オープンソース調べOSS 2020年11月30日

オープンソース調べOSS 2020年11月30日

OSSライセンス遵守をよにり具体的にこ

はじめに
これまで依存関係にあるパッケージ等のライセンスを取得してくれるGitHub製のlicensedやこの他にも様々なライセンスチェッカーが開発されてきました。
特にlicensedはカバーされる範囲も広く個人的にかなり正確に取得してくれると感じていますが利用手順が多いということも挙げられます。
今回、3つの手順だけでこのようなライセンスチェック機能に加えライセンス遵守のためにするべきことを一つのテキストファイルにまとめて教えてくれるnpmパッケージを開発しました。(npmのみ対応)

doppelganger-license
https://medium.com/@hotmailyougo/folding-bikes-market-business-strategies-technological-innovation-trends-top-players-by-2030-c26cc68f9a69
今回開発したパッケージをdoppelganger-licenseと名付けました。
詳細はGitHub Repoに記載しています。
doppelganger-licenseは先述した通り

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OSSライセンス遵守をより具体的に

## はじめに

これまで依存関係にあるパッケージ等のライセンスを取得してくれるGitHub製のlicensedやこの他にも様々なライセンスチェッカーが開発されてきました。
特にlicensedはカバーされる範囲も広く個人的にかなり正確に取得してくれると感じていますが利用手順が多いということも挙げられます。
今回、3つの手順だけでこのようなライセンスチェック機能に加えライセンス遵守のためにするべきことを一つのテキストファイルにまとめて教えてくれるnpmパッケージを開発しました。(npmのみ対応)

## doppelganger-license

今回開発したパッケージをdoppelganger-licenseと名付けました。
詳細は[GitHub Repo](https://github.com/K-Rintaro/doppelganger-license)に記載しています。
doppelganger-licenseは先述した通り、依存関係にあるライセンスを取得しライセンス遵守のためにすべきことを具体的に教えてくれます。
これらの機能は全てプロジェクトファイル内のpackage-lo

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オープンソースライセンスと戦う

# オープンソースライセンス
Webシステムを開発する上でオープンソースなライブラリだったり、ビルドツールだったり、テストツールだったりは必ず使うことになると思います。
ライセンスで使う条件など記載されていますが、読んでも読んでも結局どうすればいいかわからなかったので、備忘として残しておきます。
# わからなかったこと
## MITライセンス
>
以下に定める条件に従い、本ソフトウェアおよび関連文書のファイル(以下「ソフトウェア」)の複製を取得するすべての人に対し、ソフトウェアを無制限に扱うことを無償で許可します。これには、ソフトウェアの複製を使用、複写、変更、結合、掲載、頒布、サブライセンス、および/または販売する権利、およびソフトウェアを提供する相手に同じことを許可する権利も無制限に含まれます。
>
上記の著作権表示および本許諾表示を、ソフトウェアのすべての複製または重要な部分に記載するものとします。

– 頒布:使用して作られたソフトウェアを渡すのは「頒布」にあたるのか?
頒布(原文: distribute)が普段使い慣れない言葉なので、しっくりきていないのもあります

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たった 1 行だけど OSS にコミットした

(記事内で用意したプレビューが YouTube 動画のため別リンクになっている点、ご了承くださいませ。([参考にさせていただいた記事](https://qiita.com/yoshiki_1122/items/959782e4a726c08bcf98)))

自身でやっているブログのテンプレート(Hugo のテンプレート)に不具合を見つけて「どうせだしプルリク送るかー」と思ってプルリクを送ったらマージしてもらえたときのお話です。

[こんなブログです](https://portfolio.fairy-select.com/posts/notes/introduction/)

## :bug: 見つけた不具合

![table-of-contents.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/486784/a4620b9b-0922-2f83-347a-200bff753ebd.png)

ブログの記事を PC で表示しているときに右側に表示されている `Table of Contents` の欄。

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オープンソースの可視化ツール 選りすぐりのTOP10

![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/614998/340915c0-ed86-9a9d-678d-80ac7cfaf4e9.png)

#はじめに
オープンソースのダッシュボードツールを検討する前に、まずダッシュボードとその有用性について学ぶ必要があります。

ダッシュボードは、主要業績評価指標(KPI)、ビジネス分析メトリック、インフラストラクチャの状態とステータス、および組織、チーム、またはプロセスのデータポイントを視覚的に追跡および分析することが出来る、データの可視化および管理ツールです。インタラクティブなデータを可視化することで、運用および分析のビジネスデータをチームに提示するために使用することができます。ダッシュボードは、上級管理職、経営幹部、エンジニアが目標を設定し、進捗状況を分析し、インフラストラクチャを監視し、適切な変更を実装するのにも役立ちます。特にダッシュボードを使用したインフラストラクチャの監視は、使用中のシステムの重要なメトリックを識別して記録するために

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AWS上でMoodleの環境を構築する方法

## Moodleとは?
Moodle(ムードル)は無料のオープンソースソフトウェアで、学習管理システム(LMS=Learning Management System)としての機能を備えています。Moodleを利用することで、インターネット上で講義コースを作成・運用することができます。また、資料配布・動画配信・フォーラム・小テスト・課題提出・フィードバックなど様々な機能があり、学習者の学習履歴を閲覧することも可能です。![スクリーンショット 2020-10-17 21.05.42.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/623708/a9578a88-8430-c2fc-1cd5-14104f6fa1cd.png)

## AWSを使ってMoodleの環境を構築する方法
### EC2でMOODLE入りのイメージを使うのが手っ取り早い
AWSのEC2(クラウド上の仮想マシン)を起動する時に、既にソフトウェアがインストールされているイメージを使うことができます。今回はAWS Marketplace

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OSS開発初めかた (Issueの見つけ方)

この記事は,東京大学工学部電子情報工学科・電気電子工学科(通称EEIC)の3年後期実験の一つである「大規模ソフトウェアを手探る」のレポートとして,書かれたものです。

# Issueの見つけ方
[「大規模ソフトウェアを手探る」](https://doss.eidos.ic.i.u-tokyo.ac.jp/)という実験で私たちの班はOSSのお絵かきソフトであるinkscapeを題材として選択し、バグを修正してマージするところまでできました。環境構築、バグの直しかたについては以下の概要記事から参照してください。
[Inkscapeを手探る](https://qiita.com/momoka_0122y/private/df19a0ff5a993514cc89)

inkscapeを題材にすると決めてから私たちは自分たちでInkscapeを触ってみて付け加えたい機能を探す他に既存のIssueをみて、自分たちにも解決できるバグが報告されていないか探しました。

## Issue 一覧
#### GitLab
Issue一覧は開発したいOSSの左側の項目一覧からIssueという項目から探すこと

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OSS管理ツール SW360 – オープンソースをオープンソースで管理しよう (1.2 日本語対応バージョンインストール編)

この記事はSW360のVersion 11以降のインストール方法を記載したものである.主に[このページ](https://github.com/eclipse/sw360/wiki/Deploy-Natively-11)を参照して書いている.

過去のバージョンについてはQiitaで別記事を書いているの以下を参考にしてほしい.

OSS管理ツール SW360 – オープンソースをオープンソースで管理しよう (1.1 新バージョンインストール編): 主にVersion 4 – 10
https://qiita.com/K-Hama/items/cd1c7f6e9e812bb8faf8 

OSS管理ツール SW360 – オープンソースをオープンソースで管理しよう (1.インストール編): 主にVersion 3
https://qiita.com/K-Hama/items/90a6105a16400ce3e718

またこの記事では,Nativeインストールの他に,Vagrantを利用したインストール,Dockerを利用したインストールについても紹介する.

今回用いた実行環境はUb

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OSS開発初めかた (GitLabにある本家にマージ)

> この記事は,東京大学工学部電子情報工学科・電気電子工学科(通称EEIC)の3年後期実験の一つである「大規模ソフトウェアを手探る」のレポートとして,書かれたものです。

# OSS開発初めかた (GitLabにある本家にマージ)
[「大規模ソフトウェアを手探る」](https://doss.eidos.ic.i.u-tokyo.ac.jp/)という実験で私たちの班はOSSのお絵かきソフトであるinkscapeを題材として選択し、バグを修正してマージするところまでできました。この記事ではGitLab上でOSSのIssueを直したMRが承認されるまでを書きます。環境構築、バグの直しかたについては以下の概要記事から参照してください。
[Inkscapeを手探る – Qiita](https://qiita.com/momoka_0122y/private/df19a0ff5a993514cc89)

また直したいバグがないけどOSS活動がしたい方はそれぞれのOSSのIssue一覧をみると良いです。[OSS開発初めかた (Issueの見つけ方) – Qiita](https://qii

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Inkscapeを手探る

> この記事は,東京大学工学部電子情報工学科・電気電子工学科(通称EEIC)の3年後期実験の一つである「大規模ソフトウェアを手探る」のレポートとして,書かれたものです。

[「大規模ソフトウェアを手探る」](https://doss.eidos.ic.i.u-tokyo.ac.jp/)という実験は,2–3人のチームで著名で大規模なOSSを1つ選んで,何か変更したり機能拡張したりするという実験です。 例年沢山の版画様々なOSSで開発をしています。例年のレポートは[こちら](https://doss.eidos.ic.i.u-tokyo.ac.jp/#reports)から確認できます。[2020年度レポートはこちら](https://doss-gitlab.eidos.ic.i.u-tokyo.ac.jp/doss/doss2020)

私たちの班はOSSのお絵かきソフトであるinkscapeを題材として選択し、機能拡張を目指しました。

– [Draw Freely \| Inkscape](https://inkscape.org/)
– リポジトリ:[Inkscape / inksc

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お堅い企業で働く人こそ読みたい「伽藍とバザール」

## 「伽藍とバザール」について

社内でSOC構築してみた③ #EXIST構築編

Existの構築に関する記事。
社内でSOC構築してみた① #EXIST概要編
社内でSOC構築してみた② #MISP構築編
社内でSOC構築してみた③ #EXIST構築編
社内でSOC構築してみた④ #EXIST設定編

構築に際して

EXISTを構築して思ったのが正直に難しいの一言でした。
これまでOSSのWebアプリケーションをインストールした際にはエラーが出ても検索をすれば解決しましたが、E

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初めてOSS貢献してみた

# はじめてOSSにコミットした…:v:

今回、 @ryo2132 さんが紹介されていた OSS の [type-challenges](https://github.com/type-challenges/type-challenges) というプロジェクトに興味を持ち、ほんの一部ではありますが 人生初めてのOSS活動を行いました!
内容としては未翻訳のページを見つけていって英語の原文を訳していくだけだったのだけど、結構良い影響があったので以下にまとめていきます。

![image](https://pbs.twimg.com/media/EkDBo9aUcAE3h9q?format=jpg&name=small)

#### コミット
https://github.com/type-challenges/type-challenges/commit/f9b3bb0b5f7e9095be840fe3cba154f6f0566693

## OSS活動から得られた良い影響

### 1. 自分の知らない文化を知れ、自身を見つめ直す機会になる

まずこの部分が大きいと思い

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メッセージングPF「Apache Pulsar」の使い方(サーバー編)

> [Yahoo! JAPAN Tech Blog](https://techblog.yahoo.co.jp/)向けに寄稿した記事を、会社の許可を得てこちらにも転載しています。
> [メッセージングPF「Apache Pulsar」の使い方(サーバー編)](https://techblog.yahoo.co.jp/entry/2020092430016844/)

こんにちは。ヤフー株式会社システム統括本部の坂本です。現在、私はオープンソースのメッセージングミドルウェアである[Apache Pulsar](https://pulsar.apache.org/)を社内向けの共通プラットフォームとして提供・運用するチームに所属しています。

私たちのチームでは、Pulsarを紹介する記事を過去4回にわたって連載してきました。過去の記事については以下をご覧ください。

1. [メッセージングPF「Apache Pulsar」の使い方(入門編)](https://techblog.yahoo.co.jp/entry/20200312818173/)
1. [メッセージングPF「Apache

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社内でSOC構築してみた④ #EXIST設定編

Existの構築に関する記事。
社内でSOC構築してみた① #EXIST概要編
社内でSOC構築してみた② #MISP構築編
社内でSOC構築してみた③ #EXIST構築編
社内でSOC構築してみた④ #EXIST設定編

※注意
本記事の設定関連について、EXISTを/opt配下にインストールしたことを前提に記載しています。

設定に際して

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会社の共用ライブラリをOSSで公開する時にGithubの設定でハマったこと

## 会社の共用ライブラリを公開しました。

弊社の広報・採用強化・Androidエンジニアへの貢献の一環として下記のライブラリモジュールを公開しました。
– https://github.com/arsaga-partners/AndroidViewExtensions
– https://github.com/arsaga-partners/AndroidViewModelExtensions
– https://github.com/arsaga-partners/AndroidGatewayExtensions

(鋭意改修中です!)

その際、githubで公開する際に3時間!ハマったことがありましたのでその共有の記事になります。

## github organization内のレポジトリの外部ユーザーのマージ権限について

会社内のレポジトリのmaster / developブランチにはブランチルールでマージに必要な条件を付けているので、
organization外部のユーザーからのマージコミットを弾く設定をしなければいけないものだと思い込んでしまったが、
そもそもorg

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経歴の浅いエンジニアがOSSにプルリクを送ってみた話

## EC-CUBEプルリクを送ってみた話

タイトルにもございますように、オープンソースソフトウェアであるEC-CUBEコミットしましたので、記したいと思います。

私は経歴1年半程度のエンジニアで「OSSコミッター」というと、いかにもツヨツヨでギークな方がやっているイメージが強かったのですが、こんな私でもできたので、少しでも多くの方がやってみようと思えるように、手順と心構えを記したいと思います。

## なぜEC-CUBEか
EC−CUBEとの関わりは業務で使用したことがきっかけです。
カスタマイズをしていた印象としては、[開発ドキュメント](https://doc4.ec-cube.net)があるため経歴の浅いエンジニアだった私にとって、お作法を学ぶ上でもいい題材であると感じました。

当時私よりも更に経験の浅いエンジニアにタスクの割り振りをしていた私は「このタスクはちょうどいいな、Aさんの勉強になる」と無意識に、経験を積む上でいい題材を選んでいることに気づきました。そこでEC-CUBEを使ったタスク集があれば、エンジニアを目指している人やエンジニアになったばかりの人が、実務で経

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Prometheus vs. Nagios

![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/614998/de3d9a02-d961-4c58-bcb1-e39dc577d159.png)

#Prometheusとは

![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/614998/e34ecac2-4d45-026c-890a-2d0301fd7c63.png)

Prometheusは、時系列データベースを中心に構築されたオープンソースのサービス監視システムで、クエリ、グラフ、組み込みのアラートのサポートに加えて、データを受信して保存できます。 ターゲットエンドポイントに接続してHTTP経由でメトリクスをリクエストするPrometheusは、メトリクスを一意の時系列の一部として識別する名前やタグでメトリックを定義できる多次元データモデルを提供します。 Hosted Prometheus by MetricFireでは、データを最大2

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社内でSOC構築してみた② #MISP構築編

Existの構築に関する記事。
社内でSOC構築してみた① #EXIST概要編
社内でSOC構築してみた② #MISP構築編
社内でSOC構築してみた③ #EXIST構築編
社内でSOC構築してみた④ #EXIST設定編

MISPについて

Existの構築の前に、データ取得先として必要なMISPの構築について、ここで簡単に説明します。
詳細については以下のサイトに詳しく記載されているので、ぜひ参考にし

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社内でSOC構築してみた① #EXIST概要編

Existの構築に関する記事。
社内でSOC構築してみた① #EXIST概要編
社内でSOC構築してみた② #MISP構築編
社内でSOC構築してみた③ #EXIST構築編
社内でSOC構築してみた④ #EXIST設定編

初めに

2020年のある日、自社内でSOCを刷新してみよう!という話になりました。
※SOC=Security Operation Centerの略

実際には24h/

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