Rails関連のことを調べてみた

Rails関連のことを調べてみた
目次

データを取得するために、何気なく使用していた、findメソッド・whereメソッドそれぞれから得られる結果の違いについて

## バージョン
– ruby 3.2.2
– Rails 6.1.7.6
————————-

データを取得するために、深く考えずに使用していたfindメソッドとwhereメソッド。だが、スクールで課題に取り掛かっていた時に、得られる結果に奥深い違いがあることを知り、追求したくなったので、とりあえず現時点でわかったことをまとめたいと思います。

今回、tasksテーブルが以下のように定義されている。
|name|content|created_at|updated_at|以下、関係ないので省略…|
|:-:|:-:|:-:|:-:|:-:|

## あるタスクの内容(content)のデータを取得しようとwhereを使ったら、エラーになった!!なぜだ!!

`task.content` という形で、あるタスクの内容のデータを取り出すために、まず、
`task = Task.find(39)`として、idが39のデータを取り出そうとしたが、この日の私は、最近findばかり使用しているから、whereにも慣れたいなと考え、whereを用いてデータを取得

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Stimulus アプリケーションの起動時に何をしているのか?

# はじめに

私は、StimulusをRailsで使うとき、[stimulus-rails](https://github.com/hotwired/stimulus-rails) gemをインストールします。
そして、以下のコマンドを実行してStimulusを使う環境を整えます。
“`sh
./bin/rails stimulus:install
“`
このコマンドを実行すると、複数のファイルが作成されます。
このファイルがあるおかげで、Stimulusが気軽に使える状態になります。

作成されるファイルの中に、Stimulusアプリケーションを起動している以下のファイルがあります。
“`js:app/javascript/controllers/application.js
import { Application } from “@hotwired/stimulus”

const application = Application.start()

// Configure Stimulus development experience
application.debu

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devise_token_authで作る認証機能

## devise_token_authとは?
devise_token_authはRailsでトークンベースの認証機能を作れるgemのこと。
フロントとバックを分けて開発している時なんかに使う。
クライアントは、発行されたトークンを用いてユーザー認証を行う。
メールアドレスを用いた本人確認や、パスワードのリセットといった、webアプリケーションによくある機能もこのgemで作ることができる。

## 実行環境
Ruby 3.3.0
Rails 7.0.8

## 環境設定
まずは必要なgemをインストール。
“`
gem ‘devise_token_auth’
gem “devise”
gem “rack-cors”
“`
“`
bundle install
“`
:::note info
CORSの制御のため、rack-corsも必要
:::

deviseとdevise_token_authをインストール
“`
rails g devise:install
rails g devise_token_auth:install User auth
“`
:::note in

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Ruby 3.3.0 Rails 7.1.3 でYJITを有効にする

あるWebアプリケーションの Ruby on Rails のバージョンを`7.1.3`に上げました。 Ruby のバージョンを`3.3.0`に上げました。

ついでにYJITを有効にしました。
[Enable YJIT · pubannotation/pubannotation@f9284cd](https://github.com/pubannotation/pubannotation/commit/f9284cd97a57af10e05b33360c0c45634749a97e)
次のファイルを追加しました。

“`ruby:config/initializers/enable_yjit.rb
if defined? RubyVM::YJIT.enable
Rails.application.config.after_initialize do
RubyVM::YJIT.enable
end
end
“`

運用中に何かの理由で無効にしたくなったら、コメントアウトするかファイルごと削除します。
この方法は、最新のRuby on Railsに取り込まれているそのま

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RailsとNext.js:ウェブ開発の二つの異なるアプローチ

ウェブ開発の世界は広く、さまざまなツールやフレームワークが存在します。

この記事は、2つの人気のある技術、Ruby on Rails(通称「Rails」)とNext.jsについて、それぞれの特徴や利点をまとめています。

## Ruby on Rails(Rails)とは?
Railsは、Rubyというプログラミング言語で書かれたサーバーサイドのウェブアプリケーションフレームワークです。2005年に登場して以来、多くのウェブサイトやアプリケーションで使用されています。

**Railsの特徴と利点**

– 規約重視のフレームワーク: Railsは「Convention over Configuration(設定より規約)」の原則を採用しており、開発者が一般的な決定やパターンを迅速に進めることができます。
– 全スタック開発: Railsはデータベース、ウェブサービス、ウェブページなどの全てを扱うことができ、一貫した開発体験を提供します。
– 豊富なジェム: Rubyのライブラリ(ジェム)は非常に豊富で、多くの機能を簡単に組み込むことができます。
大規模なコミュニティ: 長年の歴史と

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【Rails】DeviseやDevise Token Authのyield部分に処理を追加する方法

## はじめに
[Devise](https://github.com/heartcombo/devise)や[Devise Token Auth](https://github.com/lynndylanhurley/devise_token_auth)のコードの中に以下のように記述されている箇所があります。

“`rb
def create
# …
yield resource if block_given?
# …
end
“`

https://github.com/heartcombo/devise/blob/e2242a95f3bb2e68ec0e9a064238ff7af6429545/app/controllers/devise/confirmations_controller.rb#L12

この`yield resource if block_given?`の部分に処理を追加する方法について記載します。

## 方法

オーバーライドの際に以下のように記述することで該当部分に処理を追加することができます。

“`rb

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AWS SDK for Rubyを使ってCloudWatch Logs Insightsの分析内容を取得する

# はじめに
CloudWatchのログの内容が膨大なときはCloudWatch Logs Insightsを使って必要なログのみを取得し分析していたのですが、AWS SDK for Rubyを使ってCSV形式で出力する機会があったのでその方法についてまとめてみました。

CloudWatch Logs Insightsをあまり使ったことがない方、CloudWatchのログデータをCSV形式で取得する方法について興味がある方のお役に立つかと思います!

# CloudWatch Logs Insightsとは?
独自のクエリ構文を使いCloudWatch Logsのログデータをインタラクティブに検索、分析できるAWSが提供するサービスの一つです。

:::note info
CloudWatch Logsとは?
CloudWatchの機能の一つで、AWSのリソースやアプリケーションから生成されるログデータを収集、監視、保存する
:::

CloudWatchのサイドバーから「ログのインサイト」に進むと操作画面に移ります。

![image.png](https://qiita-imag

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RoRにおける検索時の表記揺れ対応(漢字、カタカナ、ひらがな)

## 事象

検索機能を実装する際、表記揺れに対応する必要が生じました。例えば、検索ワードが「東京」の場合、「とうきょう」や「トウキョウ」といったひらがなやカタカナ表記でもヒットさせる必要がありました。また、「コンビニ」というカタカナで入力された場合には、「こんびに」というひらがな表記での検索にも対応することが求められました。この記事では、Ruby on Railsを使用して、これらの表記揺れに柔軟に対応する方法を共有いたします。

また、このアプローチは、「漢字のみ」「カタカナのみ」「ひらがなのみ」といった通常のパターンだけでなく、「漢字とカタカナとひらがな」「漢字とカタカナ」「漢字とひらがな」「カタカナとひらがな」といったイレギュラーなパターンに対しても柔軟に対応できます。これは、各文字が漢字、カタカナ、またはひらがなかどうかを個別に判断し、それに応じて適切な変換を行うことにより実現されています。この方法により、多様な表記揺れに対応することが可能になり、検索機能の精度を高めることができます。

## 対処法

以下のコードスニペットでは、RubyのStringクラスにStringH

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devise_token_authの設定について

## deviseとは

deviseは、Railsで簡単にログインやサインアップなどの認証機能を実装することができるgemの事です。

## devise_token_authとは

devise_token_authとは、トークン認証機能を実装することができるgemです。
例えば、ユーザーがログインした時にサーバー側でトークンが生成されてそれを、Headerに含めてユーザー側にレスポンスすることができます。

## devise_token_authの導入
まずは、必要なgemをGemfileに書いていきます。
“`diff_ruby:Gemfile
+ gem ‘devise’
+ gem ‘devise_token_auth’
“`
次に、gemをインストールします。
“`
bundle install
“`
インストールが完了したら、devise用のファイルを以下のコマンドで作成します。
“`
rails g devise:install
“`
“`
rails g devise_token_auth:install User auth
“`
上記のコマンドに

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【Ruby on Rails】Active StorageがうまくAttachmentされずに苦しんだ話

# はじめに
Ruby on RailsでECサイトを作成する課題に取り組んでいたところ、Active Storageでattachした画像が何度やってもnilになってしまい苦しみました。
私のような稀有な現象に悩む方のために記事として残しておきます。

# 原因
原因はActive StorageがAttachmentする対象テーブルでデフォルトの連番idを使用しなかったことでした。
テーブルを作成した際に「id」カラム、「created_at(作成日時)」カラム、「updated_at(作成日時)」カラムは自動で作成されます。
しかし、今回作成する商品テーブルでは商品IDを使用するため、自動採番される値ではなく、こちらで決めたユニーク値を設定しました。
Active Storageが作成した「active_storage_attachments」テーブルは連番idを参照しているため紐づけることができずnilが渡されることが原因でした。
## 例
### AttachmentされないDB
#### item テーブル
|id|name|price|description|create

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.to_h について

### .to_hメソッドとは
対象のオブジェクト(配列やEnum型)に対してhashの形に変換する

#### 例
“`
users = [[:name1, Alice], [:name2, Bob], [:name3, Hanako]]
users.to_hash
→{name1: Alice, name2: Bob, name3: Hanako}
“`

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gem `better_errors` の使い方【Ruby on Rails】

# はじめに
`bettr_errors`はRubyのgemで、特にRails開発において有用なツールだそうです。
コマンドを覚える必要もなく、開発環境においては入れるだけ得!なgemです。
# 使い方
特徴
– 詳細なエラーページを表示してくれる
– エラーが発生した場所でコードを試行できる
– エラーが発生した時点の変数を確認できる
– エラーが発生したソースコード周辺を表示してくれる

以上の特徴により、問題の原因を突き止めやすくなります。
## インストール
### 1. `Gemfile`に追記
“`rb
group :development, :test do
# …省略

gem ‘better_errors’
gem ‘binding_of_caller’

# …省略
end
“`
`binding_of_caller`は、エラーが発生したコードの呼び出し元も教えてくれるgemです。
`better_errors`と一緒に使用されることが多い。
### 2. 追記したgemのインストール
“`bash
$ docker compose r

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sort_byメソッドについて

## sort_byメソッドについて

array,hashに対して使えるメソッド
ブロックに渡した、値をソートキーとし昇順に並び替えて返す
:::note info
ここで言う、ソートキーとは、要素に紐づけた値
数字だと、そのままの値がキーとなりなんの意味これ・・・?と思うが
lengthなどで考えてみるとわかりやすい
appleという値が飛んできた時に、こいつは5っていうソートキーを基準に比較するで・・・的な感じ
:::

このメソッドは破壊的なメソッドではないため、元のarray,hashを変更しない
変更をしたい場合は、sort_by!を使用する

“`
### arrayの場合
const nums = [3, 2, 1, 4, 5]
nums.sort_by { |num| num }
→[1, 2, 3, 4, 5]

### hashの場合
const ages = [{age: 1}, {age: 5}, {age: 3}]
ages.sort_by {|hash| hash[:age]}
→[{age: 1}, {age: 3} {age: 5}]
“`

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【Rails】carrierwaveでファイルをアップロードする時に、元々のファイル名(オリジナル名)をカラムに保存されるようにする

## はじめに
carrierwaveで投稿に添付ファイルをアップロードする機能を作成しました。
その機能では、ローカル環境に保存するためセキュリティの問題でファイルを保存するときにランダムなファイル名に変更されるようにしております。
しかし、画面にファイル名を表示する時は元々のオリジナルのファイル名を表示する必要がでてきたので、今回はこの問題を対応した。
carrierwaveでのファイルの投稿機能自体については省略します。

## 環境
`Rails 7.0.4`

## 変更前のテーブル
|Posts|
|:–|
|title|
|text|
|attachment_file|

## 実際に対応したこと
Postsテーブルにoriginal_file_nameカラムを追加して、attachment_fileを保存する前ににファイルのオリジナルのファイル名をoriginal_file_nameに保存する処理を追加しました。

## original_file_nameカラムを追加します
~~~ruby:db/migrate/20240101XXXXXX_add_column_p

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【Ruby on Rails】bcryptを導入でcannot load such file — bcrypt

# 初めに
パスワードのハッシュ化でgemをインストールしたときに上手くいかなかったので書きます。

# 問題
今回はbcryptというgemを導入してパスワードの安全化を目指しましたが、以下エラーが起きました。

![スクリーンショット 2024-01-26 7.55.17.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/3536873/df31207a-e07e-e06e-1d96-fc8bd5884e27.png)

① Gemfileに以下インストールするgemを記述
② bundleインストール
③ Userモデルにhas_secure_passwordを記述

この辺りの手順を見直しましたが、解決できません。

“`
gem ‘bcrypt’
“`

“`ruby
class User < ApplicationRecord has_secure_password validates :name, { presence: true } validates :email, {

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【個人開発】お弁当作りをサポートするアプリ「いつものお弁当」を作りました!【Rails】

# はじめに

こんにちは、あっぴー(@super-appy)と申します。
プログラミングスクールに通ってRuby on Railsを学習しています。
先日、お弁当作りをサポートするアプリをリリースしたので、アプリの紹介と技術についてまとめます!
よろしくお願いします。

## 目次
1. WEBアプリの紹介
1. 技術構成
1. こだわった点
1. 少しだけ後悔している点
1. 参考にした記事など

# 1. Webアプリの紹介
今ある材料で作れるレシピを生成できるAIレシピと、お弁当の記録カレンダーでお弁当作りをサポートするアプリです。

![ogp.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/2724148/3d45634a-ac8a-11cf-6436-36f927069fef.png)

サービスURL(レスポンシブ対応しておりますので、スマホからもどうぞ)

https://everydaylunchbox-d534442e43a4.herokuapp.com/

Github

http

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[rails]「とりあえずransack付けてみたいだけなんです」

自力でプルダウンなど、文字入力以外の検索方法やソート機能を実装しようとすると少し大変かもしれませんが、gemのransackを用いると超簡単に作れてしまいます。

手っ取り早く実装してみたい人向けです。
細かい仕様等は公式ドキュメントを参照してください。
# 前提
– crud実装済み
– 本記事ではpostモデルでMVCを組んでいます

# 実装

> gemのインストール

“`rb:Gemfile
gem ‘ransack’ #追記
“`
追記後ターミナルで`bundle install`を実行

> controller記述
“`rb:PostsController
class PostsController < ApplicationController def index @posts = Post.all #投稿一覧表示用(もともとある前提) @q = Post.ransack(params[:q]) #追記 @posts= @q.result #追記 end end ``

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【DeviseTokenAuth】UnsafeRedirectError解消法

## はじめに

DeviseTokenAuthを使用している際に`redirect_to`が実行されると`UnsafeRedirectError`が発生します。

エラーに関する詳細は以下のページをご参照ください。

https://api.rubyonrails.org/v7.1/classes/ActionController/Redirecting.html#method-i-redirect_to

## 解消法

外部リダイレクトしているコントローラーに以下を追加します。

“`rb
def redirect_options
{ allow_other_host: true }
end
“`

## 参考

https://github.com/lynndylanhurley/devise_token_auth/pull/1599

https://github.com/lynndylanhurley/devise_token_auth/issues/1536

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Railsのserializerの使い方や導入手順について再認識する

## 最初に

私は、大学生であり、もう少しでWebエンジニアとしてのキャリアが始まる為、現在学習している内容などを投稿していきたいと思います。

## serializerについて

serializerとは、RailsでAPIを作る際、データをJSON形式にわかりやすく変換して適切な制御できるgemの事です。

例えば、userのデータ情報が`id`,`name`,`email`,`created_at`,`update_at`とあったとして、user情報をAPIから送る際に全ての情報を送るのは、セキュリティの面で問題となるので、userの全ての情報のうち、どの情報をレスポンスするのかを制御する為にserializerを導入します。

## 1. gemのインストールと設定

– gemインストール

Railsでserializerを扱う為には、Gemfileにgemを追加してインストールする必要があります。
“`ruby:Gemfile
gem ‘active_model_serializers’
“`
上記をGemfileに追記した後にgemをインストールします。

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dockerとdocker composeでwebアプリをdocker化する方法

## はじめに

アプリの開発環境の構築はめちゃくちゃエラーが出ます。
そして、開発環境、テスト環境、実行環境とそれぞれの環境を構築する際もやはりめちゃくちゃエラーがでます。
その環境を一括管理できるのがDockerです。
環境ごとをコンテナで管理できるのがものすごく便利です。
今回はそのDockerを使って、Webアプリをdocker化する方法を紹介します。

## Dockerをインストール

公式から自分のPCやCPUに合ったものをインストールしましょう。

https://docs.docker.com/desktop/install/mac-install/?_fsi=KfUS4RTU

## 条件

– Docker未使用の環境で動作するRailsのwebアプリを用意する。
– RailsアプリはRubyのバージョン3.2.2、dbとしてpostgresのバージョン12を使用する。

## 方針

– コンテナは2つ用意する
– WebはRailsのアプリを動かす
– dbはpostgresを動かす
– docker-compose upでRailsプロセス

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