Rails関連のことを調べてみた

Rails関連のことを調べてみた
目次

条件に合う配列のみをプルダウンに表示する方法

Railsで関連付けられたレコードの一部だけをフォームのセレクトボックスに表示する方法を紹介します。この例では、`Company` が複数の `Staff` を持ち、`Staff` は `Schedule` と関連付けられています。特定の日に勤務している(`at_work` カラムが `true`)スタッフのみをプルダウンに表示します。

## モデルの関連付け

まず、`Company` モデルと `Staff` モデル、`Schedule` モデルの間には以下のような関連付けが定義されているとします。

“`ruby
class Company < ApplicationRecord has_many :staffs end class Staff < ApplicationRecord belongs_to :company has_many :schedules end class Schedule < ApplicationRecord belongs_to :staff end ``` ## Company モデルでのメソッド定義 特定の日に勤務し

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【Rails】テスト時にRuntimeError: UNIQUE constraint failedが発生する

# 結論

`test/fixture/テーブル名.yml`の**データが被っている**ことが原因でした。

`User`モデルの`email`カラムに**Unique制約を後から付与**した結果、テストデータの`email`カラムの**値が被っていた**ため制約に違反しているというエラーが出ていたみたいです。

“`diff_yaml:test/fixture/users.yaml
# Read about fixtures at https://api.rubyonrails.org/classes/ActiveRecord/FixtureSet.html

one:
name: MyString
email: MyString

two:
name: MyString
+ email: MyString2 # 被ってなければエラーは出ない
– email: MyString
“`

## 参考

https://stackoverflow.com/questions/31095429/rails-tutorial-sqlite3constraintexcepti

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undefined method for ActiveRecord::Relationの解消法

Railsでのアプリケーション開発中、特にActiveRecordの関連を扱う際に、`ActiveRecord::Relation` オブジェクトに対する理解が不十分だと、思わぬエラーに遭遇することがあります。ここでは、`NoMethodError` という一般的なエラーの一例を取り上げ、その原因と解決策を解説します。

### 問題のシナリオ

以下のマイグレーションがあるとします。

“`ruby
create_table “schedules”, force: :cascade do |t|
t.bigint “staff_id”, null: false
t.date “date”, null: false
# …その他のフィールド
end

create_table “time_tables”, force: :cascade do |t|
t.bigint “schedule_id”, null: false
# …その他のフィールド
end
“`

そして、`Schedule` モデルと `TimeTable` モデルが以下のように関連付

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Railsのcollection_check_boxesのカスタマイズ

Railsの`collection_check_boxes`メソッドは、複数選択が可能なフォームを簡単に生成できる非常に便利なヘルパーメソッドです。デフォルトの表示ではモデルの特定の属性(例えば名前やID)のみを表示させることが多いですが、カスタマイズすることで他の情報も表示可能です。本記事では、`collection_check_boxes`メソッドにブロックを渡すことで、より詳細な情報を含めたカスタマイズを行う方法を紹介します。

### 基本的な使用法

`collection_check_boxes`メソッドの基本的な使用法は以下の通りです。

“`erb
<%= form.collection_check_boxes :attribute_name, collection, :value_method, :text_method %>
“`

– `:attribute_name` – フォームが操作する属性名。
– `collection` – チェックボックスとして表示するオブジェクトのコレクション。
– `:value_method` – コレクション内の各オブジェ

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Nokogiriのインストール時に発生するエラー解消方法の説明

# はじめに
`bundle update …`をすると、必ず`nokogiri`のインストールでエラーが出てしまい、アップデートできませんでした…。
今回は、その時に出たエラーの内容と解消法を説明しようと思います。

# Nokogiri とは

エラー内容の共有の前に、Nokogiriについて、簡単に説明しようと思います。

https://nokogiri.org/index.html

Nokogiriとは、DOM操作するためのRubyのGemです。
使用すると、Ruby から XML と HTML を簡単に操作できるようになります。

Rubyでスクレイピングをする際は、よく使用されると思います。

続いて、今回`bundle update …`をした際のエラーを共有します。

# エラー内容

“`shell
Installing nokogiri 1.13.10 (was 1.12.5) with native extensions
Gem::Ext::BuildError: ERROR: Failed to build gem native exten

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PG::DatatypeMismatch: ERROR: column “foo” cannot be cast automatically to type precision

:::note warn
**注記**
この記事の投稿者は初学者であり、自身の学習の備忘録目的で記事投稿を行なっております。
情報の正確さには最大限注意をしておりますが、もし誤り等がございましたらお知らせいただけますと幸いです。
:::

ご覧いただきありがとうございます!
**Ito** と申します!
Ruby on Rails初学者です。

RailsでのWebアプリを作成中、データベースにテーブルを作成した際に、設定するデータ型を間違えてしまいました。
それ自体は「あるある」だと思うのですが、`migration`ファイルを作成してデータ型を変更しようとした際に**ほんのちょびっとだけ**ハマってしまったので備忘録として残します。

## 動作環境
開発環境
– Rails 7.1.3.2
– サーバー:localhost接続
– データベース:PostgreSQL

## エラーの詳細

### エラーメッセージ
“`
== 20240401****** ChangeLatAndLngToFloatInSpots: migrating ============

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オープンソースのバグで開発が止まりかけたので、コミットを積んで直してみた話

去年、eKYCを利用した本人確認機能を開発していたのですが、導入しようとしたオープンソースにバグがあり、そのままでは開発が進められない事態となりました。
この状況を打破すべく、オープンソースにコミットを積んで運良く直すことができたので、背景や解決までに至ったプロセスなどを紹介します。

# 背景

ユーザーが本人確認申請時に個人情報をeKYCへ送信した後、正しくレスポンスが返ってきた場合はユーザーをeKYCの本人確認手続き画面へ誘導する必要がありました。送信するだけであれば同期処理で良いのですが、エラーのレスポンスが返された時にその場で再送信をユーザーへ促したかったことと、レスポンスが正しく返ってきた時はその場で本人確認手続き画面へ誘導させたかったため、なるべく、ユーザーの待ち時間が発生しないように非同期処理にしなければなりませんでした。

ただし、eKYCへの同時リクエスト数が5までであっためSidekiqで制御する必要がありました。

Sidekiq単体で制御を行う場合、有料版のSidekiq Enterpriseへ切り替えなければなりませんでした。しかし、利用料金が高額なことと開

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Heroku環境でBypass RLSを実現する方法(activerecord-tenant-level-securityにモンキーパッチする)

Row Level Security(RLS)は、PostgreSQLが提供する機能で、接続ユーザーに対して操作できる行を制限できる機能で、1テーブルに複数の顧客データが混在するマルチテナントSaaSでは必須と言えるものです。

こういうRLSポリシーを設定すると……

“`sql
CREATE POLICY tenant_policy ON tickets
AS PERMISSIVE
FOR ALL
TO PUBLIC
USING (tenant_id::text = current_setting(‘tenant_level_security.tenant_id’)) — SELECT文等に追加される条件式
WITH CHECK (tenant_id::text = current_setting(‘tenant_level_security.tenant_id’)) — UPDATE文等に追加される条件式
“`

SELECT文のWHERE句に`tenant_id`のチェックが強制的に追加され、テナントIDの行しかクエリ結果に含まれなくなります

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【個人開発】起承転結でリレー小説できるアプリ「言の葉つむぎ」を作りました【Next.js×Rails】

# はじめに
はじめましてこんにちは、とぴ([@topi_log](https://qiita.com/topi_log))と申します。
オンラインプログラミングスクールにてRuby on Railsをメインに学習しつつ、自主学習としてフロントエンドも勉強しています。
3/30にリレー小説ができるアプリをリリースしたので、アプリ紹介と技術、感想をまとめさせていただきます。
こういった記事は初めてですのでお手柔らかにお願いいたします。

# 目次
1. 作成経緯
1. Webアプリ紹介
1. 技術スタック
1. こだわったところ
1. 反省点
1. 感想

# 1.作成経緯
オンラインプログラミングスクールにて文化祭のような受講生主催のイベントがあります。元々作っていたアプリの応募が間に合わないと判断し、急遽イベントのために別のミニアプリを作ることにしました。
そうして生まれたのが今回ご紹介するアプリ「言の葉つむぎ」です。
3/18に開発を開始し、3/30にリリースしたので制作期間は12日ほどです。

# 2.Webアプリ紹介
物語というバトンを繋いで1つの小説を完成させる、リレー小説を

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Wheneverのタイムゾーン適用

### はじめに
Railsアプリケーション開発時に、Whenever gemを使用してCronジョブをスケジューリングすることは非常に一般的です。しかし、サーバーのタイムゾーンとアプリケーションのタイムゾーン設定が異なる場合がよくあります。このような状況でWhenever gemを使用する際にタイムゾーンを適切に扱う方法について説明します。

### 基本設定の問題点
Railsアプリケーションで`config.time_zone`を設定しても、Whenever gemを使用して設定したCronジョブはこのタイムゾーン設定を自動的に認識しません。例えば、アプリケーションがAsia/Tokyoに設定されている場合、毎日9時30分にジョブをスケジューリングするためには、サーバーのタイムゾーン設定に合わせて時間を調整する必要があります。

### 対策
Whenever gemを使用する際にRailsアプリケーションのタイムゾーン設定を明示的に適用したい場合は、以下のようにTime.zone.parseメソッドを使用してタイムゾーンを処理することができます。

“`ruby
requir

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なぜ、Strong Parameters がいいのか

# はじめに
Railsを学習していて、
なぜ、Strong Parametersが重要なのか、マスアサインメントではなぜダメなのかを
整理したくて記事にしてます。
## この記事を読むと分かること
* Strong Parametersがどういうものか分かる
* なぜ、マスアサインメントがダメなのかが分かる
## Strong Parametersとは?
Strong Parametersは、Action ControllerのパラメータをActive Modelに
「マスアサインメント」で渡すことを良しとしない。:x:

開発者側はアップデートしたいパラメータを、
Active Controllerで明示的に指定する必要がある。

要は、Active Controllerのアクションで本当に使用したいパラメータだけを
厳密に指定してモデルに渡してあげる事でより安全だよねというお話。

## マスアサインメントではなぜ、ダメか?
まず、**「マスアサインメント」** とは、
チェックされていないパラメータをまるごとモデルに保存する行為の事を言います。

以下のコードでは「マスアサイン

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cloneしたリポジトリが要求するRubyバージョンが新しい時のアップグレード手順

# この記事を読んでほしい人

– rails6から7へのバージョンアップがうまくいかない人
Rubyのインストール時に`make: *** [build-ext] Error 2`のようなビルドエラーが出て、進めなくなっている人です。

– macOSで開発環境を構築している人
新しいプロジェクトを始める際や、職場や個人のプロジェクトで特定のRubyバージョンを必要としていて、それに合わせて環境をセットアップしようとしている人です。

# Ruby 3.2.0のインストールに失敗した時の対処法

Rubyの新しいバージョンのインストールは通常簡単ですが、たまに予期せぬエラーに直面することがあります。この記事では、`rbenv` を使用して Ruby 3.2.0 をインストールしようとした時に発生した問題と、その解決法について詳しく共有します。

## 問題の説明

`rbenv`を使用してRuby 3.2.0をインストールしようとすると、`make: *** [build-ext] Error 2`というエラーが発生し、インストールが失敗しました。
“`
rbenv install

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ECS Scheduled Tasksで複数のRakeタスクの定期実行を管理

# はじめに
EC2インスタンス上でRailsアプリを稼働していた副業先のいくつかの会社で、Rakeタスクやrails runnerコマンドを定期実行するためにwhenneverなどを利用していました。
Railsアプリをコンテナ化してECSで稼働する際、タスクの定期実行をどう管理するか改めて考える必要があったので、その一例を紹介します。
※実際に対応したのは2年前なので、今はもう少し良い方法もあるかもしれませんが、参考までに。

# 前提条件
共通する条件としては、以下のようなものがありました。
– 定期実行したいタスクだけが数個ある。
– タスク間の依存関係はなく、複雑なワークフローを組む必要はない。
– アプリがRuby on Railsで構成されており、ECS Serviceで稼働している。そこで利用されているDockerイメージを使い、Rakeタスクやrails runnerコマンドを実行したい。
– タスクの実行は15分以上かかる。

# ECS Scheduled Tasksの選定理由
前提条件のもと、なるべくシンプルな構成にすることを考えました。
ざっくりと以下のような

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【Rails7・Docker・Sidekiq】Sidekiq導入とメール自動送信のバックグラウンド処理の実装

## 自己紹介
はじめまして、はる([@lemonade_37](https://twitter.com/lemonade_37))と申します。
駆け出しエンジニアとして働き始めて約1ヶ月が経過しました🐣

## 概要
RailsアプリにSidekiq(redis)を導入し、メールの自動送信の機能を追加していきます。
この記事のために、メールを10分後に送信するだけのサンプルアプリを用意しました。
完成形のコードはこちらです。

https://github.com/satou-haruka-37/sidekiq_sample

### 環境
– Docker
– Ruby 3.2.3
– Rails 7.1.3
– Importmap
– Tailwindcss、daisyUI
– PostgreSQL

:::note warn
間違っている箇所や、紹介した方法よりも良い方法があるかもしれませんので、その際は教えて頂けると嬉しいです🙇
:::

## バックグラウンド処理とは?
Railsアプリケーションでは、ユーザーが特定の動作を行った際に「投稿する」「画面を表示させる」などのア

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Qiita で parallel_tests を後から入れた時にやった工夫

最近 Qiita で [parallel_tests](https://github.com/grosser/parallel_tests) による RSpec の並行実行を導入したので、どういう設定をしたかをまとめます。

## なぜ parallel_tests を導入したか

そもそもの導入のモチベーションは「CI にかかる時間と料金を減らせる」ということです。

Qiita では CI 実行に GitHub Actions を利用していますが、デフォルトのランナー (実行マシン) が CPU 2 Core になっています。(Ref: [GitHub ホステッド ランナーの概要 – GitHub Docs](https://docs.github.com/ja/actions/using-github-hosted-runners/about-github-hosted-runners/about-github-hosted-runners#%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88-%E3%83%AA%E3%83

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【初心者】link_toの使い方【Rails】

# 初めましてlink_toと申します
私はrailsのview作成時、他のページに飛ばすため、使う目的のメソッドです。
ここ押したらサイト飛べるようにしたいな・・・
そういう気持ちから私は生まれました。
## 私はこういう風に使います。
“`ruby
<%= link_to 'untyoko', ヘルパーメゾットorURL %>
“`
こちらでuntyokoをひとつまみしていただきますと、
リンクに飛ぶシステムとなっております。

###### ※もちろんuntyokoでなくても結構です。

ヘルパーメソッドはorURLに関しましてはお好みのどちらかをご入力ください。

ちなみにヘルパーメソッドはルーティングエラーを出した時のHelperと書いてるものとなっております。
下のスクショで言うdashboads_pathとかproducts_pathとかですね。
rails内でページの移動をするときは、基本URLではなくヘルパーメソッドで書くのが嗜みとなっております。

![スクリーンショット 2024-03-31 20.02.28.png](https://qiita-image-

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【Rails 7】DBをテーブル表示

# DBをテーブル表示

## Gemをインストール
“`:Gemfile
group :development, :test do
gem ‘hirb’
gem ‘hirb-unicode’
end
“`
“`terminal:ターミナル
bundle install
“`
## コンソールで適用
“`terminal:ターミナル
rails console
Hirb.enable
“`
![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/360425/a3383686-b7df-4b2d-3750-20023975c024.png)

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Railsチュートリアルのメールプレビューを見やすくした(gem letter_opener_web)

こんにちは!学びと成長しくみデザイン研究所の斉藤です。
Railsチュートリアルのメールプレビュー画面が見づらく使い勝手が悪いので、
`letter_opener_web` を導入して改善してみました。

# プレビュー画面(Before => After)

## Before

![1](https://raw.githubusercontent.com/SaitoJP/engineer_nootebook/main/images/202403/20240331_001.png)

## After

![2](https://raw.githubusercontent.com/SaitoJP/engineer_nootebook/main/images/202403/20240331_002.png)

– メリット
– URLが `http://localhost:3000/letter_opener` でシンプルでわかりやすい
– 複数のメールプレビューを確認できる

# 導入手順

gem追加
“`ruby:Gemfile
group :develop

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「Ruby on Rails チュートリアル」でローカル環境を構築して「git push」まで実施する方法・後編

## はじめに

こんにちは、@kosei-matsubaraです。

Web系エンジニアの転職を目指して「Ruby on Rails チュートリアル」の学習を始めました。

「Ruby on Rails チュートリアル」の第一章を後半まで進んだところ「GitHub Codespaces」の自動ログアウトおよび再接続が手間だと感じるようになりました。

今後ポートフォリオを作り、Web系開発企業ではローカル環境での開発が前提になると想定しています。

したがって最初からローカル環境で開発を行い、早々に今後の作業環境に慣れた方がいいと考えローカルで開発構築することにしました。

ローカル環境構築までの手順を公開することで、同じく「Ruby on Rails チュートリアル」をローカル環境を構築する方のご参考になればと思い記事を投稿しました。

なお、[前回記事](https://qiita.com/kosei-matsubara/items/977a322ffbd1369f1924)は環境構築開始からRailsインストールまで、当該記事でRailsインストール以降から「git push」

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OSS活動としてRuby on RailsのGitHubにプルリクエストを作成した話

## きっかけ

Ruby on Rails の GitHub プロジェクト(https://github.com/rails/rails) にあるドキュメントファイル内に、いくつかタイポがあることに気づきました。
![01-github-readme-before.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/945225/25bed7bb-e1ed-1bc6-824a-36ff7d57924f.png)
赤線部の1つ「Depedencies」は、正しくは「Dependencies」ですね。
これらの誤記を修正しようと思いました。

本記事では Ruby on Rails の GitHub プロジェクトをサンプルに、プルリクエストを発行する方法を紹介していきます。

## GitHub pull request 作成までの流れ

### 1. 貢献方法を確認

まずはコントリビュートする方法や注意点を確認します。

一般的には GitHub プロジェクトの `README.md` と `CONTRIB

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