Rails関連のことを調べてみた

Rails関連のことを調べてみた

Rubyの等値を判断するメソッド・演算子の理解[equal?, ==, eql?, ===]の違い

# equal?, ==, eql?, ===の違いを解説

この記事は下記のような人を対象にしています。
– 駆け出しRubyエンジニア
– プログラミング初学者

## 結論
equal・・・同じobject_idの場合にtrueを返す
== ・・・人の目で見て自然であればtrueを返す
eql・・・同じクラスで中身も同じならtrue、中身が同じでも別クラスだったらfalseを返す
=== ・・・case文のwhen節で暗黙的に使われている

## equal?
equal?メソッドは、同じobject_idの場合にtrueを返します。
“`ruby
a = “apple”
b = “apple”
a.equal?(b)
=> false
“`
文字列の内容が同じappleなのに、falseなのは、aとbそれぞれが持つobject_idが異なるから。

では、object_idとは??

オブジェクトにランダムに割り当てられる、重複しない整数のこと!

Rubyでは、重複しない整数が、各オブジェクトに1つずつ割り当てられています。
各オブジェクトに対して一意な整数を返します。あ

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Qiitaのクローンアプリを作成してアプリ開発体験を経験してみた

### はじめに
エンジニアとして技術力を磨きたいと思い、実際にアプリを設計から実装まで一貫して体系的に学習することを実践しました。
ただ、作りたいアプリがパッと思いつかなかったためQiitaを参考に必要な機能に絞ったクローンアプリを選択しました。

### 使用技術
案件では主に保守運用として調査タスクをメインとしているためコードリーディングは行いますが実装する機会は少ないため技術部分を深く理解できていないところがあるなと自分で感じることがあります。

そのため技術に関しては案件で利用しているrailsとnuxtを選択して実際にその言語で実装をしてみることによりベースとなる実装面での知識を深めていきたいなと思いました。
“`
Ruby on rails 7.0.6
Nuxt 2.15.8
Mysql 8.0
Docker
“`

### アプリ概要
Qiitaといえばエンジニアがアウトプットや質問を投稿できるプラットフォームですが、今回はアウトプットを投稿できる簡易的なTODOアプリに絞って開発をしていくことにしました。
“`
– ログイン機能
– ユーザー登録情報を元に認証

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POSTメソッドがGETメソッドになるエラーの解消法

Railsのアプリケーションにおいて、HTTPメソッドが期待どおりに動作しないという問題に直面しました。ここでは、問題の原因とその解決策について説明します。

## 問題の概要

– お気に入りに追加するためのボタンがクリックされても、お気に入り登録されませんでした。
– ボタンは`button_to`ヘルパーを使用しており、`POST`リクエストを送信することが期待されていました。

## 原因

原因は、`button_to`が`form_with`の内部に配置されていたため、ネストされたフォームが作成されていました。これは、HTMLのフォームの中に別のフォームをネストすることはできないというルールに反しています。結果として、`button_to`による`POST`リクエストが発生しなくなっていました。

## 解決策

解決策として、`button_to`を`link_to`に置き換え、`data-turbo-method`属性を使用して`POST`リクエストを送信するように変更しました。

“`変更前.erb
<%= button_to 'お気に入りに追加', favorit

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Active storageを使ってS3(AWS)へのアップロードとHerokuデプロイ

この記事はプログラミング学習者がActive storage、S3(AWS)を使って本番環境(Heroku)にデプロイするまでに躓いたところを備忘録も兼ねてまとめたものです。
内容に間違いがありましたら、ご指摘頂けると助かります。

動作環境
Ruby: 3.2.1
Rails: 7.0.0
Postgresql: 14
Docker
PC: M2 Mac OS Sonoma 14.4.1

# 1, Active storageの導入
Active storageとはRails5.2から導入されたファイルアップロード機能です。
Active Storageを用いることで画像、PDF、動画をローカル環境だけでなくAmazon S3、Microsoft Azure Storage、Google Cloud Storageからなるクラウドストレージにもファイルをアップロードすることができます。
※今回はローカルとAmazon S3へのアップロードを目的として設定しました。

Active Storageを使用するために事前のインストール作業を進めていきます。
“`
$ bin/rails

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renderを使用する際に生じるエラーと変数の取得について

## 導入
Ruby on RailsのDeviseは強力な認証ソリューションを提供しますが、時として複数のモデルを管理する際に予期しない振る舞いに直面することがあります。今回のケーススタディでは、複数モデルでのログインを避けるための対処法を探求しました。

## 問題発生

あるRailsアプリケーションにて、予約確認のアクションを処理中に`NoMethodError`が発生しました。

“`
NoMethodError at /reservations/confirm
undefined method `reject’ for nil:NilClass
“`

コードの該当部分は以下の通りです:

“`ruby
# app/controllers/reservations_controller.rb
def confirm

@services = Service.where(id: reservation_params[:service_ids].reject(&:blank?))

end
“`

このエラーは、`reservation_para

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Deviseにおける複数モデルでのログインを避ける方法

## はじめに
Railsの認証システムであるDeviseは、非常に強力で柔軟性がありますが、複数のユーザーモデルを管理する際には注意が必要です。特に、異なるユーザーモデル間での同時ログインを避けたい場合、デフォルトの設定では対応できないことがあります。この記事では、Deviseを使用して、複数のモデルで同時ログインが発生しないようにする方法を説明します。

## 課題の説明
Deviseを使って複数のモデル(例えば、Company、Staff、AdminUser)を認証管理している場合、一つのブラウザセッションで複数のモデルに同時にログインされると予期せぬ問題やセキュリティリスクが生じる可能性があります。特に、管理者としてログインしている状態で他のユーザーを作成し、そのユーザーが自動的にログインされる場合、問題が複雑化します。

## 解決策の実装
### Deviseの設定変更
まず、Deviseの設定を変更して、複数のログインを一度に管理しないようにします。

“`ruby
# config/initializers/devise.rb
Devise.setup do |con

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「ローカル環境 × Rails × Render」でデプロイ

# はじめに

皆さま、こんにちは、すみ(@sumisumi2000) と申します。
2024 年 1 月 20 日より、オンラインプログラミングスクール RUNTEQ にて、Ruby on Rails を学習しています。

今回の記事では Docker を使わずに、ローカルで環境構築を行い、 Render.com でデプロイ&データベース連携するまでの流れをまとめました。

https://render.com/

# 動作環境

– macOS Sonoma 14.4.1
– Ruby 3.3.0
– Rails 7.1.3.2

# ローカル環境構築

この記事では Docker を使用しません。
なので、ローカル環境(自身のパソコンの環境)で Ruby や Rails などをインストールする必要があります。

### 目次

1. [Homebrew のインストール](#homebrew-のインストール)
2. [rbenv のインストール](#rbenv-のインストール)
3. [Ruby のインストール](#ruby-のインストール)
4. [Rails のインストール]

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railsの環境構築を半日かけて構築した話

こんにちは!初投稿です!
今回は半日近く格闘をしたrailsの環境構築の話を備忘録を兼ねてお話ししたいと思います。
環境はDockerで構築しました。

## Dockerを立ち上げるまで
“`
$cd 作業フォルダ
$docker compose build
$docker compose up -d
“`
上記で、Dockerを立ち上げていきます。

## Dockerに入る
“`
$docker compose exec web bash
“`

## 諸々インストール
“`
$bundle install
$yarn install
“`
上記で、構築に必要なものをインストールしていきます。
bunle⇨ライブラリをインストール
yarn⇨パッケージを一括管理できる

## エラーが起きたコマンド
“`
$bin/rails db:create
“`
こちらを入力した際、下記のエラーが発生した。
“`
Caused by:
Mysql2::Error::ConnectionError: Unknown MySQL server host ‘db’ (-2)
`

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[Rails] Delayed_Jobのテーブル構成についてまとめた。

### 概要
`DelayedJob`のテーブル構成(列構成)についてまとめました。

### DelayedJobとは…?
RailsでJOBを非同期処理するための`gem` です。

`DelayedJob`はデータベースをキューとして利用します。

つまり、実行するジョブの情報をデータベースに保存し、その情報を基に非同期でJOBを処理する方式ということです。

### DBのカラム構成
上記を踏まえてテーブル構成を見ていきましょう

| カラム名 | 役割 |
| ———— | ——————————————————————————————————————– |
| `id`

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Railsにおけるモデルのscopeメソッド

# はじめに
先日、業務で`scope`メソッドでの実装したので、備忘録として記事にしたいと思います。

この記事では、`scope`メソッドの基本的な使い方をまとめてみました。

# モデルのscopeメソッドとは?

`scope`メソッドは、よく使用されるクエリをメソッドとして定義することができる機能です。

これにより、複雑なクエリを簡単に再利用できるようになります。

# Scopeメソッドの基本構文

`scope`メソッドの基本的な構文は以下のようになります。

“`ruby
scope :scope_name, -> { query }
“`

– `scope_name`: スコープの名前を指定します。
– `query`: 実行するクエリを指定します。

# Scopeメソッドの使用例

今回は、記事の一覧表示で人気の記事を取得する処理を例に見ていきます。

### scopeを使わないパターン

`scope`を使わずに人気の記事を取得する場合、以下のようにクエリを書くことになります。

“`ruby
# app/models/post.rb
class P

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生まれたてのuserマイグレーションファイルをじっくり見てみた

ユーザー管理機能の実装時に用いられるdeviseライブラリ。
それによって生成できるuserモデルと勝手に爆誕するuserマイグレーションファイル。

今回はモデル生成により勝手に下界に君臨してしまった**userマイグレーションファイル**について、暇なので観察することにする。

特に今回は、**生まれたての状態時**を見ていく。

# userマイグレーションファイル爆誕
`rails g model user`と手慣れたようにコマンドを打ち込むと、以下のとおりマイグレーションファイルが勝手にできる。(事前にdeviseのインストールはしておくんだお)

“`
db/migrate/xxxxxxxxxx_devise_create_users.rb
“`

記述は以下のとおり
“`ruby
# frozen_string_literal: true

class DeviseCreateUsers < ActiveRecord::Migration[7.0] def change create_table :users do |t| ## Datab

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Devise使用時にログイン中のモデルと異なるモデルを編集する方法(CompanyでログインしてStaffの編集・更新)

## 概要
この記事では、RailsアプリケーションでDeviseとCanCanCanを使用して、`Company` と `Staff` という二つのユーザーモデルを効果的に管理する方法を紹介します。
特に、`Company` モデルでログインしている状態で `Staff` モデルのデータを編集できるようにする際に生じた以下のエラーの解消法を詳しく解説します。

“`bash
Completed 401 Unauthorized in 0ms (ActiveRecord: 0.0ms | Allocations: 209)
“`
※ブラウザでリンクを選択後、アクションに遷移する前に上記のエラーが生じたため、deviseの認証関連が原因ではないかとあたりをつけました。

## 1. 導入
本記事では、企業とその従業員をそれぞれ `Company` と `Staff` モデルで管理するシナリオを想定しています。各モデルはDeviseによって認証が行われ、CanCanCanでアクセス権限が管理されます。この設定を通じて、モデルごとの認証と権限のカスタマイズ方法を学びます。

## 2.

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gem install 時の permissions エラーの対応

いまさらながらGithub Pagesでプロフィールでも整備するかと思い立ち、おもむろにgem install したらpermissions error に遭遇しました。

“`
% gem install bundler jekyll
Fetching bundler-2.5.9.gem
ERROR: While executing gem … (Gem::FilePermissionError)
You don’t have write permissions for the /Library/Ruby/Gems/2.6.0 directory.
“`

下の記事によるとどうやらシステムのrubyを利用していると、権限不足でgemのインストールができないというエラーのようです。

https://qiita.com/nishina555/items/63ebd4a508a09c481150

ということで、gem install bundler jekyll ができるところまで手順を残しておきます。

– 環境
macOS Ventura

# 現状確認

“`

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Railsチュートリアル第8章学習まとめ

# 8.1セッション

Railsではsessionというメソッドを使って一時セッションを作成します。この一時セッションはブラウザを閉じると自動的に終了します。その後の章では、Railsのcookiesメソッドを使用して、ブラウザを閉じてもセッションを継続する方法について学びます。

cookieを使ってユーザー情報の保存や取り出しをおこなっていくってことですかね?

# 8.1セッション
ログインとログアウトの要素を、Sessionsコントローラの特定のRESTアクションにそれぞれ対応付ける
ログインのフォームは、newアクションで処理

なぜnewアクションなのかとGPTに尋ねてみた時に
`新しいリソース(通常はデータベース内の新しいレコード)を作成するためのフォームを表示するために使用される`
とのことでした。納得。

“`config/routes.rb
#リソースを追加して標準的なRESTfulアクションをgetできるようにする
Rails.application.routes.draw do
root “static_pages#home”
get “/

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ActiveModel::ForbiddenAttributesErrorの解決法

## はじめに
Railsアプリケーションにおいて、`ActiveModel::ForbiddenAttributesError`が発生するという問題に直面することがあります。これはストロングパラメータが適切に設定されていない場合によく起こります。本記事では、このエラーの解決方法をQ&A方式で紹介します。

### Q1: エラーの内容は?
A1: `ActiveModel::ForbiddenAttributesError`は、許可されていないパラメータをマスアサインメントしようとした際にRailsが発するエラーです。

### Q2: ストロングパラメータは正しく設定されていましたか?
A2: はい、コントローラーでは`staff_params`というメソッドを使ってストロングパラメータを設定していました。このメソッド内で`require(:staff)`と`permit`を用いてパラメータの許可を行っていました。

### Q3: パラメータの中身を確認しましたか?
A3: はい、`binding.pry`を用いてパラメータが正しく渡されていることを確認しました。

#

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投稿アプリ ユーザー管理機能実装

学習を進めていく中で、理解できたと思っていた部分が自力でやろうとするとまだまだだということが分かったので、ここで再度アウトプットします。

deviseを使ったユーザー管理機能の実装手順です。
#### deviseの導入・userモデル作成
deviseを使った場合、コマンドはrails g deviseになる。

“`ruby:Gemfile
gem ‘devise’
“`
“`ruby
% rails g devise:install
% rails s
% rails g devise user
“`

#### マイグレーションファイルにカラムの追加。
deviseを使うとemail.passwordは自動で生成される。
“`ruby:_create_user.rb
t.string :name
t.text :profile
“`
“`ruby
% rails db:migrate
“`

#### バリデーションの設定。
空欄では保存できないことを定義。
“`ruby:user.rb
validates :name, presence: true
val

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【Rails】画像のExif情報を削除する方法【ActiveStorage】

`config/application.rb`の`config.active_storage.variant_processor`が`:vips`に設定されている場合には、`saver: { strip: true }`を記述すると画像のExif情報を削除できます。

“`rb:app/models/user.rb
class User < ApplicationRecord has_one_attached :avatar do |attachable| attachable.variant :large, resize_to_fill: [256, 256], saver: { strip: true } attachable.variant :medium, resize_to_fill: [128, 128], saver: { strip: true } attachable.variant :small, resize_to_fill: [64, 64], saver: { strip: true } end # ... end

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【Rails】form_withとかlocal: trueとかdata: { turbo: false }を理解してなかったので色々調べた

## 自己紹介
はじめまして、はる([@lemonade_37](https://twitter.com/lemonade_37))と申します。
駆け出しエンジニアとして約2ヶ月弱が経過しました🐣

## 概要
仕事中、form_with関係の実装で詰まり、自分の理解が浅かったツケが来たのを感じたので、調べてみました😇
お恥ずかしながら、スクール時代はRails5、今はRails7を触っており、Railsのバージョンごとでの違いがごちゃ混ぜになっていたこと、フォームのオプションやそもそもAjaxなどきちんと理解できていなかったので調べたことをまとめます。

:::note warn
間違っている箇所があるかもしれませんので、その際は是非教えて頂けると嬉しいです🙇
:::

## フォームの非同期送信に関するオプション
### Rails5以前
フォーム送信時、デフォルトではページ全体がリロードされます。非同期処理をするにはオプションを明示的に設定します。
– `remote: true`
Rails5以前でフォームのオプションで使われていました。Ajaxを用いて非同期にします。

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FormObjectを編集に対応させる

PF作成においてFormObjectを使用した際に、編集機能の実装に苦戦し時間を要したため覚え書きとして投稿させていただきます。

## form_withにおける登録、更新の切り替え
“`
form_with model: インスタンス変数 do |f|
“`
上記において“form_with“は渡されたインスタンス変数のメソッド“persisted?“の返り値によってリクエストをPOSTもしくはPATCHに切り替えています。
“persisted?“メソッドはレシーバーがDBに保存されている場合はtrue,保存されていない場合はfalseを返します。
urlオプションを渡さない場合、フォームの送信先urlは同様に渡されたインスタンス変数のメソッド“to_model“の返り値によって決定されます。

## 使用例
今回、下記ER図におけるPurchaseモデルのレコードを保存するにあたり、ShopとBeanの選択をセレクトボックスにしてしまうとレコードの量次第では選択肢が膨大になりUIとして不適格だと判断したため、Stimulus-autocompleteとテキス

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NextjsのAppRouterで、redirect時に一度だけ表示する

# 実装背景

Next.jsのAppRouterを使用して[server action](https://nextjs.org/docs/app/building-your-application/data-fetching/server-actions-and-mutations)で[redirect](https://nextjs.org/docs/app/api-reference/functions/redirect)を行うと、リダイレクト先のページで成功や失敗のメッセージを表示することが難しくなります。
これは、リダイレクトが発生すると、現在のページの状態がリセットされ、新しいページが読み込まれるためです。
これを解決するために、一度だけ表示するメッセージを保存する方法としてcookieを使用します。

# 動作動画(`a`タグバージョン)

![flash.gif](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/183059/b60f0c9f-2b1e-5ec2-778f-f3cc6e6a1c7d.

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