Rails関連のことを調べてみた

Rails関連のことを調べてみた

Dart Sass for Railsのビルドオプションの設定方法

Dart Sass for Railsのビルドオプションの設定方法ですが

[公式ドキュメント](https://github.com/rails/dartsass-rails)には以下のように記載されています。

> ## Configuring build options
> By default, sass is invoked with [“–style=compressed”, “–no-source-map”]. You can adjust these options by overwriting Rails.application.config.dartsass.build_options.
> “`ruby:config/initializers/dartsass.rb
> # config/initializers/dartsass.rb
> Rails.application.config.dartsass.build_options << "--no-charset" << "--quiet-deps" > “`

ところが以下のようにエラーが出ます
`

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Railsのおすすめボイラープレート

こんにちは!学びと成長しくみデザイン研究所の斉藤です。
みなさんはRails環境での技術検証をしたいとき、手っ取り早く試せるRails環境を作りたいと考えたことはありませんか?
例えば、「gemの動作検証をしたい」や「古いRailsの挙動を調査したい」など。
`rails new` で一から環境構築するのは少し手間だし、どうしようかと思っていたところ、素晴らしいOSSを見つけたのでご紹介します。

## オススメ1

https://github.com/yasslab/sample_apps

Railsチュートリアルのサンプルコード集です。ボイラープレートとしても活用できます。

– おすすめポイント
– Railsの古いバージョンから新しいものまで幅広くカバーしている
– 癖のあるgemが導入されておらず、素のRailsに近い構成
– 補足
– DBがSQLiteなので、本番環境のDBと合わせたい場合は以下の記事を参考にどうぞ
– https://qiita.com/SaitoJP/items/d0df0ff431ee184b895b

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ActionController::Redirecting::UnsafeRedirectErrorが出た時の対処法

## はじめに
**自己紹介**
未経験からWEB系エンジニアへの転職を目指している者です。現在はRuby on Railsを学習中です。

**この記事を書いたきっかけ**
現在、プログラミング学習コミュニティでモブプロの取り組みに参加しており、Railsを使って簡易的なURL短縮サービスを実装しています。
その中で、表題のエラーに遭遇したので備忘録として対処法をまとめました。

## 動作環境
– ruby 3.2.2
– rails 7.1.3

## エラーの発生箇所
**UrlsControllerの概要**
– params[:digest]で短縮urlで受け取る
– Urlsテーブルを検索して短縮urlと紐づく、オリジナルurlを取得する
– オリジナルurlにリダイレクトさせる

**Urlsテーブル**
– オリジナルURLとそれに対応する短縮URLを管理し、作成日時と更新日時を追跡できる

“`mermaid
erDiagram
users {
bigint id PK “ID”
text original “オリジナルu

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Webフレームワークを集めたDockerComposeを作ってみた

# 今回作成したリポジトリ

https://github.com/perilla0/web_frameworks_template

# はじめに

これまで、フレームワークごとにテンプレリポジトリを作っていたのですが、プロジェクトの切り替えが面倒だったり、DockerComposeごとにNginxやDBサーバーを定義したり、Githubリポジトリが増えすぎたりと不都合を感じておりました。

なので、バックエンド、フロントエンドのフレームワークをまとめたDockerComposeを作成することにしました。

今後のWebフレームワーク追加や削除がしやすいように、構成に少し工夫も加えました。今後は、Webフレームワークを追加したいときは、今回作成したテンプレリポジトリに追加していくことにします。

本テンプレリポジトリは、あくまでWebフレームワークのインストールから初期画面の表示までの簡素化を目的としております。

# DockerComposeに含まれるサービス

READMEに詳細がありますが、本記事でも簡単に説明させて頂きます。

## バックエンド

– Laravel(PH

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rails testしたら “Migrations are pending. …” とか出る

# はじめに
最近、Railsを触り始めました。
転職先で使用するかもしれないので学習するためにはじめてます。
(この時はまだ決まってない。この先も決まらない…かも…しれない :relaxed: )

今回は自分が遭遇したエラー対応の備忘録として書いてます。

# 環境
* Ruby 3.2.3
* Rails 7.1.3
* SQLite3 1.4

## `rails test` したら、’Migrations are pending.’ と出る

`rails test` コマンドを実行しようとしたら、以下のエラーが出る。
“`terminal
C:\Users> rails test
Migrations are pending. To resolve this issue, run:

bin/rails db:migrate

You have 2 pending migrations:

db/migrate/20240227131218_create_users.rb
db/migrate/20240302042818_create_micropost

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【Railsチュートリアル】第11-14章 まとめ

## 第11章
### コンソールの改行
“`ruby:ターミナル

rails generate migration add_activation_to_users \
> activation_digest:string activated:boolean activated_at:datetime

“`

### メーラーの生成
“`ruby:ターミナル

rails generate mailer UserMailer account_activation password_reset

“`

### メールを即時送信
“`ruby:app/controllers/users_controller.rb

UserMailer.account_activation(@user).deliver_now

“`

### メッセージを渡し、動作させる
“`ruby:app/models/user.rb

digest = self.send(“#{attribute}_digest”)

“`

### コントローラのアクション内で定義された変数をテストで使

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【Railsチュートリアル】第6-10章 まとめ 

## 第6章
### データベースを変更しないようにコンソールを使う
“`ruby:コンソール

rails console –sandbox

“`

### オブジェクトが有効化を確認
“`ruby:コンソール

>> user.valid?
true

“`

### データベースにオブジェクトを保存
“`ruby:コンソール

>> user.save

“`

### オブジェクトの生成とデータベースへの保存
“`ruby:コンソール

>> User.create(name: “A Nother”, email: “another@example.org”)

“`

### データベースからの削除
“`ruby:コンソール

>> foo.destroy

“`

### idからデータを検索
“`ruby:コンソール

>> User.find(1)

“`

### 値からデータを検索
“`ruby:コンソール

>> User.find_by(email: “michael@example.com”)

“`

### データベースの最

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【Railsチュートリアル】第1-5章 まとめ

## 第1章
### サーバー実行
“`ruby:ターミナル

rails server

“`

### ファイル確認
“`ruby:ターミナル

ls app/controllers/*_controller.rb

“`

### Gitの設定内容の確認
“`ruby:ターミナル

git config –list

“`

### 全ての変更ファイルをステージング
“`ruby:ターミナル

git add -A

“`

### 現在のステージング状態を知る
“`ruby:ターミナル

git status

“`

### ステージングされた変更内容をリポジトリに保存
“`ruby:ターミナル

git commit -m “Initialize repository”

“`

### これまでのコミットメッセージ履歴を確認
“`ruby:ターミナル

git log

“`

### 直前にコミットした状態まで戻る
“`ruby:ターミナル

git restore

“`

### ブランチを新たに作成し、移動する
“`ruby:タ

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【Progate】Ruby on Rails 5 まとめ

## 各コードの機能

### ターミナル
|コード|機能|
|:-|:-|
|`rails new アプリ`|入力したアプリ名と同じファイルを作成|
|`rails server`|サーバーを起動|
|`rails g controller コントローラ名 アクション名`|コントローラとそれに対応したファイルを作成|
|`rails g model テーブル名 カラム名:データ型(※テーブル名は単数系&頭大文字)`|マイグレーションとモデルを作成|
|`rails g migration`|マイグレーションのみを作成(マイグレーションの中身は自分で作成する必要がある)|
|`rails console`|コンソールを起動|
|`quit`|コンソールを終了|
|`File.write(ファイルの場所,ファイルの中身)`|指定したファイルの場所にファイルの中身を記述する|
|`bundle install`|Gemfileに記述したgemをインストールする|
|`インスタンス名.save`|インスタンスをテーブルに保存|
|`モデル名.first`|テーブルから一つのデー

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【RSpec】先輩のテストの書き方が美しかったので真似できるようにメモ

## これはなに?

タイトルの通りです。

## どんなテスト?

例を3つ作成したので、実際に見て頂いた方が早そうです。

### 期待値が具体的にある場合

例えば今、以下の関数を作成し、その挙動を確かめるテストを作成するとします。

“`ruby
def some_func(n)
n + (n + 1)
end
“`

与えられた値と、その次の値を足すだけの単純な関数ですね。

これをテストしましょう。

“`ruby
describe ‘#some_func’ do
# テストケースの配列を定義 ([入力値, 期待される出力])
test_cases = [
[1, 3], # 1 + (1 + 1) = 3
[2, 5], # 2 + (2 + 1) = 5
[5, 11], # 5 + (5 + 1) = 11
[10, 21], # 10 + (10 + 1) = 21
[100, 201] # 100 + (100 + 1) = 201
]

test_cases.each do |input, e

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【Rails】テーブルのリレーションを柔軟に設定する

## これはなに?

テーブル設計において、リレーションは大切な要素です。
一般的には`belongs_to`や`has_many`等で紐づけをします。
モデル内で紐づけるテーブルを指定することでこれを実現することができます。

本記事は、紐づけるテーブルを柔軟に設定できる「ポリモーフィック関連付け」という方法を学んだのでそのアウトプットです。

## どんなことができるようになるのか?

結論、ポリモーフィック関連付けを活用するには、テーブル内に2つのカラムが必要となります。

– xx_type: 紐づけるテーブルを指定
– xx_id: 紐づけ先のid

xxは、関連付けるモデル名に基づいて命名されます。

例えば今、以下の3つのテーブルがあるとします。

– 子(関連付けられるテーブル): hoge
– 親(関連付け候補のテーブル): fuga
– 親(関連付け候補のテーブル): piyo

ここでhoge, fuga, piyoテーブルはそれぞれポリモーフィック関連付けされているとします。

hogeテーブルに`foo_type`と`foo_id`というカラムを用意したとき、

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RailsプロジェクトにGitHub Actionsを導入する方法(Rspec, Rubocop)

# 概要
この記事では、RailsプロジェクトにGitHub Actionsを導入し、RspecとRubocopを自動実行する手順について解説します。GitHub Actionsを利用することで、コードをプッシュするたびに自動でテストが実行され、コーディング規約に違反していないか即座に確認できます。これにより、開発プロセスの効率化とコード品質の向上が期待できます。GitHubActionsによるRSpec・RuboCopのCI設定を備忘録的に整理しました。

# 環境
* Ruby 3.2.0
* Rails 7.0.8
* rspec 3.13
* selenium-webdriver 4.10.0
* rubocop 1.60.2

# 参考リソース
https://zenn.dev/ryouzi/articles/cd6857c08e60e7

https://qiita.com/jhanyu/items/e2f467684873d806ad00

※前提として、RspecやRubocopの実行に必要なGemや設定などは導入済みであるものとします。

# rails.ci.

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Dockerコンテナ間のAPI通信でハマった話 – host.docker.internalの存在

## 前提知識

– Dockerを使って、フロントエンドとバックエンドを別々のコンテナで開発していた
– フロントエンドにはNext.js14(AppRouter)、バックエンドにはRails7を使用

## 問題

フロントエンドからバックエンドへのAPI呼び出しを行おうとしたが、うまく通信ができなかった。
フロントエンドのコードでは、バックエンドのAPIエンドポイントを`http://localhost:3000/api/…`のように指定していた。

## 原因

Dockerコンテナ内では`localhost`が指すのはコンテナ自身であり、別のコンテナを指すことができない。そのため、フロントエンドのコンテナから`localhost`を使ってバックエンドのコンテナにアクセスしようとしても、正しく通信ができなかった。

## 解決方法

### Next.jsコンテナの設定

Dockerコンテナ間で通信を行う際には、`host.docker.internal`を使用する。`host.docker.internal`は、Dockerコンテナから見たホストマシンのIPアドレス

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find_or_create_byメソッドについて

## はじめに

個人開発でOmniAuthを用いた認証機能を実装する際に、“`find_or_create_by“`メソッドの挙動について疑問が生じたので、その点について調べてみました。

:::note warn

初学者のため間違いがあるかもしれません。
その際はご指摘いただけると嬉しいです。

:::

## 元々の認証機能の一部

既存のユーザーに対して変更があった際には、updateメソッドで更新をしたかったのですが、“`user_update(user_params)“`の部分が動いていないようだったのでなぜだろうと気になりました。

“`ruby
def self.find_or_create_from_auth_hash(auth_hash)
user_params = user_params_from_auth_hash(auth_hash)
User.find_or_create_by!(uid: user_params[:uid]) do |user|
user.update(user_params)
end
end

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Docker環境でLetter Openerの限界と対策

### 問題
Ruby on Railsの開発プロセスでは、メール機能のテストが不可欠です。Letter Opener gemは、開発環境でメールを実際に送信せずに、すぐに確認できる便利なツールです。しかし、Letter OpenerがLaunchyを介してメールをウェブブラウザで開くため、ローカルの開発マシン以外の環境(ステージングサーバー、VM、Dockerコンテナなど)では、ウェブブラウザを見つけることができず、次のような警告メッセージが表示される問題が発生します。

“`
WARN: Launchy::CommandNotFoundError: Unable to find a browser command. If this is unexpected, please rerun with environment variable LAUNCHY_DEBUG=true or the ‘-d’ commandline option and file a bug at https://github.com/copiousfreetime/launchy/issues/new
`

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【個人開発】運動の習慣化を手助けするサービス『トレゴリ』をリリースしました🦍

# まず初めに
皆さん初めまして、[のぞみ](@muscle_gori02)と申します。
私は現在、未経験からのWEBエンジニア転職を目指して、日々学習&転職活動を行なっております。
2024年2月に、運動の習慣化を手助けするゲームフィケーションサービス『トレゴリ』をリリースしました!
**「トレゴリ?なんかゴリラに関係するアプリ何かな?」**
と思われた皆さん、ご明察です…!
今回の記事では、『トレゴリ』の具体的なサービス内容・開発のきっかけ・使用技術…などについて書きました。

少々長くなっておりますが、是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。笑

# 自己紹介
個人開発のお話に入る前に、少し自己紹介をさせていただきたいと思います🦍
私は地元の高校卒業後、とある製造企業へ入社し生産管理部門の進行長として、約6年間社内製造の進行計画管理に携わってきました。

そんな中で色々あり、エンジニアを目指すべく昨年4月に某プログラミングスクールへ入学しました。
(経緯等については長くなってしまうので、省略させていただきます…笑)

昨年12月まで仕事と学習

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超基本のエラー対処法

# はじめに

「うまく動かない」時、僕が普段意識しているであろうことを書き連ねていきます。

Railsを中心に説明(雑)をしていきます。よろしくお願いします。

# とにかくログに出す!

Railsだと`p`あるいは`puts`メソッドを使い、変数やリクエストやらをログに出力します。

`p`と`puts`の違いは基本気にしなくていいです。うまくいかないときはもう片方を使ってください。そのうち慣れます。

“`rb
puts “—————”
puts arg # 変数
puts “—————”
“`

こんな感じで書くと見やすいです。

# とにかくログを読む!

## どこを見るの?
ログは、例えば`docker compose up`したところに流れます。
`docker compose up -d` と、`-d`オプションをつけるとログが見づらくなります(たぶん。使ったことない)。

## 何を見るの?
特にRailsの場合は、
「どのHTTPリクエストがきているか」

Swiperのコードは階層構造になっていますか

## はじめに

Swiperを用いてトップ画像をスライダー形式に変更しようとした時に**思わぬところ**で詰まった時の話です。

## 環境

ruby 3.14

rails 7.0.3.1

swiper 11.0.7

## 用語

**スライダー形式とは**

**複数の画像がスライドのように、一定の間隔で切り替わるもの**です。ホームページのトップ画面などでよく見かけます。スライドしている画像をクリックすると、関連ページに飛べるようにも出来ます。

**Swiperとは**

jQueryプラグインの1つ。

**jQuery**とは、「表示されているページを使いやすくする」ための機能であり、**jQueryプラグイン**とは、「Webサイト作成で特定の機能が欲しいときに、jQueryと併用して利用できる」ものです。簡単な設定で導入できるとても便利なものです。

[Swiperのサイト](https://swiperjs.com/)に書いてあるコードでシンプルな実装が出来る他にも、npmや**yarn**などのパッケージマネージャーを使ってSwiperをプロジェクトにインス

M1 Macでmysql2がインストールできない時の対処法

久しぶりにローカル環境でRailsを構築した際にエラーが出たので対処法をまとめます。

# 使用環境

– Apple M1
– ruby 3.1.2

# エラー文
`bundle install`をするとmysql2のビルドエラーが出ました。

“`
Fetching gem metadata from https://rubygems.org/………
Resolving dependencies…
Installing mysql2 0.5.6 with native extensions
Gem::Ext::BuildError: ERROR: Failed to build gem native extension.


中略

Using mysql_config at /opt/homebrew/bin/mysql_config
—–
checking for mysql.h… yes
checking for errmsg.h… yes
checking for SSL_MODE_DISABLED in mysql.h.

Rails7.0.8でsqliteに対してchange_columnするときは必要な全ての要素を指定しよう

# 最初にざっくりまとめ
– `Rails7.0.8`で`sqlite`の`change_column`に対して変更が入った
– その影響で以前とは振る舞いが変わっている
– `change_column`で指定した要素以外の設定がデフォルトに戻ってしまう
– `mysql`では起きない(検証してないけど多分`sqlite`以外は大丈夫)

つまり、 **`Rails7.0.8`で`sqlite`に対して`change_column`するときは必要な全ての要素を指定しよう**

# 調べたこと

## `Rails7.0.8`のリリースノート
https://github.com/rails/rails/releases/tag/v7.0.8

色々と機能がリリースされていますが、今回の事象に関わるのは以下。この修正で`sqlite`の`change_column`に対して実装が追加されています。

>Fix change_column not setting precision: 6 on datetime columns when using 7.0+ Migrations a