- 1. PWAをAndroidのPlay Storeに公開するときにつまづいたこと
- 2. Androidのフォアグラウンドサービスで位置情報を取得する
- 3. Flutter × FCMでpush通知(Android)実装メモ
- 4. AndroidでL2CAP
- 5. [Android] BottomSheetDialog にフッターを設定する
- 6. Androidアプリ「Habitter」をリリースしました【個人開発】
- 7. Compose multiplatformで作ったデスクトップアプリを実行可能な形にする
- 8. N予備校 Android アプリで Android 14 の「写真と動画への部分的なアクセス権を付与する」に対応した話
- 9. Azure Maps をAndroidで使ってみる
- 10. Android の Gboard で全角チルダを入力する「さまぁ~ずハック」
- 11. FlutterアプリのUIテスト自動化を取り組んでみた話
- 12. Google Playストアでアプリ開発者の氏名、住所が公開されることになります
- 13. 盗まれても安心(?)Android端末管理(前編)
- 14. 【Android】GoogleMapで自分の向いている向きを示す方法【kotlin】
- 15. [JetpackCompose] SavedStateHandleでUiStateを保持しながら、StateFlowでライフサイクルを意識する
- 16. Android 正規表現 カタカナ判定方法
- 17. Hiltの実行時エラーを防ぐKSPプラグインを作ってみた
- 18. 【Android】WorkManager でファイルのダウンロードの進捗を監視する
- 19. [2023年12月版]ElixirDesktopでスマホアプリを作る – Phoenix1.7のアプリを起動(モバイルアプリ化する)
- 20. 特定のタイミングでバックボタンを無効化する
PWAをAndroidのPlay Storeに公開するときにつまづいたこと
PWAはPlay Storeに公開することができます。そのための手順自体は「pwa play store」とかで検索すると結構出てきます。
今回は、そのなかでつまづいたポイントをまとめたいと思います。
##### 作ったものたち↓
PWA: https://lp.tuzuriba.com/
Play Storeに公開したアプリ: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.tuzuriba.twa## 起きた事象
アプリの審査でこのようなメッセージを受け取りました。違反しているというポリシーの内容も、それを回避するための解決策も、この文面だとよくわかりませんでした。![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/2289954/04cd694c-35de-7ea3-8ed6-936e1efbce6e.png)
## 原因(と思われるもの)
webアプリの内容をただただ転写するだけのスマホアプリ(TWAアプリ)を公開する場
Androidのフォアグラウンドサービスで位置情報を取得する
Androidのフォアグラウンドサービスを使ってバックグラウンドで位置情報を取得します。
最初に伝えておきますが、あくまで個人用途での使用であり、自身の散策履歴を保存することを想定しています。
最終的には、以下の構成を目指します。![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/261826/2f3f2bc0-4a07-da23-a52d-e407a67484ef.png)
今回は、左下のAndroidアプリケーションの部分の説明です。
とりあえずソースコード類は以下のGitHubに上げておきました。
poruruba/LocationRecorder
https://github.com/poruruba/LocationRecorder
それ以外の構成要素について簡単に説明します。
* Ubuntu
Linuxディストリビューションです。後述するソフトウェアを動かすためのサーバPC用のOSです。https://jp.ubuntu.com/
* CasaOS
Linu
Flutter × FCMでpush通知(Android)実装メモ
Flutterでpush通知を実装したのですが、
モバイルアプリやFirebaseの経験がない状態だと、
関連情報が多すぎて全体像が掴みにくい印象を持ったので、開発の流れのメモです。## ステップ1. FirebaseプロジェクトにAndroidアプリを追加する
こちらのサイトが分かりやすかったです。
週間Flutter大学:https://blog.flutteruniv.com/flutter-firebase/#toc9
リンク先の”2-7 Firebase の初期化と設定”まで進みます。## ステップ2. FlutterにFirebaseプラグインをインストール&設定する
FirebaseプラグインをFlutterにインストールします。
これは公式の通り。
AndroidManifest.xmlのどこに書くかが分かりにくいです。chatGPTに聞くといいです。
Firebase公式:https://firebase.google.com/docs/cloud-messaging/flutter/client?hl=ja#install_the_fcm_plugin
AndroidでL2CAP
# AndroidのL2CAPサポートについて
Androidでは、Android 10でCoCがサポートされました。https://developer.android.com/about/versions/10/features?hl=ja#bluetooth-le-coc
従来のBLEでは、クライアントからサーバーに分かれて、少量のデータ転送やデータ通知でコミュニケーションを行ってましたが、BLE CoCでは、接続が確立されたまま、大容量なデータを連続的に送受信できるものになります。
AndroidのBLE CoCを担うものとして(おそらく)L2CAPがAPI 29から追加されているので、その使い方を説明します。
# AndroidでL2CAP接続を確立してデータを送信する
Androidから、他のデバイスへL2CAP接続を行うためには、まず対向の端末をL2CAPとして接続し、データ交換のための `BluetoothSocket` を取得する必要があります。Androidが他端末に接続する場合、またはAndroid端末でL2CAPチャネルを開いて接続を待ち受ける場合、
[Android] BottomSheetDialog にフッターを設定する
この記事は [Android Advent Calendar 2023](https://qiita.com/advent-calendar/2023/android) 24日目の記事…です。
## フッターを設定する
レイアウトファイルでいい感じに設定する…のはできないので、フッターの位置を計算して表示する必要があります。`addBottomSheetCallback`でスライドしたことをハンドリングすることができます。
“`kotlin:FirstBottomSheetDialogFragment.kt
override fun onCreateDialog(savedInstanceState: Bundle?): Dialog {
val bottomSheetDialog = BottomSheetDialog(requireContext())
val fullScreenHeight = getFullScreenHeight()bottomSheetDialog.setOnShowListener { dialog ->
Androidアプリ「Habitter」をリリースしました【個人開発】
## はじめに
個人開発したAndroidアプリ「Habitter」をリリースしました!
Androidアプリのリリースは今回で5回目になります。
この記事ではリリースしたアプリの紹介や制作した経緯、今後の課題などについて書いていきます。
## 目次
1. リリースしたアプリ「Habitter」について
2. 制作した経緯
3. 使用した言語・データベース
4. 今までのアプリ開発で感じた課題とその解決策
6. おわりに## リリースしたアプリ「Habitter」について
#### リリースしたアプリ* Habitter:推しが習慣化を応援!習慣管理アプリ、習慣化
#### アプリの概要
推しが応援してくれているような気分を味わえる習慣管理アプリです。
習慣ごとに推しの画像や推しに言ってほしいコメント、テーマカラーを設定することができ、習慣継続のモチベーションが高まります。
「やる気が出ないことでも
Compose multiplatformで作ったデスクトップアプリを実行可能な形にする
# やりたいこと
ComposeMultiplatformを使ってアプリを作成し、そのアプリを実行可能な形でビルドしたい。# 手順
今までgradleコマンドでrunにしていたところをpackageに変えるだけ。
例えばComposeApp:run→ComposeApp:packageただし自分はボタンからやりたかったので
AndroidStudioのBuildConfigurationsからプラスボタンを押してGradleを選択。
以下のような設定を書き込んでApply。
![](https://storage.googleapis.com/zenn-user-upload/41e335c0cef0-20231225.png)# エラーが起きた
>Failed to check JDK distribution: ‘jpackage’ is missingというエラーが出た。
しかし
>jpackage –versionしたところちゃんと入っている。
# 解決策
Android StudioのSettingからBuild. Execution, Deploym
N予備校 Android アプリで Android 14 の「写真と動画への部分的なアクセス権を付与する」に対応した話
#
[N予備校 Android](https://play.google.com/store/apps/details?id=nico.ed.nnn.zane&hl=ja&gl=US&pli=1) チームでテックリードをしている鎌田です。
本記事は [Android Advent Calendar 2023](https://qiita.com/advent-calendar/2023/android) の 25 日目の記事です。
2023 年 10 月、[Android 14](https://developer.android.com/about/versions/14) がリリースされ、今回も様々なアップデートがありました。
その中でも`N予備校` Android アプリでは、[写真と動画への部分的なアクセス権を付与する](https://developer.android.com/about/versions/14/changes/partial-photo-video-access)について対応する必要がありました。
本記事では、「写真と動画への部分的なアクセス権を付与する
Azure Maps をAndroidで使ってみる
この記事は[NTTテクノクロスアドベントカレンダー2023](https://qiita.com/advent-calendar/2023/ntt-tx)、シリーズ 2 の25日目の記事です。
こんにちは、NTTテクノクロスの中島進也([なかしょ](https://twitter.com/nakasho_dev))と申します。
シリーズ 2 の1日目の記事では[よりよいペアローテーションを求めて](https://qiita.com/nakasho-dev/items/7acd356a06677177848b)という記事を書きました。
本記事ではAzure MapsをAndroidで利用する方法について自分で学習しながら紹介していきたいと思います。
本記事を書く時点で私のAzure Mapsの利用経験は0です。## Azure Maps とは?
[Azure Maps](https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/azure-maps)はインテリジェントな位置情報対応およびマップ ベースのエクスペリエンスを構築することを可能にする一連の
Android の Gboard で全角チルダを入力する「さまぁ~ずハック」
# 波ダッシュと全角チルダ
全角の「から」としてよく用いられる記号には、「波ダッシュ」と「全角チルダ」の2種類が存在する。
[波ダッシュ・全角チルダ問題 – とほほのWWW入門](https://www.tohoho-web.com/ex/dash-tilde.html)
「波ダッシュ」は[MDNでは好まれる](https://github.com/mozilla-japan/translation/wiki/Editorial-Guideline)が、フォントとして「MS ゴシック」を設定した[サクラエディタ](https://sakura-editor.github.io/)では太い不自然な表示になり、SJIS では保存できないとみなされる**特殊な記号**である。
一方の「全角チルダ」は、フォントとして「MS ゴシック」を設定したサクラエディタで普通の表示になり、SJIS での保存も普通にできる**普通の記号**である。
![波ダッシュと全角チルダ](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/
FlutterアプリのUIテスト自動化を取り組んでみた話
この記事は、[テスト自動化の成功事例を語ろう by T-DASH Advent Calendar 2023
](https://qiita.com/advent-calendar/2023/t-dash02) の8日目です。# はじめに
Flutterアプリを趣味で作っていて、UIやLintなどのテストを自動化するCI/CDを一度やってみたくて、この度取り組んでみました。
今回は様々あるテストの中でも、UIのビジュアルテストに取り組んでいきます。毎度デグレしていないかアプリのUIを見て触って確認するのも大変ですしねぇ。
ではやっていきましょう。# 今回実施するテスト
## Golden Test
FlutterのGolden TestはFlutterフレームワークで使用されるUIコンポーネントやWidgetのビジュアル外観をテストするためのアプローチの一つです。
Golden Testにより、UIが期待通りに変更やレンダリングされていることを確認することができます。Golden TestはGolden Fileと呼ばれる正しいUIの画像ファイルと、スクリーンショッ
Google Playストアでアプリ開発者の氏名、住所が公開されることになります
## 今後、Google Playストアでアプリ開発者の氏名、住所が公開されることになります
デベロッパーアカウントで収益化を有効にしている場合、アプリページ上で開発者の氏名、住所が公開されることになります。
現時点では新規にデベロッパーアカウントを作成した場合のみに適用されています。## 無料アプリだけを公開している開発者の氏名、住所は公開されない?
収益化を有効にしていないデベロッパーアカウントについては現在、どのようになるか検証を行っていないため未知数です。しかし、デベロッパープロフィールの住所の項目には「収益を行うことを選択した場合は正式な住所の全体が公開されます。」と説明があるので収益を行っていなければ公開されない可能性があります。## 公開されていることをどのように確認したのか?
新規にデベロッパーアカウントを作成し、既存デベロッパーアカウントから広告のみのアプリを移行し公開することで確認を行いました。新規デベロッパーアカウントは収益化を行うように設定されています。## どのように表示されるの?
下画像は実際にどのように表示されるかPC上のブラウザから
盗まれても安心(?)Android端末管理(前編)
後編:
## 最近のお話
いつものようにゴロゴロしながらX(旧twitter)を眺めていると[「デモに紛れて強奪が発生。Apple Storeが襲撃された」](https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000317657.html)というセンセーショナルな記事が目につきました。
しかしながら自分の居住地は日本。対岸の火事よろしく「大変そうだなぁ」なんて思っていたところ
続報で[「強奪されたiPhoneは遠隔操作ができるようになっている」](https://front-row.jp/_ct/17367545)との情報が目に飛び込んできました。日本でも物騒なニュースが見られる昨今。
いつ何時、暴力が支配する弱肉強食の世界へと変貌するやもしれません。
ヒャッハーと言いながらスマホを強奪していくモヒカン頭が現れる可能性もあります。
そんな時 **「盗られても安心。そうiPhoneならね」** と、Apple最強卍みたいになるのは避けなければなりません(Android狂信者)というわけで、 **Androi
【Android】GoogleMapで自分の向いている向きを示す方法【kotlin】
# はじめに
今回はタイトルにもある通り、GoogleMapを使った時に自分の向いている向きを示す方法を記事にします。
GoogleMapの機能を使用して簡単に実装できそうなものですが、調べて見てもなかなか出てこなかったので記事に残して今後すぐに思い出せるようにしておこうと思います。# 実践
以前記事にした
と、下の参考記事にあるGoogleMapのマーカーをアレンジする方法を併せて実装していきます。private var myDirectionMarker :Marker? = null
override fun onSensorChanged(event: SensorEvent) {
val azimuth = event.values[0] // 方位
if (event.sensor.type == Sensor.TYPE_ORIENTATION) {
if (myDirectionMarker == null) {
// 初めての場合はaddMarkerでマーカー
[JetpackCompose] SavedStateHandleでUiStateを保持しながら、StateFlowでライフサイクルを意識する
## 前提
`lifecycle-runtime-compose:2.6.0`から[collectAsStateWithLifecycle](https://medium.com/androiddevelopers/consuming-flows-safely-in-jetpack-compose-cde014d0d5a3)が追加されました。
これを使用することで、ライフサイクルを意識した方法でFlowを収集することができます。デフォルトではonStartからonStopの間にFlowが更新されたとき、再Composeが走ります。
例えば私は下記のように使っています。
“` AuthorViewModel.kt
@HiltViewModel
class AuthorViewModel @Inject constructor() : ViewModel() {
val _uiState: MutableStateFlow= MutableStateFlow(UiState())
val uiState: StateFlow= _u
Android 正規表現 カタカナ判定方法
正規表現の文字判定です。
カタカナを判定する方法のサンプルです。“`Validation.kt
fun isKatakana(inputText: String): Boolean {
val regex = Regex(“^[\u30A0-\u30FF ]++\$”)
return inputText.matches(regex)
}
“`個人的に正規表現があまり得意ではなく、すぐ忘れ使う時にまた調べ直したりするので、理解していきたいです。
Hiltの実行時エラーを防ぐKSPプラグインを作ってみた
Android Advent Calendar 2023の24日目の記事です。
みなさん、Hiltは使ってますか?
Hiltとは、公式が出しているDIライブラリで、
私はHiltがないと、もうアプリ開発できないぐらいにお世話になっています。https://developer.android.com/training/dependency-injection/hilt-android?hl=ja
今回は、Hiltをもっと使いやすくするKSPプラグインを作ってみました!
## Hiltってどんなの?
まずは、Hiltの説明から。
例えば、
こんな感じで自前のクラスを作ったとして、“`kotlin
class InjectTarget {
fun doSomething() {
println(“doSomething”)
}
}
“`こちらのクラスをHiltを使って、ViewModelにInjectしたいとなったら、
まず、コンストラクタに`@Inject`アノテーションを付与したのちに、“`kotlin
class Inj
【Android】WorkManager でファイルのダウンロードの進捗を監視する
MIXI DEVELOPERS Advent Calendar 2023 24日目の記事です
https://qiita.com/advent-calendar/2023/mixi
WorkManager の [Long-running worker](https://developer.android.com/develop/background-work/background-tasks/persistent/how-to/long-running) を使用すると、時間のかかるタスクをバックグラウンドで実行できます。
数年前までは[フォアグラウンドサービス](https://developer.android.com/develop/background-work/services/foreground-services?hl=en)を自力で実装する方法が一般的でしたが、現在では WorkManager を使って[進捗状況の監視](https://developer.android.com/topic/libraries/architecture/workmanager/ho
[2023年12月版]ElixirDesktopでスマホアプリを作る – Phoenix1.7のアプリを起動(モバイルアプリ化する)
こんにちは!
プログラミング未経験文系出身、Elixirの国に迷い込んだ?!見習いアルケミストのaliceと申します。
今回はElixirDesktop Phoenix1.7のアプリをWindows11 + WSL2で動かす手順をまとめなおします。# 目的
Phonenix+LiveViewでCRUD機能のあるアプリを実装してエミュレータやスマホ実機で動かしたい。## 実行環境
Windows 11 + WSL2 + Ubuntu 22.04
Elixir v1.15.7-otp-26
Erlang v26.1.2
Phoenix v1.7.3# 今回やりたいこと
Phoenix1.7をElixirDesktopの環境で動かしたい。
前回、デスクトップ(PC)での動作確認ができたので、android-studioのプロジェクトを作ってモバイル(SP)での動作確認をしたい。# android-studioプロジェクトの作成
## android-example-appのリポジトリをクローン
プロジェクトのルートディレクトリまで戻って、android側の設定をしていきま
特定のタイミングでバックボタンを無効化する
## はじめに
この記事はand factory.inc Advent Calendar 2023 24日目の記事です。
昨日は @arusu0629 さんの「[スクラムマスターに俺はなる!](https://qiita.com/arusu0629/items/1613717b611b9076b0b9)」でした。特定のタイミングでバックボタンの操作を無効にする方法について記載します
## やりたいこと
– ViewPagerのような親Fragmentと子Fragmentを使っていて、親Fragmentで既に、OnBackPressedDispatcher を使ってバックボタンの操作をカスタマイズしている
– 子Fragmentでアニメーションなどを再生中はバックボタンの操作を無効にしたい
– アニメーション再生中以外は親Fragmentでバックボタンのイベントを受け取リたい## 実装
“` 子Fragment.kt
private val backPressedCallback by lazy {
// OnBackPressedCallback