Go関連のことを調べてみた2023年01月30日

Go関連のことを調べてみた2023年01月30日

gRPCに関して簡単にまとめてみた

# 初めに
業務でgRPCを使用する機会があったので学習した内容をアウトプットのため投稿します。
プロトコルバッファに関しては[こちらの記事](https://qiita.com/shint_1/items/f7e9bf03f6b4033ba008)でまとめています。
また、使用する言語はGoを選択しています。

# gRPCとは
gRPCとは、クライアントがサーバーのメソッドを呼び出して通信することができるRPC(Remote Procedure Calls)です。
HTTP/2を使用し、デフォルトではProtocol BuffersをIDL・データのエンコーディングとして用います。
クライアントはスタブというものを用いてサーバーのメソッドを呼び出します。
HTTP/2の使用や通信データのバイナリ化などを用いることで高速な通信が可能です。
下図のようなマイクロサービスで用いられることが多いです。

###### 図

![スクリーンショット 2023-01-08 18.16.35.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.ama

元記事を表示

Golangのgoto文に関して

### Golangのgoto文に関して興味を持った背景
[こちらの記事](https://www.includehelp.com/golang/goto-aptitude-questions-and-answers.aspx)でコーディングテストの勉強をする際に、恥ずかしながら初めてgoto文を知ったのでこちらの記事でまとめようと思います。
### 具体的にgoto文が使われている箇所
実際にgolangのgithubを覗くと、[こちらの箇所](https://github.com/golang/go/blob/master/src/math/rand/rand.go#L188)などで使われているようです。
“`rand/rand.go
func (r *Rand) Float64() float64 {
// A clearer, simpler implementation would be:
// return float64(r.Int63n(1<<53)) / (1<<53) // However, Go 1 shipped with // return floa

元記事を表示

DDDとは?GOとは?って状態からAPIをつくってみた

# はじめに
Goは未経験。クリーンアーキテクチャは引き継いだプロジェクトで経験したけどよくわかっていない。(引き継いだクリーンアーキテクチャもちょっと読んだ記事とは違う実装をしている気がする。)
MVCはRuby on Railsや.net core MVCで経験あり。
最近、GoでAPIをDDDで開発するという話を耳にすることがあったので、興味を持って試しにやってみた。その時のメモと感想です。

# DI

DDDに入る前にDIをある程度理解していないと挫折する・・・らしい。ので、DIを理解する。
DIを使うことのメリット。

* 外部のDBに依存しないので、変更に強くなる
* ユニットテストがしやすくなる
* 単にコーディングがしやすくなる

そうなんだろうなぁと思う。ただ、チーム開発ではなく一人PJや少数で人の入れ替えのないPJなんかだとあまりメリットを想像できない。
インタフェースを使う側が実装オブジェクトを意識しないで実装できるのは確かだけど、一人PJだともちろん関係ない。実装オブジェクトを意識してる。
ユニットテストがしやすくなるは、その通り。・・・なんだけど、実際のPJ

元記事を表示

デメテルの法則をGoで確認する

### デメテルの法則 is 何
* ソフトウェア設計の一つのプラクティス
* 英語では`Law of Demeter(LoD)` 。最小知識の原則とも。
* 「尋ねるな、命じろ(Don’t ask,tell)」と言い換えることができる
* 部品を使う側は、使われる側の細かい事情を知らなくても使えるようにする、ということ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%A1%E3%83%86%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

### デメテルの法則に反している例
* あえて使われる側(部品側)のコードは記載していません
* 使う側の気持ちになって処理を確認してみる
“`go
package main

func main() {
// …省略

// 勇者パーティーを生成する
party := NewParty(members)
if len(party.members) > 0 {
// もしパーティーメンバーが一人以上いたら、画面表示用のメンバーを取得する

元記事を表示

Goでローカルパッケージを使う

## 前提
Goでサイト上のパッケージを参照はできたがローカルパッケージ参照に苦戦したのでメモを残します
間違いなどありましたらご指摘いただけるとうれしいです

まずgithubなど外部サイトからimportする方法

例:Githubリポジトリからimport
“`terminal
go mod init github.com/username/repo
“`

## ローカルパッケージ使用の手順
1. ルートのgo.modにreplaceを書く
2. 読み込みたいフォルダ内にgo.modを作成
3. importする
4. `go mod tidy`実行

## 1. ルートのgo.modにreplaceを書く
読み込みたいフォルダへのパス・適当なパッケージ名を書く

“`go.mod
# replace 適当なパッケージ名 => 読みたいフォルダへのパス
# これで”hoge”でimportできる
replace hoge => ./fuga
“`

## 2. そのフォルダにもgo.modを作成
この場合fuga内に作成
中身は空でOK

##

元記事を表示

Google Cloud Platform, Cloud FunctionsでつくるLINE Bot(3)

[前回](https://qiita.com/hsmtkk/items/eef172ae7aa2bce83673)にオウム返しBotの最低限の機能を実装しました。
しかし、今の実装ではLINEプラットフォーム外からのアクセスも受け入れてしまう問題があります。
LINEプラットフォームからのアクセスだけ処理するように実装を改善します。

# 実装方針
[署名を検証する](https://developers.line.biz/ja/reference/messaging-api/#signature-validation)のとおり、以下の値が一致することを確認します。
不一致の場合には、処理を中断します。

1. HTTPヘッダー `x-line-signature` の値
1. ダイジェスト値

– ダイジェスト値 の計算式は以下のとおりです。
“`
Base64(HMAC-SHA256(リクエストボディ、チャネルシークレット))
“`

– LINE Developersのコンソール画面でチャネルシークレットを入手できます。
– チャネルアクセストークンと同様に、Secre

元記事を表示

Google Cloud Platform, Cloud FunctionsでつくるLINE Bot(2)

[第1回](https://qiita.com/hsmtkk/items/ffea53fdae25cb50eddc)でCloud FunctionsとLINE Botを作成し、Cloud Functionsにログの出力されることを確認しました。
第2回では受信したメッセージをそのまま返信する機能(オウム返し)を実装します。

# 完成イメージ

![line-parrot.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/1950110/4747a1f0-71aa-d6b1-59fa-64482a76d1e0.png)

# メッセージを受信する

受信するWebHookは以下のようなJSONになっています。
[Messaging APIリファレンス](https://developers.line.biz/ja/reference/messaging-api/#message-event)も参考にしてください。

“`json
{
“events”: [
{
“so

元記事を表示

Google Cloud Platform, Cloud FunctionsでつくるLINE Bot(1)

Google Cloud Platform(以下GCP)のCloud FunctionsでLINEのBotを作成します。
プログラミングにはGo言語を使用します。
以下、全4回の予定です。

1. (本記事)LINE BotとCloud Functionsの作成
1. [オウム返しBot](https://qiita.com/hsmtkk/items/eef172ae7aa2bce83673)
1. [セキュリティ強化](https://qiita.com/hsmtkk/items/9dc31403ebdf1f11a0b1)
1. セッション管理(BMI計算Bot)

第1回の目標は以下の通りです。
– Cloud Functionsを作成する。
– LINE Botを作成する。
– Cloud Functions側でアクセスログの出ていることを確認する。

# Cloud Functionsを作成する

HTTPリクエストをログに出力するだけの簡単なCloud Functionsを作成します。
[Cloud Functionsのチュートリアル](https://cloud.googl

元記事を表示

【Go言語】コマンドについて

こんにちは。
新卒入社3年目文系出身のエンジニアです。
今回は、goのコマンドについてお話していきたいと思います。

#### 環境変数の確認
このコマンドを入力すると、goファイルの環境変数を一覧で表示してくれます。
“`
go env
“`
また、環境変数を何かしらの値で変更したいときは、以下のコマンドを使用します。
“`
go env -w 変更したい環境変数名=値
“`

#### ソースコードの整形
インデントの乱れがあるファイルに、「go fmt」を入力すると、
綺麗にコードが整形でき、大変便利です。
“`
go fmt 実行したいファイル名
“`

#### テスト実行
「go test」を入力すると、テスト結果が返ってきます。
「go test -v」を入力すると、テストの結果がさらに詳しく表示されます。
“`
go test
“`
“`
go test -v
“`

#### モジュール関連
開発の最初に以下のようなコマンドを入力します。
“`
go mod init モジュール名
“`
以下のように、go.modというファイル名が出来上がり

元記事を表示

【Go】http.Handlerとか色々整理

## はじめに

Goを学習していると、HandleだとかHandlerだとか色々出てきて混乱するのでその整理。

## 早見表

| 名称 | 分類 | 概略 |
|:-|:-:|:-|
|http.ListenAndServe|関数|プログラムをWebサーバーとして起動|
|http.Handler|インターフェース(型)|ServeHTTPメソッドを持つ|
|http.Handle|関数|Handler型の関数をパターンに応じて実行する|
|http.HandleFunc|関数|func(ResponseWriter, *Request)型の関数をパターンに応じて実行する|
|http.HandlerFunc|型|ServeHTTPメソッドを持つ|
|(f HandlerFunc) ServeHTTP|関数|fを実行する|

## ハンドラーって何?

ドキュメント等を読んでいると頻繁にハンドラーという言葉が出てくるが、これはHTTPリクエストに応じてHTTPレスポンスを返す関数。
GoではServeHTTP(ResponseWriter, *Request)という関数のことであ

元記事を表示

[]byte(“a”, “b”, “c”) でエラーがでる理由わかる?正しい書き方は?

## やりたいこと

文字をバイト型のスライスに入れたいのですが、`[]byte(“a”, “b”, “c”)` はエラーがでます。

“`
too many arguments in conversion to []byte
“`

ふむふむ。引数が多いのか。。
エラーにある通り引数を一つにすればエラー回避できるのですが、どういう仕組みなのかを見ていきましょう。

## `[]byte(変数)` ← 丸いかっこ と `[]byte{変数}` ← 波状のかっこ の違い

### 丸いかっこを使う「型(変数)」は、型変換をする

丸いかっこを使う「型(値)」は、型変換を行う表現です。
(記事にしているのでよかったら見てください。? )

https://qiita.com/yNavS4Ki/items/58dd2771ffa5effa4a40

なので、`[]byte(変数)` は、() 内の変数を、バイト型のスライスに変換する表現になります。

なので、複数の値を渡すのではなく `[]byte(“abc”)` とすれば、エラーはなくなります。
→ string 型 “abc” を

元記事を表示

[Go] 型変換 & 型アサーション の使い方がすぐに思い出せない場合は、こちらから公式サンプルページへ

## 型変換 (Type Conversion)

変数v, 型T があった場合、T(v) は 変数v を T型へ変換します。

“`go
i := 42 // int

// 型(変数) で型変換
f := float64(i) // float
u := uint(f) // uint
“`

A Tour of Go のページ

https://go-tour-jp.appspot.com/basics/13

The Go Programming Language Specification のページ

https://go.dev/ref/spec#Conversions

## 型アサーション (Type Assertion)

インターフェース型i を 型T に変換

“`go
// t, ok := i.(T)

var i interface{} = “hello”

s, ok := i.(string) // s は string 型 で “hello” を保持
fmt.Println(s, ok)
“`

A Tour o

元記事を表示

モンテカルロ法で円周率を求める場合の考え方メモ

勉強会で[問題解決のための「アルゴリズム×数学」が基礎からしっかり身につく本](https://gihyo.jp/book/2022/978-4-297-12521-9)を読んでいる。
モンテカルロ法の節が一回では理解できなかったのでメモ。

## モンテカルロ法とは

– 数値計算の手法の一つ。
– ランダムな数を使う。
– [ジョン・フォン・ノイマン](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%B3 “ジョン・フォン・ノイマン”) が名付けた。
– モナコ公国の都市モンテカルロから取った。
– カジノで有名な都市とのこと。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%AD%E6%B3%95

## 考え方
– 辺の長さが1の正方

元記事を表示

Goに入門してみた(自分用学習メモ)

会社でなんかGOやるかもしれない…という話を聞き
個人的にも気になってはいたので(シングルバイナリのプログラムをクロスコンパイル出来るという部分)
入門してみることに

# まず、GOとはからググることに(Wikipediaを読んでみよう
https://ja.wikipedia.org/wiki/Go_(%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E8%A8%80%E8%AA%9E)
> Goはプログラミング言語の1つである。Googleにおいて2009年~~設計された
> マスコット・キャラクターはGopher(ホリネズミ)

あのキャラクター、「Gopher」というらしい

>言語の正式名称はGo

GOでもgolangでもなく「Go」だそう

# ふーんって感じなので、まずは基本を学んで見る
https://go-tour-jp.appspot.com/welcome/1

## packages
goのプログラムはパッケージで構成される
プログラムのエントリポイントはmainパッケージ(mai

元記事を表示

2023年だし日本語勉強する

# あけましておめでとうございます(*1)

2023年が明けました!素数の年ですね!(大嘘)

最近勉強をさぼりがちなので、本からインプットを受ける題材でプログラムを組んでみる。
去年影響を受けたのが

+ ゆる言語学ラジオ
+ ずんだもんのRTA

なので、「日本語xずんだもん」に関する物とする。今回は会話の相手をずんだもん化させる。

zundamon
著作権が怖いので、ぼかしてます

会話の中に組み込むシステムなので会話の真ん中にシステムが来るイメージ。

“`mermaid
sequenceDi

元記事を表示

gRPCに入門してみた

## 参考ドキュメント
– https://developers.google.com/protocol-buffers/docs/overview
– https://grpc.io/docs/languages/go/quickstart/

## 必要なツール
– golang
– 1.19.2
– cli
– protobuf
– goenv
– go module
– [google.golang.org/grpc](https://github.com/grpc/grpc-go)
– goのgRPCの実装
– [google.golang.org/grpc/cmd/protoc-gen-go-grpc](https://github.com/grpc/grpc-go/tree/master/cmd/protoc-gen-go-grpc)
– goのgrpcコードの生成ツール

## 環境準備

“`sh
$mkdir $WORKSPACE
$cd $WORKSPACE
$brew install protobuf
$goenv loca

元記事を表示

【Golang】プロセカのリザルト画像からスコアをまとめるプログラムを作った話

# はじめに

 どうも、Shakku です。
 都内某高専の情報科2年生です。(2023/1/25時点)
 バックエンドのエンジニアを目指すべく、Go言語を個人でお勉強中です。
 今回はじめてQiitaの記事を書いてみるので、誤字脱字や変なところがあると思いますがお許しを…

# 制作経緯

 普段[プロセカ](https://pjsekai.sega.jp/)をプレイしていて、楽曲ごとの良かったリザルトを見返したいなーと思った時がよくあります。

>
>惜しかったリザルト

 スクリーンショットを撮ったりTwitterに投稿したりはよくしますが、昔に出したリザルトを振り返るときはちょっと面倒なんですよね。
 また、ゲーム内の機能ではキャラ育成面でのハイスコアしか振り返れません。

 そこで、Go言語の勉強も兼ねて、

元記事を表示

goqu – SELECT 編

## 概要

* [goqu package – github.com/doug-martin/goqu/v9 – Go Packages](https://pkg.go.dev/github.com/doug-martin/goqu/v9)
* [doug-martin/goqu: SQL builder and query library for golang](https://github.com/doug-martin/goqu)

goqu は SQL ビルダー。
SQL 文を動的に生成したいときに便利。

## 基本

~~~go
package main

import (
“fmt”

“github.com/doug-martin/goqu/v9”
)

func main() {
sql, params, err := goqu.From(“user”).ToSQL()
fmt.Printf(“%s %v %v”, sql, params, err)
}
~~~

以下の SQL が生成される。

~~~sql
SELECT * FROM “user”

元記事を表示

Microsoft AzureでGo + Gin + GormのWebアプリケーションをデプロイする

# あらすじ
Microsoft Azureを使用したGo + Gin + GormのWebアプリのデプロイができたので、メモ程度に書き込みます。

## 環境
・Mac OS
・Microsoft Azure
・Visual Studio Code

# Microsoft Azure操作
## アカウントの作成、またはログイン
[Azure公式サイト](https://azure.microsoft.com/ja-jp/free/search/)でアカウントの作成、またはログインを行う。

## Webアプリの作成
[Webアプリ]の[作成]を選択
![Screen Shot 2023-01-23 at 22.00.12.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/3039114/66457293-08e3-4065-8fc9-1361014f27d5.png)

[基本]画面の各種項目設定後、[確認および作成]ボタンクリック後、作成
例)
![Screen Shot 2023-01-23 at

元記事を表示

Go言語でLVMを操作して、論理ボリュームやスナップショットを作成

Linux の 仮想化ソフトウェア Libvirt/KVM を利用する時に、ネットワークの仮想化では Open vSwitch (OVS) があり、ストレージの仮想化は Logical Volume Manager (LVM) を併用すると便利な環境が作れる。これは仮想化環境で利用するために、LVM を Go言語で操作する方法について検討したメモである。

## LVMの概要とスナップショットボリューム

LVMは、外部ストレージ装置の助けを借りずにLinux OS で、ディスクドライブの2重化 や RAIDアレイ を構成する機能を提供して、ドライブなどのハードウェアが故障した時に、保存したデータを失う事態を回避することができる。さらに、論理ボリュームのある時点の状態を固定化したスナップショットを作成することができる。このスナップショットボリュームを更新しても、元になった論理ボリュームのデータが変更されることは無い。スナップショットの元になったオリジンボリュームに変更を加えても、スナップショットボリュームの内容が書き換わることが無い。

そのため、スナップショットは、バックアップ、テ

元記事を表示

OTHERカテゴリの最新記事