オープンソース調べOSS 

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Github上の最新OSSプロジェクトを自動で紹介するアプリを作った

Github上では日々多くのOSS(オープンソースソフトウェア)が生まれていますが、それらをフォローし続けるのは全ての人ができることはありません。また昨今では英語は無論、中国語のOSSプロジェクトも勢いを伸ばしてきています。そういった**言語の壁**を超えた情報提供が為されることを含め、そういった**OSSプロジェクトの見つけにくさ・分かりにくさ等の問題**を緩和させることをゴールに作られたのが、今回ご紹介する「[Open Source DB(オープンソースデータベース)](https://shortener.work/s/opensourcedb)」です。

> ![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/3666436/ebb10250-613a-54f5-84d8-f5690ab3d0fb.png)
> 「AutoGPT」を紹介するページより。(Open Source DB)

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TensorFlowの内部構造を理解するために必要なことを考える(備忘録)

この記事は[OSS Advent Calendar 2023](https://qiita.com/advent-calendar/2023/open_source_software) 20日目の投稿です。

# 概要
TensorFlowの内部構造について理解したら仕事の幅が広がる現場に異動しました。なぜなら、新しい部署では次世代スーパーコンピュータ向けにTensorFlow、PyTorch、scikit-learnを移植するというミッションがあるからです。しかし、公式GitHubのソースコードを一度でも読もうと挑戦された方は気付くと思います。この膨大な量のソースコードをどうやって読めば良いのかと。。。ましてや内部構造を理解するなんて。。。筆者にも答えは有りません。有りませんが、無いなりに仮説を立てて、今後検証していこうと思います。

https://github.com/tensorflow/tensorflow

# 何をすべきか?
当然こう書けば、TensorFlowのソースコードを読むという結論に達するでしょう。しかし、いきなりは難しいでしょう。よって筆者はステップアップ方式

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SQLiteのDBをWebAPIにするnpx cliツールを作った

## 序

フロントエンドの実験中や、開発の初期の初期、PoCの段階などで、**DBを使いたいんだけどバックエンドを書くのめんどくさい**ってこと、ないでしょうか。私は割とあります。
そこで、SQLiteのDBを即席WebAPIにする開発用ツールを作りました。

#### npm

https://www.npmjs.com/package/apifi-sqlite

#### GitHub

https://github.com/kedama-t/apifi-sqlite

## Usage

– `npx`で一撃です。

“`sh
npx apifi-sqlite ./hoge.db 3000
“`

– このコマンドを実行すると、`hoge.db`のテーブルごとに、`http://localhost:3000/`以下にエンドポイントが生えます。
– ポートは省略可能で、デフォルトは`3000`です。
– `http://localhost:3000/`にアクセスすると、APIのリストが~~雑に~~出ます。
– ほんとは[Swagger](https://swagger

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有名OSSに軽くIssueを立ててみた話

本記事は[Nihon University Advent Calendar 2023](https://qiita.com/advent-calendar/2023/nihon-u)の8日目の記事です。

# はじめ
![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/1206692/2b9da12d-cbfd-882b-6466-ae0202b6b6eb.png)

[Bun](https://bun.sh/)というOSSにissueを立ててコントリビュートしました。

[Bun](https://bun.sh/)とは以下の引用の通り、テストランナー、バンドラー、トランスパイラー、ランタイムやパッケージマネージャーを兼ね備えているオールインワンのツールです。他のパッケージマネージャーやテストランナーより良いパフォーマンスが出ているとアピールしています。また、Lockfileがバイナリーファイルであるのが特徴的です。

>Develop, test, run, and bundle Java

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2023年末のElixirが出来ること⑩データ操作ライブラリ編(最新Elixirのキャッチアップと、アドカレのネタ探しに読んでください)

この記事は、[Elixir Advent Calendar 2023 シリーズ14](https://qiita.com/advent-calendar/2023/elixir) の24日目です

昨日は、 私で [「【TIPS】Elixirでループのbreak」](https://qiita.com/piacerex/items/1472eacf2f1df50138ee) でした

【本コラムは、10分で読めます】 ※各ライブラリをお試しいただく場合は各自次第で

[piacere](https://twitter.com/piacere_ex) です、ご覧いただいてありがとございます :bow:

2023年末の時点で、Elixirにいったい何が出来るのかを紐解いていくシリーズで、[前回は「⑨ マイクロサービスライブラリ編」](https://qiita.com/piacerex/items/7e4b15e4dd9a94e58b3b)でしたが、今回は「⑩ データ操作ライブラリ編」です

:::note warn
[① 2023年の新たなライブラリ/FW編](https:/

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25日間のまとめ -OpenChain Japan Advent Calendar 2023-

こんにちは!
昨日に続き、3度目の登場の遠藤です。
今年のアドベントカレンダーもいよいよ最終日です。
そこで、本日はこの25日のまとめをやっていきたいと思います。
![IMG_3589.jpg](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/537313/de1f863f-4098-ad3a-69b1-f4f14b9aebbb.jpeg)

# 生成AIの衝撃
なんといっても2023年のテック業界のキーワードは生成AI(GAI)でしょう。
その可能性についてはここで語るまでもありませんが、そのポテンシャルの高さがゆえにビジネス活用時の課題などもたくさん出てきており、まさに過渡期という感じです。
OSSのライセンスコンプライアンスに関わる課題も出てきているので引き続き私たちも注目していきたいと思います。
[生成AIの知財リスク](https://qiita.com/MasatoENDO/items/c482dde9216385f3dba4)
[生成AIにおけるライセンスリスク及びセキュリティリスク](https:/

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yumemi_lints を開発したお話

## はじめに

2023 年 11 月に pub.dev でゆめみ初のパッケージを公開しました。

https://pub.dev/packages/yumemi_lints

https://github.com/yumemi-inc/flutter-yumemi-lints

## [yumemi_lints] の特徴

ざっくり特徴をまとめると次のとおりです。

– Dart / Flutter のバージョンごとのリントルールセットを提供しています
– Dart 2.17 / Flutter 3.0.0 以降の全てのバージョンをサポートしています
– 提供しているリントルールセットは自動生成しています
– 推奨リントルールセット以外に全てのルールが入っているリントルールセットも提供しているため、簡単にカスタマイズできます

詳しくは [yumemi_lints] の README をご覧ください。

## 開発することになったきっかけ

個人的には、2022 年 1 月に Flutter ギルドを立ち上げた当初から、会社として pub.dev へ何かパッケージを公開したいと考

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個人ゲーム開発・TRPG関連のOSS

https://qiita.com/Subara3/items/c6874fe04504fa7148b3

上の記事でAdvent Currenderに参加したついでに、「身近で自分がお世話になっているOSSって何があるのかな~」と思ってリストアップしてみました。
私の趣味です。

# TRPG関連

## BCDice
https://github.com/bcdice/BCDice

Discordのダイスボットや、各セッションツールで使用されているダイスシステム、BCDice。

## ユドナリウム

https://github.com/TK11235/udonarium

セッションツール、ユドナリウムはオープンソースです。
カードの操作がしやすく、インセインやマーダーミステリーでお世話になっています。

# ゲーム制作関連

## godot
https://github.com/godotengine/godot

これは大きいところ、ゲームエンジンgodotはオープンソースです。

## Suika2
https://github.com/suika2engine/s

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Automotive Topics 2023

メリークリスマス!
今年2度目に登場の遠藤です。
今回はイベントレポートの一環として、[Open Compliance Summit 2023](https://events.linuxfoundation.org/open-compliance-summit/)の中で行われた[「Automotive Topics 2023」](https://sched.co/1Tbwv)のセッションの紹介となります。
![IMG_3842.jpg](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/537313/fcb18773-5185-85a7-fb91-57b30006b71d.jpeg)

# OpenChain Automotive WGとは
このセッションは[Open Chain Automotive WG](https://groups.io/g/openchain-automotive-work-group)のメンバーによって行われました。
OpenChain Automotive WGは2019年に私が立ち上げ

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はじめてのOSSコントリビューション with Snyk

### メリークリスマスイブ!

こちらは『Snykを使ってコードをセキュアにした記事を投稿しよう! by Snyk Advent Calendar 2023』24日目の記事です。

https://qiita.com/advent-calendar/2023/snyk

## OSS(オープンソースソフトウェア)とは

OSS、つまりオープンソースソフトウェア (Open Source Software)とは、ソフトウェアのソースコードが公開され、利用や改変、再配布を行うことが誰に対しても許可されているソフトウェアです。

たとえばOSだとLinux、プログラミング言語のPerl、ブラウザのfirefoxがOSSです。

最近知ったものだと、TRPGセッションツールの[ユドナリウム](https://github.com/TK11235/udonarium)なんかがオープンソースです。
(マダミナリウムというユドナリウムの派生を教えてもらって、初めて知りました)

再配布の許可は必須なのか?
イマイチよく分からないな、なんか定義あるのかな、と思って探していたら、
OSSを管理している

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Elixir OSSハック②【Livebook②】:Livebookコードブロックの実行付近を特定し、改造

この記事は、[Elixir Advent Calendar 2023 シリーズ12](https://qiita.com/advent-calendar/2023/elixir) の20日目です

【本コラムは、5分で読め、10分でお試しいただけます】

[piacere](https://twitter.com/piacere_ex) です、ご覧いただいてありがとございます :bow:

今回も、[前回](https://qiita.com/piacerex/items/8577f0e9a91556feb97c)に引き続き、下記の追体験 … つまり「Livebookの改造」をするコラムで、今回は、Elixirコードを実行できる「Livebookコードブロック」についてハックしていきます

みんなでコードを眺めて、震えて、納涼するイベント、[LiveViewJP#21「Livebookコードを眺めてみんなで震えて納涼する会」](https://liveview

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Tokyo Streamlit Meetupイベントリポート

この記事は[Snowflake Advent Calendar 2023](https://qiita.com/advent-calendar/2023/snowflake)シリーズ2の23日目です。
みんなでアドベントカレンダーを埋め尽くそうぜ!

## Tokyo Streamlit Meetupとは

[Streamlit](https://streamlit.io/)はPython向けのWebアプリケーションフレームワークです。
Streamlitを使うとフロントエンドの知識ゼロでもデータを可視化するためのWebアプリケーションを簡単に作れます。

Tokyo Streamlit MeetupはそのStreamlitをテーマにみんなでOSS貢献を体験してみよう!という野心的なイベントで、
Streamlitの共同創業者であるAmanda Kelly氏、[Streamlit Creators](https://streamlit.io/creators)(トップコントリビューター)のYuichiro Tachibana氏が講演をしてくれました。

https

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会社のプロダクトに自作プログラムを活用した経緯と、その功罪

この記事は、[株式会社ヘンリー アドベントカレンダー2023](https://qiita.com/advent-calendar/2023/henry)の21日目の記事です。昨日の記事は @agatan さんの [Henry の開発はなにが楽しい?ソフトウェアエンジニアにとっての魅力と挑戦をご紹介します!](https://dev.henry.jp/entry/2023/12/20/195512) でした。

# はじめに

株式会社ヘンリーのエンジニアの小貫です。私は病院で医療事務として5年ほど働いていたことがあり、その知見もあって主にレセコンまわりの開発をしています。
ヘンリーに入社してから、個人的につくったプログラムが会社のプロダクトのいち機能になったという体験をしまして、なかなかできない経験だったなーと思い、この件についてお話したいと思います。

# 個人的にプログラムを書くまで

私は開発でレセコンまわりを担当することが多く、業務に役立てようと個人的にプログラムを書いていました。

レセコンとは「レセプトコンピュータシステム」のことで、医療機関の診療報酬の計算やレセプト(

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OSSJでのOSPOのパネルディスカッションを終えて

# はじめに
12/6に続いて、再び投稿させていただく大和田です。本日は、Open Source Summit Japan 2023の2日目に行われたパネルディスカッション [“The OSPO Panel of JAPAN 2023: How to Accelerate OSPO?”](https://sched.co/1TyrU)について簡単に報告します。

# 概要
Open Source Summitは[The Linux Foundation](https://www.linuxfoundation.org/)が開催するLinuxをはじめとするOSSに関わる人々が集まるイベントで、世界各地で行われています。12/5-6に日本の有明セントラルタワーホール&カンファレンスで開催されました。12/19の投稿にその概要が紹介されています。

ご紹介するパネルディスカッション [“The OSPO Panel of JAPAN 2023: How to Accelerate OSPO?”](https://sched.co/1TyrU)は、[TODO Group](https://to

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Open Compliance Summit 2023 参加レポート

# Open Compliance Summit 2023に参加してきました

## イベント概要
Open Compliance Summitは、Linux Foundation主催のオープンソースソフトウェアのコンプライアンスに関わる知識を共有する国際的なイベントです。例年、”Open Source Summit Japan + Automotive Linux Summit”とあわせて連続開催されています。

Open Source Summitは主に技術的な領域を取り扱う一方で、Open Compliance Summitではライセンスの考え方やオープンソースソフトウェアを取り巻く標準規格の解説、セキュリティやコンプライアンスを高めるためのツール、組織づくりのケーススタディといった、オープンソースソフトウェアに関する広範な内容を取り扱います。

– イベント名:[Open Compliance Summit 2023](https://events.linuxfoundation.org/open-compliance-summit/)
– 開催期間:例年12月の開催です。今年

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Hyprlandで作る美しいLinuxデスクトップ

# はじめに

フリュー Advent Calendar 2023 の20日目担当の
ふりゅーぺんぎんです

今回は題名の通りHyprlandとWaybarを用い、良い感じのLinuxデスクトップ環境を作ってみようというものです

Linuxデスクトップ元年はとうの昔に過ぎ去っているので、当然ご存知かと思いますが、Linuxでは自由にデスクトップ環境を選択したり改造することができます
(UnixPornで検索したらカッコいいのが沢山でてくるよ)

KDE PlasmaやGnomeといったデスクトップ環境以外にもウィンドウマネージャ(i3wmやXmonadなど)という選択肢がありますが、厄介なことに近年はX Window SystemからWaylandへの過渡期であり、ウィンドウマネージャ使いは乗り換えをしなければならない季節です(i3->Sway等)

その中でHyprlandなるものを見つけたのですが、日本語の記事があんまりなかったので(特に難しいものでもないと思うのでそもそも必要ないかもしれませんが)、その辺りの情報を増やしたいなぁと思った次第です

検証の環境はManjaroです

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Open Source Summit Japan 概要

### はじめに
パナソニックホールディングス株式会社でOSSコンプライアンス推進を担当している加藤と申します.
本日は、オープンソースに関するイベント Open Source Summit Japan 2023(OSS Japan 2023)について紹介したいと思います。

### Open Source Summit Japan (OSS Japan) ってなに?
The Linux Foundationが主催するオープンソースソフトウェアに関する国際技術カンファレンスです.類似イベントに、Open Source Summit (North America) や Open Source Summit EU があり、毎年日本でも OSS Japan として開催されています(ここ数年は12月の開催です)。Open Source Summit Japan という名称になったのは2017年からで,過去は Japan Linux Symposium (2009年),Linux Con Japan (2010~2016年) という名称でした.過去はLinux関連の話題がメインでしたが,OSS全

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個人開発のOSSで独立・起業した話

# 自己紹介
内田といいます。富士通エフサスという会社に19年ほど勤務していましがが、2014年から開発をはじめたOSS プリザンターで2017年に独立起業しました。今はインプリムという会社(7期目)を経営しています。

# プリザンターとは?
個人開発のOSSで、もともとは富士通社内の管理業務の効率化を狙って開発した情報共有ツールです。データベースとしての機能をもっていて、エクセルで管理している仕事を置き換えることができます。OSSなので、フリーソフトとして無料で提供しています。

https://github.com/Implem/Implem.Pleasanter

# なぜ開発したか?
管理業務がとても大変でした。エクセルとメール、そして印刷しての会議は労力が必用でした。こうした業務をWeb化すればよいのですが、管理業務の種類も多いため1つ1つWeb化していっては時間が足りません。そのため、簡単にエクセルで管理しているようなものをWebの操作だけで開発できるツールを作ろうと考えました。今流行の言葉でいうところの業務システムのノーコード開発ツールです。下記は独立・起業する前に F

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SBOM管理に取り組んでみた

## はじめに

[SRA Advent Calendar 2023](https://qiita.com/advent-calendar/2023/sra)の19日目です。
関西事業部の南部です。

可能な限り誕生日の本日(12/19)に記事を書くようにして7年。47歳になりました。もう紛れもないアラフィフです。

今回は、2020年6月に以前一緒に仕事をしていた人にSBOM管理環境を構築しましょうとお声掛けをいただき早3年。
ようやく形になり運用も始まり一段落したので、SBOMについて少し書いておこうと思いました。

## SBOMとは

Software Bill of Materialsの頭文字をとったもので、「エスボム」と読みます。
詳しくは[OpenChain Japan](https://qiita.com/organizations/openchainproject)や、[日立ソリューションズ社のHP](https://www.hitachi-solutions.co.jp/sbom/sp/solution/sbom/)と、たくさんあるので見てみてください

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LangChainから見る、OSS成長の力学

こんにちは、[kzk_maeda](https://twitter.com/kzk_maeda)と申します

普段はatama plusという会社でSRE/DRE/EMをしつつ、AWS Community Builderとしてコミュニティ活動したりしています。

また趣味でGAI/LLM界隈はうすーくウォッチしており、LangChain系のイベントに登壇したり、Bedrock触ったりしています。

その活動の中でLangChainにコントリビュートする機会が何度かあったのですが、この異常なペースで成長しているOSSに興味があり、なぜここまで巨大なOSSとして成長できているのかを考察してみようと思います。

※ちなみに以前イベントで喋った以下の話を、別の角度からやってみようという記事です

※世の中にはいろんなVCSがありますが、今回はGitHubベースで調査していきます。
※[langchain-ai](https://github.com/

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