Rails関連のことを調べてみた

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目次

【Ruby】クラス定義についてサクッと解説!

## 内容

Rubyにおけるクラス定義はオブジェクト指向プログラミングの核心部分です。この記事では、基本的なクラス定義から継承、クラス式の評価順序に至るまでを掘り下げていきます。

### 基本のクラス型

“`ruby
class Foo
def initialize(a)
@a = a
end

def method1
@a
end
end

foo1 = Foo.new(1)
foo2 = Foo.new(2)
p foo1.method1 # 出力: 1
p foo2.method1 # 出力: 2
“`

`initialize` メソッドではインスタンス変数 `@a` に引数 `a` を代入しており、`method1` ではこのインスタンス変数を返すように定義されています。

#### クラスへの代入

“`ruby
a = Foo
b = a.new(1)
p b.method1 # 出力: 1
“`

クラス自体もオブジェクトであり、変数に代入して操作することができます。

### クラス式の評価順序

“`ruby
p 1

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Rails 7 でTODOアプリ ⑧ (バリデーションメッセージのテンプレート化)

## はじめに

### 前回は

#### Deviseのビューをカスタム・フラッシュメッセージ として

https://qiita.com/tomoaki-kimura/items/7417b23f25db370ca619

– Deviseのビュー
– Bootstrapの適用
– フラッシュメッセージ

について学びました。

### 今回は

#### バリデーションメッセージのテンプレート化 として

– Railsコンソール
– バリデーション
– errors
– バリデーションメッセージ

について学びます。

では、はじめていきましょう。

## 1. コンソールを使ってみる

最初にちょっと脱線します。

### rails c

ロジックの検証に是非とも使いたいのが、Railsコンソールです。

モデルのロジックやDBの接続も可能なので、データーの入力や削除にも使えますし、クエリの結果を調べたりもできます。

最近では使えるメソッドの候補等も表示されてとても親切なツールになりました。

では、早速ターミナルから作業を始めます。

一旦データーを初期状態に戻した

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【Ruby】ブロックについてサクッと解説!

## 内容
Rubyのブロックは、コードの一部をカプセル化し、再利用可能にする強力な機能です。この記事では、ブロックの基本的な使い方から、スコープの生成、クロージャの使用に至るまでを掘り下げていきます。

### ブロックとは何か?

#### 基本的なブロックの使用

“`ruby
def func x
x + yield
end
p func(1){ 2 } # 出力: 3
“`
この例では、`{}` で囲まれた部分がブロックであり、`yield` を使用してその中身を実行しています。

### ブロックによるスコープの生成

“`ruby
def func y
y + yield
end
func(1) do
x = 2
end
# 「p x」を実行するとNameErrorが発生
“`
ブロック内で定義された変数は、そのブロックの外部からはアクセスできないことを示しています。`{}` と `do…end` はどちらもブロックを生成しますが、一般的に一行で書ける場合は `{}` を、複数行にわたる場合は `do…end` を使用します。

### ブロッ

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【初学者】はじめてのDockerを使った環境構築【Docker + Rails7.1.2 + esbuild + Node.js 20.5.1 + Tailwind CSS + daisyUI + PostgreSQL】

# はじめに
お疲れさまです!
おおくまです!

今回、はじめて“Docker“を使って環境構築をやってみました!
技術選定としては、
**Docker + Rails7.1.2 + esbuild + Node.js 20.5.1 + Tailwind CSS + daisyUI + PostgreSQL**
こんな感じです!
また、サーバーを立ち上げる際は、
“./bin/dev“のコマンドを使い、
**JSやCSSがビルドされ、なおかつJSやCSSを変更したときに自動的に再ビルドされる**ようにします!
備忘録として残したいと思います!

# 注意点
:::note warn
私はプログラミング学習中で、初学者です。
内容に誤りがある場合があります。
コメント等で教えていただけると幸甚です。
:::

# 環境
:::note
Ruby 3.2.2
Rails 7.1.2
Node.js 20.5.1
Docker Desktopをインストール済み
:::

# 手順
“`:ターミナル
mkdir test_app
cd test_app
touch Dockerfi

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Rails7.1の自動生成 Dockerfile から学ぶ entrypoint.sh の最適化

# Rails7.1でDockerfileの自動生成機能が追加された
しかし、この機能は開発環境様ではなく本番環境用のファイルなので
実際開発を行う際には手動でDockerfileを作成する必要がある

今まで利用してきて居た Dockerfile では entrypoint の記述を以下のようにして居た。

“`Dockerfile
COPY entrypoint_dev.sh /usr/bin/
RUN chmod +x /usr/bin/entrypoint_dev.sh
ENTRYPOINT [“entrypoint_dev.sh”]
EXPOSE 8080

CMD [“rails”, “server”, “-p”, “8080”, “-b”, “0.0.0.0”]
“`

entrypoint.sh を専属で用意
ファイルをコピーし、実行権限を付与
そしてスクリプトファイルを ENTRYPOINT に指定して居ました。

## Rails7.1 での ENTRYPOINT の指定
今回自動生成されるようになった Dockerfile では以下のようになって居た。
恐らく

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【Rails】 SassC::SyntaxError について

# 概要
この記事では、**EC2**に**Railsアプリケーション**をデプロイするときに直面した **CSS** 関連のエラーについて追及しています。

# 環境
– Ruby: **3.1.2**
– Rails: **6.1.4**
– CSSFW: **TailwindCSS**

# エラー文
下記がデプロイ時に起きたエラーです。
“`sh:Terminal
SassC::SyntaxError: Error: Function rgb is missing argument $green.
on line 607 of stdin
>> color: rgb(239 68 68 / var(–tw-text-opacity));
“`

# 解決方法
production.rbのファイルの末尾に下記の記述を追加します。

“`diff_ruby:config/environments/production.rb
+ config.assets.css_compressor = nil
“`

# 原因
**SassC::SyntaxErro

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【MySQL,Rails】アプリケーションの動作を改善したい(Explain)

どうもこんにちは。

今回はRailsアプリケーションの動きが悪くなっている問題をSQLの観点から調査してみました。

# 経緯

自社開発しているrailsアプリケーションのとある画面の一覧画面を開いた時にめちゃめちゃ時間がかかるという状況にありました。

理由としては10,000件のデータの読み込みのためのSQL実行に無駄な時間がかかっていたことでした。(ざらに30,40秒かかってました。。。)

# SQL調査手順

実際のデータは載せることができないのでダミーデータで手順をまとめます。

## 1. 一覧画面でページを更新したときに実行されるSQLをすべて取得

アプリケーションが動作している環境のログを取得してそこから実行されたSQLを取得します。

今回のアプリケーションは、AWSのElastic Beanstalkで動作しているため、こちらからログを取得しました。
(ぶっちゃけローカル環境でもOKです。)

## 2. 取得したSQLの一つ一つがどのくらい時間がかかるのかDBコンソールで実行して計測する

自分はDBeaverを使用しているので、そこのコンソール上で実行を

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【Rails】Amazon Bedrockを使用して生成AIと会話してみた

どうもこんにちは。今回は前回のAmazon Bedrockの記事に続いての投稿となります。

https://qiita.com/PDC-Kurashinak/items/84b1a7b7598e8a3d4443

今回は、最近話題の`anthropic`の`Claude2`を使用してみたかったのですが、まだAWS東京リージョンでは使用ができなかったので、`Claude Instant`というモデルを使用しました。(バージニア北部かオレゴンリージョンならもう使用できるようですね。)

今回の記事ではBedrockとは何者なのかという説明は省略して、早速実装手順を説明していきます。

# 実装

## 0. AWSコンソール上で必要な設定を行う

この時に、自分のアカウントのアクセスキーとシークレットアクセスキーを入手しておいてください。

## 1. Gemで必要なライブラリを追加する

Gemfileに以下を記述します。

“`Gemfile
gem ‘aws-sdk-bedrockruntime’
“`

## 2. bundle install

ターミナルで`bundle

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【Ruby on rails】Can’t connect to local MySQL server through socket ‘/tmp/mysql.sock’ (111) エラー対処法

# はじめに
プログラミングを勉強して3か月ほどです。
プログラミングスクールを卒業し、現在就職活動をしています。

今回は私がPCを再起動したときに起こるエラーの対処法について共有させていただきます。
下記の記事を参考にさせていただきました。

https://medium.com/wado-jp/%E3%82%88%E3%81%8F%E3%81%82%E3%82%8Bmysql%E3%82%A8%E3%83%A9%E3%83%BC%E9%9B%86-a6dc33e77a9a

# 今回のエラー内容
今回のエラーはPC再起動時に「MySQLにサーバーが接続できません」という内容のエラーです。
[![Image from Gyazo](https://i.gyazo.com/045c5f8c90dd44a02541384f9d790517.png)](https://gyazo.com/045c5f8c90dd44a02541384f9d790517)

# エラー対処法
まずターミナルでtmpディレクトリに移動します。
`cd /tmp`
次にlsコマンドでファイルを一覧表示します。

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【VSCode】Ruby on Rails開発を向上させるための必須エクステンション

# 概要
Visual Studio Code(VSCode)には生産性やコード品質を高めるためのさまざまなエクステンションが用意されています。ここでは、Railsで開発する際に使用すると助かるVSCodeエクステンションを紹介します。

# コード品質とフォーマッティングツール
1. [ESLint](https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=dbaeumer.vscode-eslint
): JavaScriptコード品質を維持するために不可欠なツールで、コーディング基準に従って問題を強調表示し、修正します。

2. [Prettier](https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=esbenp.prettier-vscode): 複数の言語に対応した汎用コードフォーマッターで、機能的であるだけでなく、一貫性のある美しいコードを保証します。

3. [Haml Lint](https://marketplace.visualstudio.com/items?it

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ActionCableでリアルタイム通信の実装

## 始めに

### Websocketとは
ウェブブラウザとサーバー間で双方向のリアルタイム通信を可能にする技術。通常のHTTPリクエストと異なり、一度コネクション(※)を確立すると、そのコネクションを維持したままデータをやり取りできる

※**コネクション**とは、クライアント(通常はウェブブラウザ)とサーバー間で確立された通信路やセッションを指す。

**通常のHTTPリクエスト**
クライアントがサーバーにリクエストを送り、サーバーがレスポンスを返すという単発のやりとり。

### Action Cableとは
RubyonRailsフレームワークに統合された、WebSocketベースの双方向通信ライブラリ。これにより、Railsアプリケーション内でのリアルタイムな双方向通信が簡単に実現できる。

**イメージ図**
[![Image from Gyazo](https://i.gyazo.com/c03bf190f3475eecef700e2e8aa328b1.png)](https://gyazo.com/c03bf190f3475eecef700e2e8aa328

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Ruby on Rails 7.1 with Bootstrap on Docker Compose 開発環境を構築する方法

## はじめに

前回は、Rails 7.1 により自動生成された `Dockerfile` の中身を一通り確認してみましたが、

https://qiita.com/normalsalt/items/0bea5f2efb76fa71dd61

今回は、いよいよ、実際にコンテナを起動してみて、動作確認を行なっていきます。[^1]

[^1]: ちなみに、今回、利用した PC は、MacBook Pro( 13-inch, M1, 2020 )で、macOS Sonoma 14.1.1 環境です。

と言っても、自動生成される `Dockerfile` は、本番環境での使用に向けて調整されたものになっているので、まずは、開発環境として利用するために、少し弄らせてもらうことにしましょう。

## 改めて `rails new` を実行しよう

`Dockerfile` を自動生成する際の( 特に CSS フレームワークをオプションで指定する場合の )注意点については、すでに別の記事にも書いているので、詳細は割愛しますが、

https://qiita.com/normalsalt/item

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Ruby on Rails チュートリアル 第11章演習解答(第7版)

# 概要
11.3.3の演習問題が難しく、ネット上に解答が見つからなかったので忘備録として記載してます。
rails tでGREENでしたが間違っていたらすみません。
ご指摘いただけると大変助かります。
# 解答
## リスト 11.42
“`ruby:test/integration/users_index_test.rb
.
.
.
test “should display only activated users” do
# ページにいる最初のユーザーを無効化する。
# 無効なユーザーを作成するだけでは、
# Railsで最初のページに表示される保証がないので不十分
User.paginate(page: 1).first.toggle!(:activated)
# /usersを再度取得して、無効化済みのユーザーが表示されていないことを確かめる
get users_path
# 表示されているすべてのユーザーが有効化済みであることを確かめる
assigns(:users).each do |user|

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Paperclipについて

RailsのPaperclipについて、ざっくりメモです。

### 簡単なファイルアップロードの統合
Paperclipは、Railsモデルにファイルアップロードの機能を簡単に統合することを可能にする。これにより、開発者は少ないコードで画像やドキュメントなどのファイルをアプリケーションにアップロードできる。

### 画像処理
Paperclipは、ImageMagickを使用して画像のリサイズや形式の変換などの処理を行うことができる。これにより、ユーザーがアップロードした画像をサイトの要件に合わせて自動的に調整することが可能。

### ファイル検証
アップロードされたファイルの種類やサイズに対して検証を設定できる。これにより、不適切または危険なファイルのアップロードを防ぐことができる。

### ストレージの柔軟性
Paperclipは、ローカルファイルシステムの他に、Amazon S3などのクラウドストレージサービスにファイルを保存する機能をサポート。

### URLとパスのカスタマイズ
アップロードされたファイルのURLやパスは、アプリケーションのニーズに合わせてカスタマイ

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一撃で理解できる! RuboCopの導入法(コード品質向上には必須)

# RuboCopとは何か
Railsを使う現場でよく使われていて、
***自分や他のメンバーがコマンド1つでコードを解析してくれる便利なGem***です。
「もっとこう書くといいぞ!」とか「こんな書き方はだめだー」とか
色々指摘して***コードの品質向上に貢献してくれる***めちゃくちゃ便利なツールです。

# 例えばどんな感じで修正してくれるのか
実務のコードは出せないのでChatGPTに代わりに出してもらいました。

例: Layout/IndentationConsistency

以下が指摘が入ったコードです。
“`rb
class ExampleClass
def example_method
puts “Hello, world!”
end
end
“`
“`RuboCopの指摘: “Layout/IndentationConsistency: Inconsistent indentation detected.”“`

RuboCopが自動修正します。
“`rb
class ExampleClass
def example_method

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Regexp.last_match(1)の地雷のような挙動を踏み抜いてしまった話

# 事象発生
「画面に表示される金額がおかしい」とクレームがあったのが先月。
該当の画面はDBからレコードを取ってきて表示するだけのシンプルなもので、バグりようがない。コードはこんな感じ。

“`ruby
class SomeRecord < ApplicationRecord scope :by_code, ->(code) {
if /abc(\d+)/ =~ code
where(code: $1)
else
none
end
}
end
“`
どうせ客の見間違えだろうと放置していたところ、他にも似たような問い合わせがちらほら来るように。
さすがに金額がおかしいのはやばいだろ、来週までに直しといてと言われたので仕方なく調査。
# 原因
* 公式ドキュメントに嘘が書いてあった。

https://docs.ruby-lang.org/ja/latest/method/Kernel/v/1.html

どうやらRegexp.last_matchや$1等の変数は、procの中で使った場合
「ローカルスコープかつスレッドローカル

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Gem sorceryを使い倒す④ 本番環境でメイラー設定

## 使用環境
ruby:3.2.2
rails:7.0.7
Docker
Gmail
render

今回のデプロイ先はrenderを使用しました。
メールはGmailを設定します。

## 本番環境でパスワードリセットする挙動

https://railstutorial.jp/chapters/password_reset?version=5.1

  
1.ユーザーがパスワードの再設定をリクエストすると、ユーザーが送信したメールアドレスをキーにしてデータベースからユーザーを見つける
2.該当のメールアドレスがデータベースにある場合は、再設定用トークンとそれに対応する再設定ダイジェストを生成する
3.再設定用ダイジェストはデータベースに保存しておき、再設定用トークンはメールアドレスと一緒に、ユーザーに送信する有効化用メールのリンクに仕込んでおく
4.ユーザーがメールのリンクをクリックしたら、メールアドレスをキーとしてユーザーを探し、データベース内に保存しておいた再設定用ダイジェストと比較する (トークンを認証する)
5.認証に成功したら、パスワード変更用のフォームをユーザーに表示

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[Ruby on Rails]フォームに入力された内容がparamsを介してDBに格納されるまでの流れ

## 経緯
新人研修でRuby on Railsを用いて簡単なタスク管理アプリを作成しています。新規登録時のデータの流れをチューターに説明する機会があったので、それに向けてアウトプットしつつ考えを整理したいと思って記事を書くことにしました。

## 元のコード(一部抜粋)
“`config/routes.rb
Rails.application.routes.draw do
root ‘tasks#index’
resources :tasks
end
“`

“`tasks/new.html.erb
<% provide(:title, '新しいタスク') %>

新しいタスク

<%= form_with(model: @task, local: true) do |form| %>

<%= form.label :title %>
<%= form.text_field :title, maxlength: 50 %>
<%= render 'shared/field_error',

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【Rails】application.html.erbについて説明してみた

久しぶりにRuby on Railsをさわってみたら何も覚えていなくて絶望した人間です。
今回はさわっていく際に一番はじめに???となったことについて図など用いながら説明していきたいと思います。
# 概要
application.html.erbとは何か、その使い方などについて紹介していきます。
初学者向けの基本的な内容の記事となっています。

# 目次
– [application.html.erbとは](#application.html.erbとは)
– [基本的レイアウトの設定](#基本的レイアウトの設定)
– [追加の設定](#追加の設定)
– [パーシャル(部分テンプレート)を使う](#パーシャル(部分テンプレート)を使う)
– [ヘルパーを作成し導入してみる](#ヘルパーを作成し導入してみる)
– [終わりに](#終わりに)

# application.html.erbとは
Railsの`application.html.erb`ファイルは、全てのページで共有される共通のレイアウトを定義するためのファイルです。このファイルを使用することで、アプリケーシ

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Deviseの導入の注意点

# rails g devise:installコマンド
追加したdeviseというGemの「設定関連に使用するファイル」を自動で生成するコマンドです。
gemでdevise導入後に1度行う必要があります。

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