Ruby関連のことを調べてみた

Ruby関連のことを調べてみた

Ruby + Goで魔法のスプレッドシートの更新を通知するSlackAppを作ってみた

## はじめに
IT企業のインターン情報が多数掲載されている[魔法のスプレッドシート](https://magic-spreadsheets.pages.dev)ですが、新しい募集が掲載されても変更の通知を受け取ったり差分を確認する機能がないため、優秀な人材と企業がマッチする機会が損なわれるという課題を感じていました。

そこで今回は、魔法のスプレッドシートが更新されたときにSlackに通知を流すSlackAppを作ってみました。

完成したコードはGithubで公開しているので参考程度にどうぞ。

https://github.com/piny940/magic-spreadsheet-notifier

SlackAppはこちらのサイトから追加できるようにしました。

https://magic-spreadsheet-notifier.piny940.com

## 技術選定

今回作るSlackAppの動作は写真のようになります。
![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/3

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【Rails】has_manyでオートセーブが設定できるのは便利

どうもこんにちは。

今回は、モデル同士の関連付けを定義する時によく使用される`has_many`での便利なオプション`autosave: true`についてメモします。

以降は、以下の記事の知識(`build`メソッド)を使用しています。

https://qiita.com/PDC-Kurashinak/private/413059bf52c7ab14ed16

## has_manyってなに?

`has_many`とは、モデル同士を関連付けるために`belongs_to`と一緒に使用するものです。

UserモデルにPostモデルが子として紐づいていることを定義したい場合は、以下のように定義します。

“`ruby
# Userモデル
class User < ApplicationRecord has_many :posts end # Postモデル class Post < ApplicationRecord belongs_to :user end ``` has_manyにはオプションがいくつかあり、最も使用されるものは`dependent:

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【Rails】ActiveRecord::Base.transactionについて

どうもこんにちは。

今回はRailsでDB操作をする時に便利な`ActiveRecord::Base.transaction`についてメモします。

# トランザクションって何?

トランザクションをネットで検索すると、**「ここからここまでワンセット」な処理単位が「トランザクション」** というわかりやすく説明してありました。

まさにその通りです。

この考えをDBの操作でも活用しているものがRailsにおけるトランザクションです。

# 使い方

基本的に、データの登録、更新、削除する時のメソッドとして使われます。

`ActiveRecord::Base.transaction do … end`ブロックでsaveメソッドやupdateメソッド処理の箇所を囲うようにして使用します。

“`ruby
def create
## データを登録するためのデータを作成
user = User.find(params[:id])
profile = Profile.new(user_id: user.id, hobby: ‘野球をすること’, favori

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【Rails】Rspecで500エラーが出る

# はじめに
この記事では、学習中に出会ったエラーとその解決までの道のりを自分のために記録しています。
初学者のため理解が不十分なところがあるかもしれません。その場合はご指摘いただけると幸いです。

# 起こった問題
Solidusを使用してECサイトを作成中、Rspec(リクエストスペック)を実行したところ500エラーが返ってきた

# 結論
テストに使用しない場合でもviewで使用しているデータはテストデータとして作成しておく

# 解決までの道のり
### 前提条件
– Solidusに予め用意されているテストデータを使用
– viewには商品カテゴリーのパンくずリスト、商品画像、商品名、金額を表示

### 発生したエラー
スペックファイルは下記のように記述
“`spec/requests/product_spec.rb
require ‘rails_helper’

RSpec,describe “Products”, type: : request do
describe “GET /products” do
let!(:product) { create(:

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Railsでログインを押すとログアウトに表示を変更する方法

## Railsでログインを押すとログアウトに表示を変更する方法

今回はRuby on Railsでログイン機能を実装します!
ログイン機能を実装しようとすると、ログイン・ログアウト・新規登録のボタンが3つできるかもしれません。今回は3つできるボタンを2つで実装し、ログインボタンを押したらログアウトと表示できるようにしていきたいと思います!(イメージは以下の動画です)
![ログイン.gif](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/3687617/30d26900-51b4-51bb-0646-223227b9db92.gif)

:::note warn
注意
この記事は、すでにログイン・ログアウト・新規登録の実装ができていることを前提に書いています。
:::

### 目次
1.View周り
2.コントローラー設計
3.ルート周り

## View周り
まず、ビューページのどこかに以下のようにログイン・ログアウト・新規登録のボタンを実装しているかもしれません。

“`ruby:tweets/i

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Devise 使用 Rails アプリで、パスワード変更機能をユーザー情報編集から分離➡パスワードリセットと統合してみた話

## 概要(やってみたこと)

1. ユーザー編集画面で、パスワードとそれ以外の属性の編集画面を別々にする
1. パスワード**以外**の編集時は確定時のパスワード再入力を不要とする
1. パスワード変更画面/処理はパスワードリセットのView/Actionと共用にしてパスワード変更処理を一つにする

末筆の通りあまりお行儀は良くない気がするので、コードの量より分かりやすさが重要な状況(大規模プロジェクトetc.)には向かないと思います。
コード量抑制を重視する状況下では使いどころもあるかもしれませんが、こんなやり方もできたという一種の頭の体操的に捉えて頂けますと幸いです🙏

なお前提として、本稿内では Devise の認証対象のモデルは「`User`」としています。
モデル名が異なる場合は適宜読み替えてください。

## ソース・環境

ソース全文・全履歴は下記になります。なるべく対応内容ごとの変化が分かりやすいようにコミット単位も調整しました。

https://github.com/k-yamauchi-1/passwords_edit_with_devise

ローカル環境は

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【Rails】意図していないアクションが実行されてしまう時に確認してほしいこと

## はじめに
Railsでアプリ開発をしていて、意図通りにアクションが実行されないことはよくあると思います。
その原因は様々あると思いますが、今回は未来の自分の為に一つの例を投稿します。
ついでに初学者の方々の助けにもなれば幸いです。

## ルーティングの記述の順番を確認する。
Railsのルーティングは、ルートの定義順によって評価されます。
つまり、最初にマッチしたものが実行されます。
以下の場合`item_export_list_path`をリクエストすると
`item#export_list`ではなく`item#show`が実行されてしまいます。
~~~ruby:config/routes.rb
post ‘items/:id’, to: ‘item#show’, as: ‘items_show’
post ‘items/item_list’, to: ‘item#export_list’, as: ‘item_export_list’
~~~
なので以下のように順番を入れ替えて修正
~~~ruby:config/routes.rb
post ‘items/item_list

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dockerコンテナ内でrails dbconsoleが使えないエラーが出た時の対処法

**概要**
—————————————

DBコンソールを起動しようとDockerコンテナ内で以下コマンドを実行したが,エラーが発生。

“`
# rails db
Couldn’t find database client: psql. Check your $PATH and try again.
“`

rails dbコマンドを実行したときにPostgreSQLのクライアントであるpsqlが見つからないときに表示されるとのこと。
Dockerfileを訂正し,PostgreSQLをインストールする必要がある。

**解決策**
——————————————–
Dockerfile
“`rb
FROM ruby:3.1.4
RUN curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_19.x | bash – \
&& wget –quiet -O – /tmp/pubkey.gpg https://dl.yarnpkg.

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【Rails】destroyではなくshowが実行される

# はじめに
この記事では、学習中に出会ったエラーとその解決までの道のりを自分のために記録しています。
初学者のため理解が不十分なところがあるかもしれません。
その場合はご指摘いただけると幸いです。

# 起こった問題
スクールのカリキュラムでX(旧Twitter)のような短文投稿サイトを作成した際、destroyアクションを実装して投稿の削除ボタンを作成したが、showアクションが実行されてしまった

# 結論
RubyのコードではなくJavaScriptの問題の可能性があるためコンソールを確認してみる

# 試したこと①
元の記述(これだとdestroyできない)
“`
<%= link_to "削除", user, method: :delete, data: { confirm: "本当に削除しますか?" } %>
“`
この記述で作成した削除リンクをクリックするとshowアクションに飛んでしまいました。
特にエラーが表示されるわけでもありません。
調べたところ、link_toをbutton_toに変更すると解決する場合があるとのことだったので試してみました。
“`
<

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【Rails】buildメソッド結構有能かもしれない

どうもこんにちは。

今回はRailsで使いこなすと楽そうな`build`メソッドについて調べました。

# buildメソッドとは?

`build`メソッドは`new`メソッドにかなり似たメソッドです。
ただし、場合によって、`new`メソッドを使用するより`build`メソッドを使用することでコードの簡略化ができます。

# newメソッドとの違い

## newメソッド

– Active Recordモデルの新しいインスタンスを作成する
– モデルクラス自体に対して直接呼び出される

“`ruby
new_post = Post.new
“`

– 関連付けを意識せずに単独でオブジェクトを作成する場合に使用される

## buildメソッド

– `has_many`、`has_one`、`belongs_to`などの関連付けが定義されている場合に使用される
– 関連付けられたオブジェクトの新しいインスタンスを作成し、そのインスタンスを親オブジェクトに自動的に紐付ける
– 関連付けを表すメソッドチェーンの一部として使用される

“`ruby
user = User.fi

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繰り返し処理

繰り返し処理を2通りで実装しました。

>課題:iを0から9まで10回ループするプログラムを作成しなさい。

while文
“`ruby
# while

i = 0

while i < 10 do puts "Hello" i += 1 end ``` times文 ```ruby 10.times do |i| puts "#{i}: hello" end ```

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【Ruby・Rails】nil? ・empty? ・blank? ・present?の使い方

## はじめに
使い分けがフワッとしていたので改めてまとめます。
## メソッドごとの違い

| メソッド |判定対象| 出力 |
| — | ———– | ——- |
| nil?| nil |Boolean|
| empty?|””(空文字)|Boolean|
| blank?| nil + “”(空文字) + [] + {} |Boolean|
| present?|nil + “”(空文字)以外か|Boolean|

https://railsdoc.com/page/empty

## nil?

“`ruby
hoge = nil
puts hoge.nil?
# true
hoge = “”
puts hoge.nil?
# false
“`

## empty?
“`ruby
hoge = “”
puts hoge.empty?
# true

hoge = “hoge”
puts hoge.empty?
# false

hoge = nil
puts hoge.empty?
#undefined method `empty?’

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麻雀AI対戦サーバMjaiのインストール


## [1.]概要

### [1-1.]目的

麻雀AI対戦サーバ「Mjai」をインストールする手順をまとめます。

### [1-2.]「Mjai:麻雀AI対戦サーバ」とは
「Mjai:麻雀AI対戦サーバ」(以下mjai)とは、麻雀AI同士で対戦することができるrubyベースのアプリケーションです。
詳細は[Mjai 麻雀AI対戦サーバ](http://gimite.net/pukiwiki/index.php?Mjai%20%E9%BA%BB%E9%

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インターフェースを活用したトレイトプログラミングとプロパティパターンマッチングの相性が素晴らしいという話

## はじめに
皆様は日頃から各プログラミング言語の特徴や機能についてキャッチアップしていますか?
今回はRubyのmixinの勉強を進めていく中でtraitとの違いが気になり、C#ではどう表現するのか気になり、勉強がてらこの記事を書くに至りました。笑

Ruby ワンライナー 入門

## 前置き

### ワンライナー

手元で何かしたいときに,スクリプトを書くことがある.
自分の基準だと,

1. ワンライナー
2. Make
– make がデフォルトインストールされている場合
3. プログラミング言語のスクリプト
4. プロジェクト

みたいな優先順位になることが多い.
必要となる速度,妥当性検証,再利用性みたいな部分でもこの順序で考えていそう.

### Ruby

今まで,Perl でやっていたけど,Ruby か別の言語にしようと思ったので,
今回のステップでは Ruby にする.[^next][^why]
[^next]: ネクストステップだと,型ありがいいかも?
[^why]: Perl を書ける人が少ないなどの理由がある.

## 準備

### パイプ

“`shell-session
$ ruby -lpe ‘do something for $_’
“`

よくあるパターン

“`shell-session
$ ruby -lne ‘do something for $_’
“`

あとよく使うオプション

– `-a`

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Ruby基礎 学習コードコピペ

Ruby基礎 (学習コードコピペ)

puts “Good morning”
ctrl + @でGood morningを出力。改行される。
print “Good morning” は改行しない。
ctrl + shift + S で保存。

p”改行されない”
puts”Good morning” # putsと”Good morning”の間にスペースが必要なことに注意 
puts”Good afternoon”
puts”Good evening”
p”改行される”
print”Good morning”
print”Good afternoon”
print”Good evening”
print” ”
num = 1
p” # 変数を代入”
p num
print ” #変数を参照(出力)”
p num
print ” # pでputsを省略できる”
print”ハイフンや数字から始めることはできない”
print”予約語は変数名にはできない。return,class,for,wh

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railsで作成したアプリに投稿日時を表示させる方法

# 投稿日時を表示させるには

以下の記述をすることで投稿日時を表示できる。
“`ruby:〇〇.html.erb
<%= テーブル名.created_at %>
“`

ただし、この記述だと日本時間で表示されない(おそらくアメリカの時間が表示されている) ため為日本時間への変更が必要になる。

# 日本時間を表示させる

## 手順1
日本時間を表示させるには aplication.rb を以下のように編集する。
“`ruby:aplication.rb
module TaskMemo
class Application < Rails::Application # Initialize configuration defaults for originally generated Rails version. config.load_defaults 7.0 config.i18n.default_locale = :ja config.time_zone = 'Tokyo' # 省略 end end ``` ```

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Ruby on Rails 環境構築 MacOS

MacOSでのRuby on Railsの環境構築(installまわりのみ)を記録用に残しておきたいと思います。
ChatGPTに聞けば一発でわかることかもしれませんが、誰かの経験を参考にしたいという方の手助けになれば幸いです。

至らない部分もある方と思いますが、その時はそっと教えていただけると励みになります!

Rubyのインストール

* まずはbrew入ってるのかなあと、確認
“`
brew -v
“`
>version表示されたらOK

* rbenvのインストール

“`
brew install rbenv ruby-build
“`
* インストールされたか確認

“`
rbenv -v
“`
>version表示されたらOK

+ rubyのインストール
“`
rbenv install 3.2.0 //任意のversion
“`
+ インストールされたか確認
“`
ruby -v
“`
>version表示されたらOK

2, bundlerのインストール

bundlerはRubyライブラリーの依存関係やversionを一元

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SinatraをAWS Lambdaで動かす (Lambda Web Adapter 0.8.1 使用)

AWS Lambda 上で、任意の Web アプリケーションフレームワークを動かせる「Lambda Web Adapter」が、バージョン 0.8.1 で [HTTP 以外のイベントも受けられるように](https://github.com/awslabs/aws-lambda-web-adapter?tab=readme-ov-file#non-http-event-triggers)なりました。

ここでは、Ruby製Webアプリケーションフレームワーク「[Sinatra](https://sinatrarb.com/)」を、AWS Lambda + Lambda Web Adapter で動かす最小構成を紹介します。

## 1. 動作確認用の最小構成Sinatraアプリケーション

いたって普通のSinatraアプリですね。これが AWS Lambda でそのまま動作します。

“`ruby:app.rb (Sinatraアプリ)
require ‘sinatra’

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