Go関連のことを調べてみた

Go関連のことを調べてみた

AWSでEC2+RDSでGo+Nginxのアプリケーション構築

## 前提条件
– MacOSを対象としている
– LinuxのVPCを対象
– EC2のインスタンスを作成済み、キーペア作成済み
– RDSのインスタンスを作成済み

### EC2にSSH接続
#### ダウンロードしたキーペアの移動・権限付与(済みの場合はスキップ)

“`
$ mv ~/Downloads/プライベートキーの名前.pem ~/.ssh
$ chmod 400 ~/.ssh/プライベートキーの名前.pem
# プライベートキーの名前は作成時に決められている(例:aws_user.pem)
“`

#### SSH接続
“`
$ ssh -i aws_user.pem ec2-user@パブリックIPv4アドレス
# パブリックIPv4アドレスはEC2のインスタンス詳細画面にて確認できる(例:12.34.567.890)
〜省略〜
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes
Warning: Permanently added ‘13.231.224.154’ (ECDSA) to th

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【VSCode】Goのテストで事前に環境変数をセットする

# はじめに
VSCodeのエディタ上からGoのテストを行う際に、事前に環境変数をセットする方法を共有します。

例えば、以下のようなテストコードを想定します。
“`go
func TestEnvVar(t *testing.T) {
// 環境変数から値を取得
envVar := os.Getenv(“MY_ENV_VAR”)

// 環境変数が設定されているかをチェック
if envVar == “” {
t.Error(“Environment variable MY_ENV_VAR is not set”)
} else {
fmt.Printf(“MY_ENV_VAR value: %s\n”, envVar)
}
}
“`
環境変数を取得し、値がセットされているかを確認するコードです。しかしながら、VSCodeの`run test`からテストを実行すると、環境変数がテスト実行時に存在しないため、このテストは失敗します。

本来であれば、以下のように環境変数がセットされた状態でテストが実行されてほしいです。
“`bash
MY_ENV_VAR=”he

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GoでDI (依存性注入) を実装する

# はじめに

Go でいつものオブジェクト指向言語のノリでサービス層をリポジトリの抽象に依存させようとした場面があったのですが、言語の機能として`implements`がなく永遠に頭を抱えてしまったので実装法を記します

# DI とは

あるオブジェクトにおける依存関係をオブジェクトのソースコード内に記述せず全く違うオブジェクトから注入させるシステム開発におけるデザインパターンの一つです

![スクリーンショット 2024-04-02 19.34.16.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/2839531/07ac9c26-0839-2a7e-b203-22544863386c.png)

## メリット

DI を行う最大のメリットはテストが容易になることです

例えば、`DB登録を含む処理`をテストしたい時、外部に依存している`DB登録処理`は一旦テストから除外したいとします。そんなとき、`DB登録処理`はある引数を渡したら定数が返ってくるようにする(モック化)と外部サービスに一切依存す

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API Gatewayを単一Lambda関数と統合する際のハンドラーのルーティング方法

# はじめに

API GatewayとLambdaの統合には様々な実装パターンがあるせいか、下記の状況下でのルーティングの方法の情報が無かったので投稿します。

# 前提

– すべてのメソッドを単一のLambda関数とプロキシ統合する
– プロキシリソース(`{proxy+}`)は使わない(HTTPルーティングはAPI Gatewayで行う)
– [aws-lambda-web-adapter](https://github.com/awslabs/aws-lambda-web-adapter)や[aws-lambda-go-api-proxy](https://github.com/awslabs/aws-lambda-go-api-proxy)などは、使用しない

# 結論

Lambda関数が受け取るeventオブジェクトに含まれる`resource`と`httpMethod`を使用する。
`path`も使えそうですが、実際のパラメータが含まれる値のため、使用しない方が良いでしょう。

“` json:event
{
“resource”: “/todo/{id}”,

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go言語 単体テストをする

# 1.はじめに

Go言語で単体テストを実施したい
GO言語に標準で含まれている”testing”パッケージを利用してテストコードを書いてみる

以前投稿した以下の記事で作成したGoアプリにテストコードを追加する
[Qiitaの最新記事を教えてくれるアレクサスキルを作ろう Alexa X Lambda X Golang ](https://qiita.com/keny-N/items/47b8dd299e65b6ca85bb#:~:text=github%E3%81%AB%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%92%E6%8C%99%E3%81%92%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%A7%E5%8F%82%E8%80%83%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84)

参考

https://pkg.go.dev/testing

# 2.単体テスト

## 2.1 テ

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Go言語でブロックチェーンのシステムを作成する(その3)

## はじめに
前回は、Block、Blockchainの作成、hashのハッシュの実装までやりましたが、今回はtransactionsの実装をしていきます。

– 前回までの記事

https://qiita.com/jun_11/items/a1adf93ba02292321b25

– バージョン
– Go 1.22.0

## 実装
### イメージ図
下の図のPool、transactionsの実装をしていきます。

ブロックチェーン2.png

### transactionsの実装
まず、transactionsの実装をしていきます。

“`golang
type Transaction struct {
senderBlockchainAddress string
recipie

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gormのメモ

## はじめに
gormはGo言語のORMライブラリーです。
gormで、最初見たとき、gormのcrud処理の前に、把握しておいた方がよかったことをメモりました。
・データベース接続箇所(シャーディングによるDBの振り分け例)
・`&gorm.Config{}` について
・structの定義箇所について
・`gorm.Model`の有無

## コード例

“`go
package main

import (
“fmt”

“gorm.io/driver/sqlite”
“gorm.io/gorm”
)

// User モデル
type User struct {
gorm.Model
Name string
}

// シャードされたデータベースへの接続を管理する
var shardMap = map[int]*gorm.DB{}

func init() {
// シャードデータベースの初期化
for i := 1; i <= 2; i++ { db, err := gorm.Open(sqlite.Open(fmt.Sprintf("test_shar

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Go言語でブロックチェーンのシステムを作成する(その2)

## はじめに
前回は、ブロックチェーンについてまとめましたが、今回から実際にGo言語で実装していきます。

– 前回の記事

https://qiita.com/jun_11/items/a1adf93ba02292321b25

– バージョン
– Go 1.22.0

## 実装
### イメージ図
下の図のようなイメージで実装していきます。

ブロックチェーン1.png

– prev hash
– 前のブロックの情報
– timestamp
– 生成の時間
– nonce
– nonceの計算結果
– transactions
– 取引履歴
– Pool
– 取引情報が入る

上の図から新しいブロックが作られたとき、下の図のようになり、新しいブロックのprev hashには前の

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Goのmapのキーの使用方法メモ

## 内容
Go言語のmapのキーの使用方法の確認

## mapの特徴
`map`はGo言語における非常に便利なデータ構造の一つで、他のプログラミング言語では辞書(Dictionary)、連想配列(Associative Array)、ハッシュ(Hash)などと呼ばれることがあります。`map`はキーと値のペアを格納するためのコレクションです。キーは一意でなければならず、各キーは一つの値にマッピングされます。これにより、キーを使用して迅速に値を検索、挿入、または削除することができます。

### mapのメリット

– **高速な検索**: `map`の主なメリットは、キーに基づくデータの検索が非常に高速であることです。キーを使用して値を直接参照できるため、大量のデータの中からも迅速に特定の要素を見つけ出すことが可能です。
– **柔軟性**: 任意の型のキーと値のペアを保存できるため(ただし、キーは比較可能でなければならない)、様々な種類のデータを扱うことができます。
– **簡単なデータ操作**: `map`は値の追加、更新、削除が簡単にでき、これらの操作も高速に行えます。

#

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VS CodeでFailed to find the “go” binary in either GOROOT() or PATHエラー解決

## はじめに
MacでGoの環境構築時のメモです

## 解決方法

Homebrew等でGoをインストールして, PATHが追加してあることを確認します.

VS Codeを一度終了させます.

VS Codeをターミナルから直接起動することで、ターミナルの環境変数を引き継ぐことができます。ターミナルで以下のコマンドを実行してVS Codeを起動してみてください。

“`sh
open -a “Visual Studio Code”
“`

これで、タイトルにあるエラーが解決できました.

Go言語を始める際の参考になれば幸いです。

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Golangのパッケージレベル変数と関数レベル変数の違い

Golangでは、パッケージレベル変数と関数レベル変数は異なるスコープと目的を持ちます。

### パッケージレベル変数:

– スコープ:

パッケージレベル変数は関数の外、つまり関数の中ではなく、通常はGoソースファイルの一番上に宣言されます。
同じパッケージ内のすべての関数からアクセスできます。
パッケージがインポートされるときに初期化されます。

– 初期化:

パッケージがロードされるときに初期化され、パッケージ内の関数が呼び出される前に初期化されます。
明示的な初期化が必要です。初期化されていない場合、ゼロ値が割り当てられます。

– 使用法:

パッケージ全体で共有されるデータや設定などの値を保持するために使用されます。
同じパッケージ内の異なる関数間でデータを共有するのに役立ちます。

### 関数レベル変数:

– スコープ:

関数レベル変数は関数内で宣言され、その関数内でのみアクセス可能です。
他の関数からはアクセスできません。
– 初期化:

関数が呼び出されるたびに初期化されます。
初期化はオプションですが、初期化されていない場合、ゼロ値が割り当てられます。

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Go言語でブロックチェーンのシステムを作成する(その1)

# はじめに
Go言語を使用して、ブロックチェーンのシステムを作成していきます。
今回は、ブロックチェーンについて簡単にまとめていきます。

# ブロックチェーンとは
ブロックチェーンは、デジタルデータの取引を記録する技術であり、特に暗号通貨の世界で注目を集めています。この技術は分散型台帳技術(DLT)とも呼ばれ、取引データを複数のコンピュータにまたがって保存し、管理する方法です。

## ブロックチェーンの主な構成要素
1. ブロック:データ(取引記録)、前のブロックへの参照(前のブロックのハッシュ値)、およびその他の情報(タイムスタンプ、自身のハッシュ値など)を含みます。
2. チェーン:各ブロックが前のブロックと連結して形成する、途切れることのない連続したリスト。
3. ノード:ブロックチェーンネットワークに参加する個々のコンピュータ。ノードは取引を検証し、ブロックを生成し、ブロックチェーンのコピーを保持します。

## ブロックチェーンの構造
ブロックチェーンは名前の通り、「ブロック」と呼ばれるデータの集合体が「チェーン」のように連なって構成されています。各ブロックには、複数の

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[golang] 構造体のスライスを重複排除(with ソート)

参考: https://future-architect.github.io/articles/20230816a/
この方法だと、重複排除するには事前にソートしないとダメらしい

https://go.dev/play/p/cATqCg40qdY

例)
SQLでいう
“`SQL
select distinct *
order by classNumber, name, age
“`
をgoの構造体のスライスで、やる。

“`go
package main

import (
“cmp”
“fmt”
“slices”
)

type user struct {
classNumber uint8
name string
age uint8
}

func main() {
users := []user{
{classNumber: 2, name: “hanako”, age: 12},
{classNumber: 3, name: “jiro”, age: 32},
{classNumber: 2, name: “h

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Qiitaの最新記事を教えてくれるアレクサスキルを作ろう Alexa X Lambda X Golang 

# 1.はじめに

## 1.1目的
golangと、lambdaを使ってアレクサスキルと作りたくなったのでやってみる。

## 1.2環境

Windows(GitBash)
Go Version 1.22.0

## 1.3前提条件
– Amazon 開発者アカウントの作成を事前に行う。下記リンクより、Amazon開発者アカウントの作成を元に準備してください

https://developer.amazon.com/en-US/blogs/alexa/post/31c9fd71-f34f-49fc-901f-d74f4f20e28d/alexatraining-firstskil.html
– 事前に[AWSアカウント](https://aws.amazon.com/jp/register-flow/)の作成を行ってください
– [AWSCLI](https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/cli/latest/userguide/getting-started-install.html)が使える状態にする

# 2.Golangでソースを書き、La

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sqlcを使ってデータ作成と取得を行う方法

Go の ORM ツールの一つである sqlc を使用する機会があったので、sqlc を使って、簡単なデータ取得のコードを記述するところまでを書き留めていきます。

# バージョン
Mac で下記バージョンにて動作確認を行なっています。

| 対象 | バージョン |
| ———- | ———- |
| PostgreSQL | 14 |
| Go | 1.21.1 |
| sqlc | 1.23.0 |

# sqlc とは

sqlc とは Go の ORM の一つです。
ORM とは、Object-Relational Mapping(オブジェクト関係マッピング)のことで、オブジェクトと RDB(Relational Database)のマッピングを行うものとなります。
ORMを使用することで、SQL を直接書くことなく、オブジェクトのメソッドで DB を操作することができます。

# sqlc の初期設定

データベース操作を行う事前準備として、 sqlcの初期設定を行います。

#

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[Golang] VSCodeのGoプラグインを0.40.3 -> 0.41.xに更新したらブレークポイントデバッグができなくなった

# 環境

* golangで開発したAPIサーバーをDockerコンテナとして稼働させており、その中にデバッガdelveをインストールしてある。

* delveとのデバッグ用通信ポート2345をローカル(Mac)側に外出ししてある。

* Dockerコンテナ内のアプリケーションディレクトリは `/app`。

* VSCodeでブレークポイントデバッグするときは、Devcontainerでコンテナの中に入ったりはせず、ローカルから直接2345ポートに接続してデバッグしている。

“`docker-compose.yml
services:
app:
container_name: app

ports:
– 2345:2345
– 8080:8080

“`

↓ VSCodeでブレークポイントデバッグを実行するための設定。
“`launch.json
{
“version”: “0.2.0”,
“configurations”: [
{
“nam

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【Go】math/randとcrypto/randの使い分けについて

# はじめに
こんにちは、kenです。お仕事ではGoを書いています。
最近「もう一段Goと仲良くなりたいなー」と思い、[Go Code Review Comments](https://go.dev/wiki/CodeReviewComments)というサイトを読んでいたところ、`math/rand`と`crypto/rand`の関係について初めて知ったことがあったので、今回はそれについて書こうと思います。
今まではどちらも乱数を生成するライブラリという認識でしたが、両者には明確な違いが存在していました。

# math/randとcrypto/rand
私が勉強になったGo Code Review Commentsの[Crypto Rand](https://go.dev/wiki/CodeReviewComments#crypto-rand)の節を引用します。
> Do not use package math/rand to generate keys, even throwaway ones. Unseeded, the generator is completely pred

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【Go】型が特定のinterfaceを満たしているかをコンパイル時に確認させる方法

# はじめに
こんにちは、kenです。お仕事ではGoを使っています。
先日、[Effective Go](https://go.dev/doc/effective_go)(Goの公式が出している慣用的なコーディングスタイルと実践を記したドキュメント)を読んでいたら[興味深いこと](https://go.dev/doc/effective_go#blank_implements)が書かれていたので今日はそれについて書こうと思います。

内容は「**型が特定のinterfaceを満たしているかをコンパイル時に確認させる方法について**」です。
# Goのinterfaceについておさらい
本題に入る前にGoのinterfaceについてざっくり説明しておきます。interfaceについてもう知っているよという方はスキップしてください。

Go言語ではinterfaceをメソッドシグネチャの集合として定義します。
“`go
type hogeIF interface {
Method1()
Method2()

MethodN()
}
“`
そして型がinterfaceを実

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【Go】マップへの値追加時に発生する「panic: assignment to entry in nil map」

## はじめに

Go言語でキーがint型、バリューがbool型のマップを作成したいです。初期化時は空で生成し、値は後から追加していきます。

初期化して値を追加したらエラーになりました。

“`go
var m map[int]bool
m[1] = true
“`

“`bash
# エラー
panic: assignment to entry in nil map
# 日本語訳「パニック: nil マップのエントリへの代入」
“`

## 原因:マップが初期化されていない

`var m map[int]bool`で初期化したつもりでしたが、これは**宣言しただけ**でまだ初期化されていません。
なのでmはnilの状態です。nilのマップに値を追加しようとすると上記のようなエラーになります。

“`go
var m map[int]bool
fmt.Println(m == nil) // true
“`

## 対策:マップを正しく初期化する

初期化方法は3種類あります。

### 方法1:make関数を利用

“`go
m := make(map[int]

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Azure Function + Go でハマった話

タイトル通りの備忘録です。チュートリアルは以下に存在していますがちょっとだけハマったのでメモ代わりに残しておきます。

[Visual Studio Code を使用して Go または Rust の関数を作成する – Azure Functions | Microsoft Learn](https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-functions/create-first-function-vs-code-other?tabs=go%2Clinux)

## functions の作成

VSCode からでも、`func`コマンドでも可能なのでサクットつくります。

`func` コマンドなら以下のような感じです。

“`sh
func init –worker-runtime custom –template HttpTrigger –name HelloFunction –authlevel anonymous
func new –language custom –template HttpTrigger –n

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