです。

半年ほど前に AWS & Docker ド素人の状態から
なんとかインスタンスをたてて運用していました。

EC2の上にDockerで本番運用していましたが、だんだん辛くなってきたのでDockerから降ろすことにしました。
その作業ログです。

# 環境 / ツール
macOS Mojavi 10.14.6
AWS

# 参考にしたもの
マストドンGitHub
https://github.com/tootsuite/mastodon
公式ドキュメント
https://docs.joinmastodon.org/admin/install/

# サーバー内での作業

まずサーバーにsshログインします。

“`
$ ssh ubuntu@3.112.***.*** -i ~/.ssh/hoge.pem
“`

作業に入る前に、とりあえずrootユーザーになります。

“`
sudo su –

元記事を表示

簡単に投票を共有できるツールをOSSで公開したよ

# 何に使うためにつくったの?
チームのメンバーでブログのテーマを決めるため(結局間に合わなかったけど)

# URLは?
https://syukei-san.xyz/

# 使い方は?
1. 投票したい/多数決を取りたいデータを1行ごとに入力
1. 利用規約を読んで同意する
1. 出来上がったフォームをメンバーにシェアする
1. メンバーがフォームで投票する(一人が複数投票することはできません!)

# どの言語で作ったの?
nodejs

# github URLは?
https://github.com/newsdict/syukei-san.xyz/

# なんでテスト書いてないの?
急いで作ったのでテスト書いてないです。。。
もっと使う用途が出てきたら書いていこうと思います。

仕様を考えながら作る場合、テストコードどうしてるんだろう?

# いつ公開しはじめたの?
[7 Jul 2019](https://github.com/newsdict/syukei-san.xyz/commit/b4c76660a74046d9756fcbf1ca126078074224eb)

元記事を表示

【OSS貢献記録】emoji-martをReact 17に対応

前回のOSS貢献記録は[こちら](https://qiita.com/h6akh/items/0817a8ded6f1aeb09917)。

# はじめに
[emoji-mart](https://github.com/missive/emoji-mart)は、下の画像のように絵文字選択フォームを実現するReactコンポーネントです。
スクリーンショット 2020-01-25 9.12.47.png

このコンポーネントを実際に利用していたら、次のような警告文がJavaScriptのコンソールに表示されました。

“`
Warning: componentWillReceiveProps has been renamed, and is not recommended for use. See https://f

元記事を表示

OTHERカテゴリの最新記事