Ruby関連のことを調べてみた

Ruby関連のことを調べてみた

先日の続き

解決策が分かったため記述

どうやらrubyとJavaScript を同時に使うことは相性が悪かったことが原因とメンターさんに伺いました。
解としては、該当するviewファイルの中の

“`ruby
<%= form_with model: @item, local: true do |f|%>
“`
のなかに`data: {turbo: false},`を追記した
“`ruby
<%= form_with model: @item, data: {turbo: false},local: true do |f|%>
“`

と記述すること。でした。

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Parallel gemで実装した処理をRspecでは同じスレッド上で動かす

以下のようにParallelにて処理を並列スレッドで実行しているとき、

“`ruby:hoges_controller.rb
def index
procs = [
-> { hoge1 },
-> { hoge2 },
-> { hoge3 }
]
result = Parallel.map(procs, in_threads: 3, &:call)
end
“`
Rspecではletやsubjectが変数に対してロックを獲得するため、複数スレッドで変数の参照待ちになりデッドロックが発生し、テストが永遠に終わらなくなってしまう

それを解決するために、Rspec上では直列で処理を実行するようParallelをモックして、ブロックを呼び出すだけにする

“`ruby:hoges_controller_spec.rb
describe ‘#index’ do
subject { get hoges_path }

# Parallel.mapの引数で渡された配列をmapしてcallするだけ

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初心者は第一言語にPython避けるべき?

## 初心者は第一言語にPython避けるべき?

そのように思う理由をざっと箇条書きにすると以下

1. カリキュラムが途中で途切れる(かも)
1. アプリ開発したいなら別の選択肢も

### 1. カリキュラムが途中で途切れる(かも)
もしプロゲートやドットインストールの教材をメインに学習している場合、Webアプリ作成まで辿り着けない可能性があります。どちらもわかりやすく学べますが、PythonコースではWebアプリ作成の指導コースがありません。(Paizaという似たような学習教材はPythonでのWebアプリ開発コースを用意してくれています。)
やったことはありませんが、ProgateならRubyで、ドットインストールならPHPで、Webアプリ開発の指導までしてくれそうなコースがある気がします。
(Webアプリを作る際、その言語に紐づくフレームワークというものを用いるのが一般的です。RubyではRubyonRails、PHPならLalavel、PythonならDjangoかFlaskというフレームワークがあります。ドットインストールにはRubyonRailsの教材があり、ドットイ

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Dockerイメージサイズを劇的に削減する方法【Rails7】

# はじめに
近年、アプリケーションの開発とデプロイのプロセスは、Dockerのようなコンテナ化技術によって大きく変革されています。Dockerコンテナの効率的な利用において、イメージサイズの最適化はデプロイの速度を速めるだけでなく、セキュリティリスクを低減し、ストレージコストを削減する上で重要な役割を果たします。

Railsアプリケーションの開発では、その豊富な機能性と便利さにより、依存するGemやアセットが増加し、結果としてDockerイメージのサイズが大きくなる傾向にあります。

この記事では、RailsアプリケーションのDockerイメージサイズを劇的に削減するための具体的な手法を紹介し、デプロイの速度向上とコスト削減を実現する方法について解説します。

全ての検証コードはGitHubリポジトリに公開していますので、詳細は下記リンクからご確認ください。
[検証コードGitHubリポジトリ](https://github.com/mabo-matsu/rails7-docker-sample)

# 1. Rubyのベースイメージ比較
イメージサイズの比較を行った結果、下記

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【一網打尽】Specが書かれていないメソッドを検知する構文解析CLIツール”omochi”の紹介

## 課題

わたしは、Ruby on Rails を使ってアプリケーション開発を本業としているエンジニアです。
Railsで機能を開発すれば、当然Specも書く必要がありますよね。Specを書かないと動作確認ができていない状態でリリースしてしまう危険性があります。
しかし、開発中に多くのクラスやメソッドを書いていると、どのクラスに対して/どのメソッドに対してSpecを書いたのか忘れてしまいます。そうすると、十分に動作を検証していない状態で、PRがマージされてしまうことがあります。
Railsのアプリケーションにおいて、どのメソッドにSpecが書かれていて、どのメソッドには書かれていないのかをSpecファイルを見なくても明らかにしたい!そんなふうに考えたことはないでしょうか。
わたしは、実装を見た瞬間に対応するSpecが存在することが保証されている(または、実装側にSpecが不要であることが明示されている)ようにしたいと考え、静的解析の技術を使ったCLIツール “omochi” を作成しました。

## 作成したCLI “omochi”

>Ruby on Railsの開発を支援するC

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SDK for Rubyを使用してS3で署名付きURLを発行し、ブラウザにてダウンロードを行う。

# 実装したもの
view上のダウンロードボタンを押すと、S3にアップロード済みのログデータの署名付きURLを発行してリダイレクトを行いダウンロードさせる機能を作成しました。
今後似たような機能を作成するときに困らないように自分の言葉で備忘録として残しておくための記事となります。

# 必要な知識、参考にした記事
### SDK for Ruby
RubyによってS3などのAWSサービスにアクセスし管理ができるようになるものです。SDKはソフトウェア開発キットと呼ばれるけどあんまりピンときてない。現状私はライブラリ、フレームワーク、APIを提供するパッケージというイメージを持っています。

なお、今回の記事についてはSDK for Rubyの導入については省略します。

https://aws.amazon.com/jp/sdk-for-ruby/

### AWS::S3::Client
SDK for Rubyに含まれる「クラス」でS3との低レベル(抽象度が低く詳細なことはできない)なAPI通信を行うことができます。
すでに用意されたメソッドによってS3に対してさまざまな操作を行う

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手数料計算【javascript】

“`ruby

window.addEventListener(‘turbo:load’,() =>{
console.log(“OK”);
“`
urbo:loadというイベントは、ページが全て読み込まれた後に発火します。JSファイルの読み込みが正しく出来ていればコンソール上に”OK”という文字列が表示される

“`ruby:
document.getElementById(“id名”)は、id名を指定してHTMLの要素を取得するメソッドです。
“`

金額を次は金額を入力するたびに、イベント発火するようにaddEventListenerを使用

const inputValue = priceInput.value;

value属性を指定し、input要素から実際に入力した金額の値を取得。つまりフリマの出品値段から今回指定したい10%の値段を取得

これが終わると次はいよいよ手数料の実装。
innerHTMLを使用して、販売手数料や利益計算結果を表示できるようにしましょう。

innerHTMLは、HTML要素の書き換えを行うことができます。
“`ruby

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Dockerで環境構築(Rails7+mysql)

## はじめに
 ポートフォリオ作成のため、Dockerにて環境構築を行いました。
その時の流れと、ファイルの意味について調べたことを記録しました。
初学者のため、間違えていたら申し訳ありません。

## 環境
PC: mac(Apple M1)
Ruby: 3.1.4
Rails: 7.0.8

## 作業内容
### ① ディレクトリ下にファイルを作成する
ディレクトリ
“`
好きなディレクトリ名/
├── Dockerfile
├── docker-compose.yml
├── entrypoint.sh
├── Gemfile
└── Gemfile.lock
“`
#### ファイル一括作成コマンド
“`
touch Dockerfile docker-compose.yml Gemfile Gemfile.lock entrypoint.sh
“`
### ② ファイルの中身を記述する
#### ファイルの中身
“`:Dockerfile
FROM ruby:3.1.4 # rubyのバージョンを指定

RUN mkdir /app # コン

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Rails 6.1においてのAWSへのwebcompile

## Rails 6.1で起こったwebcompile errorについて
以前webcompileをしたときの内容の備忘録です。何か間違えがあればよろしくお願いします。
Referencesにおいてある記事はHerokuについて書かれているものもあったのですが、AWSでも機能したので、メモ程度に書いておきます。

### 環境設定
node -v 16.17.0
yarn -v 1.22.19
ruby -v 3.0.2
rails -v 6.1.4

### 最初に起こったエラー

“`
Compiling…
Compilation failed:
node:internal/process/promises:289
triggerUncaughtException(err, true /* fromPromise */);
^

Error: Cannot find package ‘@babel/plugin-proposal-private-methods’ imported from …
“`
AWSでprec

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AtCoder Beginner Contest 344参戦記録(A~C問題)

RubyでAtCoderに参戦した記録です。
AB2完で、C問題はコンテスト終了後に解説を見てからコードを書きました。

## [ABC344 A Spoiler](https://atcoder.jp/contests/abc344/tasks/abc344_a)
2つの「|」を含む文字列Sが与えられ、「|」とその間にある文字を削除して出力します。
“`Ruby
# 提出コード
a = gets.chomp
pos = a.index(“|”)
ans = []
ans << a.slice(0...pos) pos2 = a.index("|", pos+1) ans << a.slice(pos2+1..-1) puts ans.join ``` 早く解かねばと焦ってしまい、回りくどいことをしてしまいました。 「|」記号でsplitすればシンプルに書けました。。 ```Ruby a = gets.split("|") puts a[0] + a[2] ``` ## [ABC344 B Delimiter](https://atcoder.jp/contests/abc344/

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docker compose run時にNameError: uninitialized constant Nokogiri::HTML4と遭遇した時の対処法

Dockerを使ってRailsの環境構築を行なっている時に遭遇したエラーの解決方法を備忘録も兼ねてここに記します。

開発環境
M2チップ Mac Book Air
OS: MacOS Sonoma
Rails: 5.0.0.1
DB: MYSQL 5.7
Ruby: 2.4.6
※詳細は省きますが、Windows11の環境でも同様のエラーに遭遇しました。
 同エラー遭遇時にPCを上記のMac Book Air に買い換えた為、Windows環境では解決まで  の確認はできていませんが、恐らく解決できると思います。

## 実行したコマンドと遭遇したエラー

“`
実行したコマンド
docker compose run web bundle exec rake db:create
“`

“`
遭遇したエラー
rake aborted!
NameError: uninitialized constant Nokogiri::HTML4
Did you mean? Nokogiri::HTML
“`

## エラー解決の為に行なったこと
1, Gemfileを編集して下記の行を

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文字列から特定の文字列だけ抜き出したい時の正規表現はどう書いたらいいの?

目的の文字列を抜き出す方法がわからず困ったのでうまく行った正規表現の書き方をメモしておきます。
結論から言うと正規表現の先読み、後読みを利用して特定の文字列を抽出できました。
今回はRubyで試しています!

## 先読み、後読みとは
:::note info
– `(?=ex)` : 先読み。次に`ex`がくる位置にマッチする
– `(?<=ex)` : 後読み。前に`ex`がくる位置にマッチする - `(?!ex)` : 否定先読み。次に`ex`がこない位置にマッチする - `(? cat = “Cat:tama_mike”
> cat.match(‘(?<=\:).*(?=_)') => #
“`

– `(?<=\:)`:後読みを利用して、コロン(:)が前にくる位置を指定。

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【Rails】一覧表示の順番を指定する(古い順、新しい順)

こんばんは!
ポートフォリオ実装でユーザーの使いやすさを考えたときに、一覧といってもものによっては古い順、新しい順と変えた方がよさそうだと気づき、実装してみました!
実装自体はコントローラ―の記述を少し加えるだけだったので、ご紹介したいと思います。

## 環境
AWS Cloud9
Rais 6系

## 方法
### 新しい順
例えばですが、普通の投稿の一覧などはより新しい情報をユーザーに見せたいですよね!特に投稿1つ1つに文脈などの関係がない場合は新しい順の方が適しているといえます。
そのような場合どのように新しい順にするか説明したいと思います!

普段だと一覧表示をしたい際には
“`rb:app/controller/xxxx_controller.rb
class XxxxsController < ApplicationController def index @posts = Post.all end end ``` というように記述しますよね。これだと特に順番は指定されていない状態で、更新などがあると順番が変わる可能性があります。 そのため、新しい投稿

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【Rails】メソッドの中でメソッドを定義したらRuboCopに怒られたゾ

どうもこんにちは。

今回は、Railsでメソッドの中にメソッドを記述してコードを書いた時に、Rubocopに怒られたのでその対処法を紹介します。

Rubocopの導入方法は以下の記事で紹介しています。

https://qiita.com/PDC-Kurashinak/items/1de32b66d95c705f5b82

# 実際に書いたコード

※ こんな感じで書いたという感じで書きます。

“`ruby
def display_calculate_result(x, y, z)
# 足し算メソッドを定義
def add_calculate(a, b)
result = a + b
result
end

# 掛け算メソッドを定義
def multiplication(add_result, c)
result = add_result * c
result
end

# 足し算メソッドを呼び出し
add_result = add_calculate

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約数を求める

## はじめに
AtCoderの問題を解いていた時、計算量を減らすコードの書き方を学習しました。

学んだことをアウトプットしようと思い、記事を書きました。

## コード
“`Ruby
a = 1000
divisor1 = []
#計算量の多いコード
for i in 1..a do
if a%i==0
divisor1<

三項演算子について

## はじめに
 個人的に「三項演算子」について苦手意識があったので、今回はあえてそれに触れてみます。
## 環境
ruby 3.14

rails 7.0.3.1

## 三項演算子って?
**条件式をif, elseを使わないで書いてしまえるもの。**

複数に渡ってかかなればならないコードも、これを使えば短いコードで済むのですっきりします。

コードにすると次のようになリます。
“`
条件式 ? 正しいとき : 正しくないとき
“`
これをif,elseで書くとすると次のようになります。

“`ruby
if 条件式
正しいとき
else
正しくないとき
end
“`
以上のように短いコードで済むことが分かります。

ではこれはどのような時に使えば良いのでしょうか?

## 例
 作っているもの→ ”ブログを作成するサイト”
 コードを書く場所→ Articleモデル

また
”記事(Article)を『下書き(draft)・公開(published)・公開待ち(publish_wait)』としてstateカラムに分類している状態”

加え

left_joinを理解する

### はじめに
nilのデータを取得したい時に`LEFT JOIN`を使用すると思います。この時に欲しいデータがうまく取得できず色々やった結果、改めて`LEFT JOIN`を理解しなおすことができたのでメモとして残します。

今回取得したいデータの条件は以下の通りです。

– サブ商品には登録されていないメイン商品、サブ商品から削除された商品も取得

“`sql
MainProductTable(メイン商品)
+—-+————-+——–+
| id | product_name | stock |
+—-+————-+——–+
| 1 | XxxProd1 | 50 |
| 2 | XxxProd2 | 30 |
| 3 | YyyProd1 | 20 |
| 4 | YyyProd2 | 20 |
| 5 | XyxProd3 | 20 |
| 6 | ZzzProd3 | 30 |
| 7 | TttPr

クラスの作成とクラスの継承

クラスの作成とクラスの継承を使ってプログラムを作りました。

“`Ruby
class User
attr_accessor :name
@@count = 0
VERSION = 1.1
def initialize(name)
@@count += 1
@name = name
end

def sayHi
# puts “私は#{@name}です”
puts “私は#{self.name}です”
# puts “私は#{name}です”
end

def self.info
puts “User Class #{@@count} Instance Count”
puts “#{VERSION}”
end
end

class AdminUser < User def sayAdminUser puts "Hi! AdminUser #{name}" end end mai1 = User.new("白石麻衣") mai1.sayHi mai2 = AdminUser.n

【Ruby】paizaラーニング問題集解答(入力値を使った演算)

# 引き算・掛け算 (paizaランク D 相当)
https://paiza.jp/works/mondai/d_rank_level_up_problems/d_rank_level_up_problems__accompanied_by_stdin_2
### 自分の解答(誤答)
“`ruby:practice.rb
numbers = gets.split

A = numbers[0]
B = numbers[1]

D = A – B
P = A * B

puts “#{D} #{P}”

# Runtime error
# Main.rb:18:in `

‘: undefined method `-‘ for “397”:String (NoMethodError)

# D = A – B
# ^
# Did you mean? -@
“`
### ChatGPTの解答

理解しました。入力が半角スペースで区切られて1行で行われる場合、それに対応するようにコードを修正します。

“`ruby
# 1行で入力を受け取り、半角スペースで分割

Rubyのeachとmapを比較してみた

## はじめに
転職をきっかけにRubyを触り始めており、プロダクションコードや書籍、チュートリアルで`each`と`map`が多用されいたのですが、メソッドの処理が似ているということもあり混乱してしまいました。

そこで、この二つのインスタンスメソッドの共通点や異なる点をリファレンスマニュアルを参考にしてまとめてみました。

## eachとmapの共通点
共通点は以下の二つです。
– Arrayクラスのインスタンスメソッドである
– ブロックを省略した場合は`Enumerator`が返る

https://docs.ruby-lang.org/ja/latest/class/Array.html

Arrayのリファレンスマニュアルのインスタンスメソッドを確認すると、`each`と`map`があるのでどちらもArrayクラスのインスタンスメソッドであることがわかります。

また、`irb(interactive Ruby)`でブロックを省略した挙動を確認してみると`Enumerator`というものが返ってくることがわかります。

“`ruby
irb(main):001> [