オープンソース調べOSS 2021年01月11日

オープンソース調べOSS 2021年01月11日
目次

初めてOSSを作ってみて、そうだったの?と思ったことまとめ

# はじめに

~~コロナで家にいて暇だったので、~~初めてOSSを作って公開しました。

言語はTypeScript、環境はWebpack、IE11とCDNに対応、リポジトリはGithubです。
ブラウザ、nodejs、コマンドプロンプト、bashで動きます。

作ってみて、「これって実はこうなってたの?」と思ったポイントを共有します。
もし同じようなOSSの公開を検討されている方がおられましたら、ご参考いただきたくと思います。

## OSSについて

OSS(オープンソースソフトウェア)は、ソースコードが公開され、誰でも利用、改良、修正、再配布ができるソフトウェアのことです。

もし作ったOSSに興味があればこちらの記事をご参考ください。

NLP(日本語)で使えるJSのDateライブラリを公開しました
https://qiita.com/ShotaOki/items/5e4b02f795fbf88bf0b1

## CDNに登録する

たとえばjQueryを使いたいとき、htmlのヘッダにこんな風に書いていると思います。

“`html:index.html(jQueryをイ

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NLP(日本語)で使えるJSのDateライブラリを公開しました

# はじめに

NLPでDateを操作できるJavaScript向けのOSSを作って、githubとCDNに公開しました。

「…NLPって何?」と思われたかと思いますが、
「自然言語解析(Natural Language Processing)」のことです。

|区別|言語|
|—|—|
|機械が理解できる言語|マシン語(0と1の羅列)|
|人間が読み書きできて、機械も理解できる言語|プログラミング言語|
|人間が普段しゃべっている言葉|自然言語|

機械の言葉は人間には理解できず、人間の言葉も機械には理解できません。
だから、人間と機械の共通言語としてプログラミング言語ができました。

ですが、今は機械が人間の言葉を直接理解する場面が身近にあります。
たとえば、アレクサ、Siri、翻訳サイト、Google検索だってそうです。

【スマートスピーカーの場合】
人間が言葉で話しかける → 機械が理解 → 何か処理をする
オープン・データとオープン・ソースのライセンス

## はじめに

最近、オープン・データやオープン・ソース・ソフトウェアのライセンスについて聞かれることが多い。法務部に相談してくださいと言いたいところだが、情報をオープンにして行こうという素晴らしい動きなので、協力することにした。

オープン・データとオープン・ソースのそれぞれで使い勝手の良い(適した)ライセンスは異なる。定義が違うのだから当たり前と言えば当たり前だ。

それぞれについて簡単にまとめる。

なお、本記事は簡単なまとめなので、実際にライセンスに関わる場合は、法律の専門家に相談すべきである。

## オープン・データ

### 日本におけるオープン・データの定義

> 国、地方公共団体及び事業者が保有する官民データのうち、国民誰もがインターネット等を通じて容易に利用(加工、編集、再配布等)できるよう、次のいずれの項目にも該当する形で公開されたデータをオープンデータと定義する。
>
> 1. 営利目的、非営利目的を問わず二次利用可能なルールが適用されたもの
> 2. 機械判読に適したもの
> 3. 無償で利用できるもの

via. [オープンデータ基本指針](https

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CivicTechで山口県のITを盛り上げよう!

あなたの身の回りではデジタル化は進んでいますか?

デジタルに慣れているユーザーは、

身の回りで**非効率的なアナログ作業(例えば、手書き書類)**があると、

**「デジタルで作業できるようにしてほしい…」**

と頭を悩ませていることでしょう。

東京をはじめとした首都圏ではデジタル化が比較的進んでいる場所が増えてきていると思いますが、地方ではまだ進んでない所も多いのではないでしょうか。

私が住んでいる山口県も、あまりデジタル化が進んでいる県ではないと感じています。

それを裏付けるデータとして見つけてしまったのですが、**山口県はリモートワーク普及率全国最下位**らしいです :sob: :sob:
(2020年4月時点のデータなので、今はどうかわかりませんが)

[県内企業のテレワーク率は全国最下位](https://www.youtube.com/watch?v=SpvScnF7ONY&feature=emb_logo)
![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/28

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【2020年大晦日版】CentOSとRedhat、そしてオープンソースということ

# CentOS プロジェクト終了の衝撃

2020年12月、CentOS関連で気になるニュースがありました。

– [CentOSプロジェクトの創始者、「Rocky Linux」プロジェクトを立ち上げ | ZDNet Japan](https://japan.zdnet.com/article/35163796/)

個人的には、ここのところ Debian や Ubuntu を使用するのが殆どで `yum` なんて使ってない。ので Centos のリリースサイクルがちょっと変わったくらい、だろうと思っていた。大体、Fedoraが出た時点でおかしいだろ、と思って Ubuntuに渋々乗り換えた派だし。とはいえ、それだけではない模様で。。。

– [「CentOS」の開発方針変更–ユーザーの声、レッドハットの見方は | ZDNet Japan](https://japan.zdnet.com/article/35163736/)

なるほど、最新のCentOS 8は CentOS Stream に移行するからLTSサポートはCentOS 7までで打ち切り、と言われたら困る。。。やっぱりI

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OSSに貢献したくてOSSを自作した

# はじめに
2020年も終わりに近づいてますが皆さんはアドベントカレンダー書きましたか?僕はまだ枠を2つ埋めてないのでこのポエムを書いています。12月の最初にアドベントカレンダーのネタを作ろうと思い、これを期にOSSに貢献しようと思い立ちましたが、なんだかんだあってOSS(といっても簡単なCLIですが)を作ることになりました。

# TL;DR
OSS貢献しようとするアクションは勉強になります。特に普段使っているライブラリやツールに対して機能を追加しようと考えた時に既存の機能でできないかちゃんと調べてみたり、実装を理解しようとするからです。しかし、使っているライブラリやツールは比較的スター数が多いものを使うと思うので、その点で言えば簡単に貢献できるかと言うとタイミングによる部分が多いなと感じました。

なので、ネットで見かけるOSS貢

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放置されたクレートをなんとかする

# はじめに

この記事は [Rust 3 Advent Calendar 2020](https://qiita.com/advent-calendar/2020/rust3) の24日目です。
最後1つ埋まっていないのは気になるので埋めておきます。

Rustのクレートは比較的よくメンテナンスされている印象ですが、やはり放置されたクレートというのも時々見かけます。十分枯れていて問題なく動いているならいいのですが、放置された結果コンパイルが通らなくなっているような場合は困ってしまいますね。そういったクレートに対して個人的にやっている対処法を書いてみます。

## Pull Request(PR)を送る

最初にやるのはPRを送ることです。放置されているように見えて、PRを送るとすぐにマージしてくれる場合もあります。特定のプラットフォームでコンパイルエラーになるようなケース(特にWindowsはケアしてる人が少ないです)は、単に作者が気づいていないだけ、ということも多いです。

## メールを送る

PRを送っても反応がなく、他の人のPRもたくさんたまっている状態であることもあります。

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PRだした use-query-params

# マージされた
https://github.com/pbeshai/use-query-params/pull/139

# かんそう
[前回のDenoへのPR](https://kajirikajiri.netlify.app/20201129205614/)はgood-first-issueというやつでPRだしてみようぜ!みたいなやつだった
それでも結構びびってたし、[実際マージされなかった](https://kajirikajiri.netlify.app/20201206000530/)けどPRのだしかたを覚えることができた
いつも仕事で出すPRだとmasterからブランチを作りmasterにPRをだすというかんじ
けど、今回はforkして、ブランチを作りfork元にPRをだした。

**いつもの**
original-repository/master ← original-repository/develop

**今回**
original-repository/master ← forked-repository/master

一旦フォークして、自分のリポジトリに

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最高のコントリビュート先の見つけ方、そしてコントリビュート をするまで【OSSに初めてコントリビュートしたい方へ】

# 最高のコントリビュート先の見つけ方
### コントリビュートできるOSSをGithubのTopicsから探す
https://github.com/topics

### 翻訳の案件を探す

Home

### OSSの初心者向けのissueを見つける
https://github.com/ユーザー名/レポジトリ名/contributeで調べると、
このレポジトリでの、初心者向けのissue(good first issue)を見つけることができます!

下はchart.jsというライブラリのgood first issueの例です
https://github.com/chartjs/Chart.js/contribute

# コントリビュートの仕方
ここでは、githubのdocsのレポジトリに対してコントリビュートしたい場合を想定します。
https://github.com/github/docs

### forkする
![スクリーンショット 2020-12-25 17.47.25.png](https://qiita-imag

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Git/GitHubを独習してきたので、ここらで「正常系」についてまとめようとおもった。

### 背景とねらい

Git/GitHubを(いまさらながら)独習してきて、理解を進めるために、「正常系」についてまとめようとおもった。

正常系については[「システム設計の法則(正常系と異常系についての一般論)」](https://qiita.com/hann-solo/items/8037752ac8c3833d7b56)にて。

– Git/GitHubの「正常系」を整理
– OSS開発の「作法」で「わからないところ」を特定

ができればとおもう。

### Git/GitHubの基本ユニット

全体を通じて、Git/GitHubの構成は、この基本ユニットが念頭にあるとおもわれる。「**ようするにぜんぶ、コレの応用/組み合わせだ!!**」と念じれば、頭がスッキリする(とおもう)。

以下、簡略化のために「→」の「com

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作りながら学ぶ!SwiftPackageManagerでOSSを公開しよう!

# はじめに

この記事は [iOS Advent Calendar 2020](https://qiita.com/advent-calendar/2020/ios) の 24 日目の記事です。
昨日は[アイカワ](https://qiita.com/kalupas226)さんの[「Numbers API を利用した実践的なアプリで学ぶ SwiftUI(UIKit) + TCA」](https://qiita.com/kalupas226/items/fb67003d43df8ad057f7)でした。

今年初めて自分でライブラリを作ってOSSとして公開しました!
SwiftUIでニューモフィズムというデザインを表現できるライブラリです。
ありがたいことに、現在スターが120以上いただいております。
https://github.com/tsuzukihashi/NeumorphismUI

こちらはSwiftPackageManager(SPM)というライブラリの管理ツールに対応しています。
SwiftPackageManager(SPM)は他のライブラリ管理ツールに比べ、とても簡

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cymelの紹介

メリークリスマス!
Maya Advent Calendar 2020 最後の記事は、一般技術の紹介じゃなくて恐縮ですが、拙作のオープンソース Python モジュール cymel の紹介です。

#cymelって何?
cymel とは、皆さんご存知の pymel の置き換えになる、Maya の Python プログラミングを助けるモジュールです。
本家 pymel ほど高機能にはせず、謙虚で[^1]、小さく軽く高速で、それでいてノードやアトリビュートの扱いを簡単にするという主目的には十分な機能を提供します。

詳しいことは以下のドキュメントに記載されていますが、この記事で興味を持ってもらえるように、ざっくり紹介していきたいと思います。
https://ryusas.github.io/cymel/ja/index.html

cymel の「c」は C++ の c です。コアは C++ で実装し、高速に動作させることを狙っています。
現在はフル Python で書かれたプレビュー版ですが、現段階でも非常に軽量です。
フル Python 版の完成後、今(2020年12月現在)は作業は

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OpenChain仕様適合を宣言した企業 / OpenChain Conformant Companies

— English follows Japanese text —

こんにちは。富士通株式会社の大崎 雅行です。
OSS(Open Source Software)を利用する際に重要となる、OSSライセンスのコンプライアンスに携わっています。

本記事では、OpenChainの仕様適合を確認し(自己認証・第三者認証)、OpenChainプロジェクトに対し適合を宣言した企業について、簡単に紹介します。
#OpenChain仕様について
渡邊 歩さんの[1日目の記事](https://qiita.com/AyumiWatanabe/items/3bbb47d6f14205f78acc)で紹介があったように、OpenChain仕様は、組織がOSSコンプライアンスの遵守体制を構築する際の要件を規定するもので、Linux Foundation配下のOpenChainプロジェクトが取りまとめています。

OpenChain仕様は、以下のように約1年ごとに改版されており、最新版は2.1です。[3日目の記事](https://qiita.com/t-osk/items/587c2a7ed9c12

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Laradockをちょっと便利にするコマンドラッパーを作った

この記事は[個人開発 Advent Calendar 2020](https://qiita.com/advent-calendar/2020/private-development)の23日目です。

# TL;DR
Laradockをちょっと便利にするコマンドラッパーを作りました。
https://github.com/ngmy/laradockctl

# 背景
WebサービスやOSSを開発するときはDockerを使うと開発マシンが汚れないので便利ですね。
私はもっぱらPHPで開発しており、また一からDockerで開発環境を構築する時間もないので、開発環境は[Laradock](https://laradock.io/)のお世話になることが多いです。
LaradockはPHPの開発に必要なもの全部入りのDocker環境で、PHP界隈ではおなじみのツールです。

そんなLaradockですが、使っていて個人的に不便に感じる点があります。

# Laradockを使っていて個人的に不便に感じる点
## 1. どのコンテナを起動すればいいのか忘れる
「このWebサービスではnginxコ

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【Vue.js】はじめてのOSS -OSS初心者がコントリビューターになるまで-

## はじめに
本記事はOSS初心者(というかはじめて)の私がVue.jsでコントリビューターになるまでのお話です。
(※2020/12/21現在、PRを出している最中なのでm、厳密にはコントリビューターではありません。笑)

## きっかけ
単純に英語を勉強したいな、と思っていたのと、OSSってコードのメンテナンスや機能開発以外にも道があるので、ゴリゴリにコードかけなくてもOSS参加できるよ!ということと、ゴリゴリにコード書くだけがエンジニアの価値じゃないよ!ということを伝えたかったのでチャレンジしてみました。

## 何をやったか
平たくいうと、Vue.jsのドキュメントの翻訳をやりました!

Vue.jsは2020年9月にVue 3.0.0がリリースされ、Vue.jsのコミュニティ内(Slack内)で翻訳されてないものがある、ということだったので覗いてみたところ、分量も多くなく、Google 翻訳やDeepLなども使って良いということだったので、チャレンジしてみました。

## OSSコントリビュートまでの手順
言語やライブラリ、フレームワークによって違うと思いますがVue.j

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かしこい検索システムを作れるOSS「Jina」を使ってみた!

# はじめに

昨今、深層学習技術の発展にはめざましいものがあります。
自然言語の単語や文の意味を捉えた類似検索や質問応答であったり、画像の内容に関する説明文の生成であったりと、ワクワクさせるものが日々登場しています。
それらの技術を使ってよりかしこい検索システムを作ることができれば、これまでうまく活用されていなかったデータの活用促進につながり、より生産性を上げられるのではないかと妄想する毎日を送っていました。
しかし、一からそのような検索システムを構築するのは非常に困難です。
そのため、なかなか一歩を踏み出せずにいたのですが、最近面白いOSSを見つけました。
その名も [Jina](https://github.com/jina-ai/jina) です。
(発音は公式動画等を見る限り「ジーナ」のようです)

今回は、このJinaについて簡単に紹介しつつ、デモを動かしていきたいと思います。

# Jinaって何?

Jinaは、[Han Xiao氏](https://hanxiao.io/)[^1]によって2020年に立ち上げられたベンチャーである[Jina AI](https://j

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Laravel製のオープンソースWebDB『Exment』が正式リリース2年なので、これまでとこれからをまとめてみた

こんにちは。株式会社カジトリの佐藤と申します。
オープンソースなWebデータベース、『[**Exment**](https://exment.net/)』の企画立案、開発、営業、統括を行っています。

Exmentは、2019年1月に正式版をリリースし、そろそろ2年が経過します。
この2年間で、さまざまな企業・組織に使っていただきました。
それに伴って、多くの方々からのフィードバック、改善案、ときには不具合報告をいただくことによって、この2年間で、非常に成熟したソフトウェアに育ってきました。心から感謝です。

また、ビジネスとしても少しずつ、結果が出てきました。
投資額と時間を完全リターンできるほどの結果はまだまだですが、それも実現可能なソリューションであることの確信はしています。

一方で、課題や壁も、もちろんいくつか出ていています。
中には、オープンソースならではの壁や苦労もあり、日々対応策を練っている所です。

前回の記事から、およそ1年が経ったということもあり、改めて記事をまとめていくことにしました。(良ければ、[**前回の記事**](https://qiita.com/hir

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Flash Advent Calendar 19日目 – OSS活動で得られた事 –

今日は休日なので小休憩もかねて
OSSで得られた経験などについて書きたいと思います。

# ソースが公開される

OSSなので当たり前ですが、自分の実装したソースが誰でも見れる場所に公開されます。
OSSを始める最初の障壁なのですが、一番敷居が高い障壁でもあると思います。

自分の場合は、誰にどのように評価されても
ありがとうございます!っという気持ちと
頂いた意見を全てプラスの言葉に変換して実装に反映する!!
たとえどんな失敗があっても訂正すれば良い!!
っという強い気持ちを持ってメンテナンスを行いましたw

このメンテナンスする作業が一番スキルアップに繋がったと思います。
肝も座りますw

# ネットでみていた有名・優秀な方達から意見がもらえる

実装するのに参考にしてるサイトの会社・個人の方
国内・国外問わずOSSで有名な人達からの意見や知識がいただけます。
本当に多くの方から沢山の事を学ばせて頂きました。
これは、OSS活動した事で得られたとても貴重な体験だと思っています。

直接・間接的に教えていただいた事は全てとても貴重な体験で
エンジニア業を行う上で、凄く支えになる体験

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OSS個人開発のモチベーションを高める方法〜金銭的な収益を得る(寄付をもらう)〜

# 個人サイドプロジェクトで開発しているもの
個人のサイドプロジェクトとして、こちらのソフトウェアを作っています。
VSCode用Emacsキーバインド拡張です。
[Awesome Emacs Keymap](https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=tuttieee.emacs-mcx)

[![Awesome Emacs Keymap logo](https://github.com/tuttieee/vscode-emacs-mcx/blob/master/images/icon.png?raw=true)](https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=tuttieee.emacs-mcx)

Visual Studio Marketplace: https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=tuttieee.emacs-mcx
GitHub: https://github.com/tuttieee/v

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オープンソースを開発し続けて得たもの

 自分のGitHubのファーストコミットの時期を確認したら2014年だった。私はその時からオープンソースを作って来たんだなと改めて認識した。もう7年近くやっているのかという感慨もあれば、同時にまだ7年しかやってないのかという思いもある。

 まぁ、この7年という月日が自分にとって長いのか短いのかは置いておくとして、**オープンソース開発を通じて私が得られたもの**を、開発したプロダクトと一緒に紹介していこうと思う。

## まずは何よりも英語力

 私が全世界向けにオープンソースとして配布した処女作プロダクトが、WordPress用プラグイン「[Custom DataBase Tables](https://wordpress.org/plugins/custom-database-tables/)」通称「CDBT」だ。自身初のWordPressの公式プラグインで、コンセプトとしてはWordPressの管理画面にphpMyAdminやAdminerのようなデータベース管理ツールを実装しようとしたものだ。今思い返してみると、WordPressプラグイン開発者として駆け出しだったのに、よく

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