Go関連のことを調べてみた2023年08月01日

Go関連のことを調べてみた2023年08月01日
目次

【Go】ログイン機能でウェブアプリを作ってみる(6)

こんにちは。

Part 6は仮登録 /auth/register/initial (2)の解説についてです。

## 今回の目標

– ユーザーの仮登録を実装する!

前回まではentity, repository, usecaseを作成しました。
今回はその残りです。

## 仮登録機能の確認
作業を行う前にもう一度それぞれの内容を確認しておきましょう

| パッケージ | 役割 | 機能 |
|:———–|:————|:————|
| Repository | DBとのやりとり | ・emailからユーザーを取得する
・ユーザーを仮登録で保存する
・ユーザーを削除する |
| Usecase | 仮登録処理を行う | ・ユーザーがアクティブかどうか確認する
・アクティブ(本登録)ならエラー
・非アクティブ(仮登録)なら削除して仮登録処理をやり直す
・本人確認トークンの作成
・メール送信 |
| Handler

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Go言語で完全コンストラクタパターンを実装する

## はじめに
これまではPHPをメインで扱っていたのですが、最近はGo言語を使用しています。そこで、Go言語ではどのように値オブジェクト&完全コンストラクタパターン(Complete Constructor Pattern)を実装するのか解説していきます。

## 対象の読者
– Go言語に興味を持っている方
– オブジェクト指向設計(デザインパターン)に興味がある方
– コードの品質向上を目指す方
– PHPからGoへの移行を検討している方

## 完全コンストラクタパターンの基本
### 完全コンストラクタパターンとは?
インスタンスを生成した時点で完全な状態となるような初期化ロジックを、コンストラクタに実装するパターンのことです。

完全コンストラクタパターンを用いることで、オブジェクトが不正な状態で存在することがなくなります。これにより、呼び出し側でオブジェクトが正常かどうかチェックする必要がなくなり、ロジックの重複や修正漏れを防ぎ、保守性の向上が見込めます。

### 注意点 : 生成したインスタンスを不変に保つ
せっかく完全コンストラクタでオブジェクトを完全な状態にしても

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【Go】値レシーバーとポインタレシーバーの実装比較

# ポイント
値レシーバー: 値を更新しない。
ポインタレシーバー:値を更新する。

# 実装例
– 値レシーバー
“`go:main.go
package main

import “fmt”

type Rectangle struct {
width int
height int
}

// 値レシーバーを持つメソッド
func (r Rectangle) Area() int {
return r.width * r.height
}

func main() {
rect := Rectangle{width: 10, height: 5}
fmt.Println(“Area:”, rect.Area()) // Area: 50

// メソッド内で値を変更しても、元のオブジェクトには影響しない
rect.width = 20
fmt.Println(“Area:”, rect.Area()) // Area: 50
}

“`

– ポインタレシーバー
“`go:main.go
package mai

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Go言語によるゲーム開発: Ebitenライブラリの使用方法

## 使用するバージョン
 Ebitenバージョン: 2.2

## Ebitenとは?
EbitenはGo言語でゲームを開発するためのシンプルで使いやすいライブラリです。このライブラリを用いることで、2Dゲームの開発が容易になります。

## Ebitenのインストール
まず、Ebitenをインストールする必要があります。以下のコマンドでインストールできます。

“`go
go get github.com/hajimehoshi/ebiten/v2
“`

## 基本的なゲームの作成
それでは、Ebitenを使用して基本的なゲームを作成してみましょう。ここでは、画面上に四角形を描画し、キーボードの矢印キーで動かすシンプルなゲームを作成します。

まず、以下のコードで新しいゲームの構造体を作成します。

“`go
package main

import (
“github.com/hajimehoshi/ebiten/v2”
)

// ゲームの状態を保持する構造体
type Game struct {
x, y float64 // 四角形の位置
}

f

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【Go言語】JSONファイルからデータを読み込む

【初投稿】
投稿者は初めてQiitaに記事を投稿ですので,読みづらい箇所もあるかもしれませんが、どうぞご容赦いただけますと幸いです。

【記事について】
この記事は投稿者が学んだ技術について記述しております.中には誤っている部分もあるかもしれませんが、どうぞご容赦ください.

# はじめに
この記事では,Go言語におけるJSONファイルの読み込み方法について紹介させていただきます.

# 環境
macOS Monterey (バージョン 12.6.7)
go version go1.20.3 darwin/arm64

# JSONファイルとは?
JavaScript Object Notation(JSON、ジェイソン)はデータ記述言語の1つである.軽量なテキストベースのデータ交換用フォーマットでありプログラミング言語を問わず利用できる.名称と構文はJavaScriptにおけるオブジェクトの表記法に由来する.
([wikipedia](https://ja.wikipedia.org/wiki/JavaScript_Object_Notation#cite_note-1 “Wikip

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Go言語の配列操作の使い難さを改善する

※こちらは,会社の技術ブログとのクロスポスト記事です.元の記事は[こちら](https://www.timedia.co.jp/tech/20230615-tech)

配列操作はプログラムの基本的な機能の一つですが,Go言語は他言語と比較してこの操作が使い難いと感じています.
この記事では,Go言語の配列操作の使い難さを改善した話をします.

# 問題
この記事では,3種類の基本的な配列操作を取り上げます.
* 配列末尾の要素を取得する
* 配列末尾に要素を追加する
* 配列のi番目の要素を削除する

C++, Python, MATLABでの操作を紹介し,その後Go言語ではどのような操作になるか解説します.
そして,Go言語の配列操作の使い難さを改善する方法を紹介します.

# C++
C++の配列操作プログラムと出力は,以下の通りです.
“`c++:main.cpp
#include
#include
using namespace std;

int main()
{
vector nums = {0,1,2,3,4}

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Golang×クリーンアーキテクチャのRest APIでテストを書こう

## 概要

– Golangで書いた簡単なRest API のテストコードを書いてみた記事です。

## 構成

– handler
– HTTPリクエストを処理するハンドラー関数。
– usecase
– ビジネスロジック、各種操作の実行、ハンドラーとリポジトリの橋渡し。
– repository
– DBと接続し、CRUD操作を実施。

ディレクトリ構成(抜粋)

詳細

– 微妙なところはあるかもです。utilとかの置き場所は今考えると微妙です( `internal` のほうが良いかも)。

“`bash
.
├── go.mod
├── go.sum
├── internal #外部に公開しない、プロジェクト内のみで使うロジック。リポジトリの実装もここ。
│ ├── config
│ └── repositories #リポジトリ層(DB操作)
│ ├── fixtures
│ │ └── stocks.yaml
│ ├── s

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[goquic]QUICリバースプロキシを試してみたが上手くいかなかった

## この記事は

[QUIC (Wikipedia)](https://ja.wikipedia.org/wiki/QUIC)によると

>quic-reverse-proxyと呼ばれるDockerイメージが存在し、これは、QUICのリクエストを、オリジンサーバーが理解できる単純なHTTPリクエストに変換するリバースプロキシサーバーとして動作する。

なるものが存在するらしい。
そのDockerイメージがコチラ→[devsisters/quic-reverse-proxy
](https://hub.docker.com/r/devsisters/quic-reverse-proxy/)

このDockerイメージを使って、QUICのリバースプロキシを試してみた

結果として、このリバースプロキシをHTTP/3,QUICで動作させることができなかった
その経緯を書き残し、モチベーションが戻れば、このセーブポイントからやり直したい

## サーバ証明書と鍵の作成

HTTP/3はTLS1.3を前提としている
HTTPS通信するために、[サーバ証明書と鍵の作成](https://www.

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Go言語プログラムの資料を自動生成する

※こちらは,会社の技術ブログとのクロスポスト記事です.元の記事は[こちら](https://www.timedia.co.jp/tech/20230606-tech)

業務でプログラムのドキュメント資料が必要になることがあります.
面倒な資料作成は,なるべく効率的に終わらわせたいですよね.
この記事では,Go言語プログラムの資料を自動生成する方法を紹介します.

# 前提
今回は例として,[Gin](https://github.com/golang-standards/project-layout)というウェブフレームワークの資料を自動生成したいと思います.
目標は,`docs`ディレクトリに資料を用意することです.最初に環境を用意します.

“`bash:Bash
$ git clone https://github.com/gin-gonic/gin.git
$ go install github.com/gin-gonic/gin@latest
$ cd gin/
$ echo */ # ディレクトリ確認
binding/ docs/ examples/ ginS/ int

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【Go】公式チュートリアルのAccessing a relational databaseでpanic: runtime error: invalid memory address or nil pointer dereferenceエラーが出た

# 背景
golang公式チュートリアルの[Accessing a relational database](https://go.dev/doc/tutorial/database-access)をやっていたところ、DB接続は行えているにも関わらず、SQLクエリーを叩く行でエラーが出ました。
備忘録として、そのエラーに対する解決策を残したいと思います。

# 発生したエラー
albumsByArtist関数でSQLクエリーを実行する行で以下のエラーが出ました。

“`golang
rows, err := db.Query(“SELECT * FROM album WHERE artist = ?”, name)
// => panic: runtime error: invalid memory address or nil pointer dereference
““

このエラーをググったところ、いわゆる**ぬるぽ**と呼ばれるエラーでした。
> ぬるぽとは、Javaで発生するエラーメッセージ「NullPointerException」の略称です。
nil値の参照型変数を

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Go で New Relic を試してみた

作成:2023年7月30日
お試しで New Relic を触ってみました。

# ライセンスキーの確認

[このリンク先](https://docs.newrelic.com/jp/docs/apm/agents/go-agent/installation/install-new-relic-go/#get-new-relic)にあるリンク「[アカウントのライセンスキー](https://one.newrelic.com/api-keys)」でライセンスキーを確認します。

# エージェントのインストール

import するためにインストールします。
“`:MacBook Terminal
go get github.com/newrelic/go-agent/v3/newrelic
“`

# main.go を作

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func (u *User) GetTodosByUser() (todos []Todo, err error) {} スキャンとは

“`
// GetTodosByUser は特定のユーザーに関連するTodoリストを取得します。
func (u *User) GetTodosByUser() (todos []Todo, err error) {
// SQLコマンドを定義します。?はプレースホルダーで、後で実際の値に置き換えます。
cmd := `select id, content, user_id, created_at from todos where user_id = ?`

// データベースから結果セットを取得します。
rows, err := Db.Query(cmd, u.ID)
if err != nil {
// エラーが発生した場合はログに記録して、エラーを返します。
log.Fatalln(err)
return nil, err
}
defer rows.Close()

// 結果セットからTodoを取得します。
for rows.Next() {
// 新しいTodoオブジェクトを作成します。
var todo Todo

// 現在の行

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【Go】デコード、エンコードの実装例(marshal、unmarshal)

# はじめに
GoでAPIを作成する際などに、marshal、unmarshalがよく登場するので、使用例を簡単にまとめておきます。

# 使用例
“`go:main.go
package main

import (
“encoding/json”
“fmt”
)

// structの定義
type Person struct {
Name string `json:”name”`
Age int `json:”age”`
Email string `json:”email”`
}

func main() {
// エンコードするデータ(Person型の変数)
person := Person{
Name: “John”,
Age: 25,
Email: “john@example.com”,
}

// データをJSON形式にエンコード(marshal)
jsonData, err := json.Marshal(person)
if err != nil {
fmt.Println(“Error encoding JS

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【Go】簡単なGetAPIの作成

# 実装
“`go:main.go
package main

import (
“encoding/json”
“fmt”
“net/http”
)

// データの構造体 (仮のデータ)
type Data struct {
ID int `json:”id”`
Name string `json:”name”`
}

func main() {
// APIエンドポイントのハンドラを登録
http.HandleFunc(“/api/data”, getData)

// サーバーを起動 (ポート: 8080)
fmt.Println(“サーバーを起動します…”)
go func() {
err := http.ListenAndServe(“:8080”, nil)
if err != nil {
fmt.Println(“サーバーの起動に失敗しました:”, err)
}
}()
fmt.Println(“サーバーは起動しています。”)

// サーバーが起動している間、メインの処理をブロックする
select {}

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Go言語で外部APIを呼び出しとJSONの取り扱いについて

# はじめに

今日はGo言語を用いて外部APIを呼び出し、その結果をJSON形式で取り扱う方法について記載します。
これはWebサービスを開発する際によく用いられる技術で、非常に役立つスキルです。

# 必要なパッケージのインストール

まずはじめに、`net/http`と`encoding/json`という2つのパッケージが必要となります。これらはGo言語の標準ライブラリに含まれているので、追加でインストールする必要はありません。

# 外部APIの呼び出し

まず、`net/http`パッケージを使って外部APIを呼び出します。`http.Get`関数を使うと、HTTPのGETリクエストを送ることができます。

以下に簡単な例を示します。

“`go
package main

import (
“fmt”
“net/http”
)

func main() {
// http.Getを用いて外部APIを呼び出す
resp, err := http.Get(“https://api.example.com/data”)
// エラーハンドリング
if err !=

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Next.js+Goでキャリアの意思決定を投稿できるサービスをつくりました

# つくったもの
キャリアの意思決定があつまるサービス「Wellbi(ウェルビ)」をつくりました。
意思決定、入社・退職エントリ、ジョブチェンジ、転職体験談などキャリアに関するものならなんでも投稿できます。よかったら投稿してみてください〜〜>< https://wellbi.vercel.app # かかった期間 5ヶ月。 (企画〜デザイン〜開発〜リリース) # つくってみてどうだった? スポットでエンジニア友達に手伝ってもらったりはしたものの、ベース1人でサービスをつくりきるのは結構大変でした(もはや手伝ってもらった時点で個人開発ではないのかもしれない...)。つけたい機能があったり、UIをリッチにしたいなあと思ったりすることが多々ありますが、持ってるアセット・リソースとの相談なのでミニマムでリリースできるようにすることを心がけました。 # どこが大変だった? フロント・バックエンドを1人で開発していくと自分の足りない技術が見えてくるので、そこのキャッチアップが大変でした。大変ですが「どうやって実装しよう?」と考え、自身の技術力と相談して形にしていくのは実際やってみると結構楽

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【Go】ログイン機能でウェブアプリを作ってみる(5)

こんにちは。

Part 5は仮登録 /auth/register/initial (1)の解説についてです。

# 目標
– ユーザーの仮登録を実装する

今回から仮登録処理を行なっていきます。

## 全体の流れの確認

– 仮登録 /auth/register/initial
– クライアントからemail, passwordを受け取る
– email宛に本人確認トークンを送信する
– 本登録 /auth/register/complete
– クライアントからemailと本人確認トークンを受け取る
– ユーザーの本登録を行う
– ログイン /auth/login
– クライアントからemail, passwordを受け取る
– 認証トークンとしてJWTを返す
– ユーザー情報の取得 /restricted/user/me
– クライアントからJWTを受け取る
– ユーザー情報を返す

こんな感じでした。

では、仮登録にはどんな機能が必要になるでしょうか。

## 必要な機能を考えよう!

箇条書きしてみます。

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Go言語で SQL query に(可変長な)複数のパラメータを渡したい

# 初めに
Go言語においてSQLのqueryに(可変長な)複数のパラメータの渡したかったのですが、いい記事が見つからなかったのでまとめてみました!同じことで困っている人の一助になれれば幸いです!!

# 環境
Hard: **Inter Mac**
OS: **Monterey 12.0.1**
Golang: **go version go1.20.5 darwin/amd64**

# 事前に知っていたこと
Go言語ではsymbol(手元の環境では ‘?’ )を SQL query に指定することで変数を受け取り可能です。
一つの例を示します。

“`ex1.go
rows, _ := db.Query(“SELECT * FROM テーブル名 WHERE address LIKE ‘%?'”,変数)
“`
([参考資料](https://graff-it-i.com/2021/06/24/golang-mysql-like/)より引用)

# やりたいこと
上記の query で指定している**変数**が状況に応じて要素数が変化するような**配列データ**だった場合に、Go

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Go+Echo+GORM(mysql)+DockerでSession,JWT付きログインWebアプリ

# はじめに

 どうも、Shakkuです。
 都内某高専情報科の3年生です。(2023/7/27時点)
 Go言語をお勉強し始めてから何ヶ月か経過したある日、そろそろちゃんとしたものを作ってアウトプットしたいなーと思ったので、作成,投稿してみました。
 作成したものは、GitHubにもあげています。(https://github.com/Shakkuuu/echo-login-app)

 どんなコードかだけ見たい方は上のGitHubを、ざっくりとした構成や使用技術の概要も見たい方は、下の「概要」「構成」を、コードの中身の説明も見たい方は、最後まで読んでいただければと思います。

# 概要

 Signup、Login、ログイン後のメモ登録機能があるWebアプリ。
 メモには、作成したユーザーのユーザーIDが紐づけられているため、そのユーザーだけに表示され、ユーザーが削除されると連動してそのユーザーが作成したメモも削除される。

 Docker、DockerComposeを使用して、バックエンド・API・DBのサーバーを同一ネットワークでたてている。

 フロントエンド?をHTML、

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GoでリクエストのJSONの一部をソートしたりエンコードしたり

# 概要
Goがまだ扱い慣れてないので、色々触ってみようということで色々触ってみました?
リクエストボディの一部をソートしてからBase64でエンコードしてみただけですが、色々ということにしといてください。

# 準備
要件的な何かを準備して、どういう思考プロセスで進めたか残しておきます。

– ユーザーは名前と年齢とタスクを持つ
– ユーザーはタスクを複数持つ
– タスクはタイトルと締切を持つ
– タスクは締切の昇順でソートする
– リクエストはユーザー情報にユーザーが持つタスクを含んだJSON形式(`application/json`)で送る(例:`example.json`)
– ソートした内容のJSONをBase64でエンコードする

“`json:example.json
{
“name”: “taro”,
“age”: 20,
“tasks”: [
{
“task”: “task2”,
“deadline”: “2023/01/31”
},
{
“task”: “task1”,
“dea

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