Rails関連のことを調べてみた

Rails関連のことを調べてみた
目次

37signalsが書くコードの”Service Object”を見てみる

## 挨拶

自称、Ruby on Rails フロントエンドエンジニア🤣のnaofumiです。X [@naofumi](https://x.com/naofumi)では色々勝手なことを書いていますが、最近Qiitaも頑張り始めました。

それでは早速本題です!

## ええっ!!??
37signals商品のRailsコードって見られるの?

そう!Ruby on Railsを開発した37signals社が、どのようにこのフレームワークを活用し、どのようなコードを書いているかを見ることができるのだ!

細かい話は省くが、7月3日に37signals社は[Writebookというアプリを新規に公開した](https://world.hey.com/jason/introducing-writebook-e217cae3)。自由にダウンロードでき、自分でサーバ(例えばさくらインターネットのサーバとか)を用意すれば、[簡単にインストール](https://books.37signals.com/2/the-writebook-manual/27/installation)できる。(

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[作成中]RSpecについて初学者段階のメモ

※間違いなどございましたらご指摘いただけると幸いです
※随時更新予定

# 概要
以下、https://semaphoreci.com/community/tutorials/getting-started-with-rspec より引用
> RSpec is a testing tool for Ruby, created for behavior-driven development (BDD). It is the most frequently used testing library for Ruby in production applications.
「RSpec は、ビヘイビア駆動開発 (BDD) 用に作成された Ruby のテスト ツールです。本番アプリケーションで最も頻繁に使用される Ruby のテスト ライブラリです。」(Google翻訳)

– `RSpec`はRailsアプリケーションの開発で利用するテストツール
– Railsに最初から搭載されている”minitest”というテストツールも存在するが、RSpecが実質デファクトスタンダードとされ

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Rails + I18n – バリデーションエラーの言語を強制指定する例

# 翻訳設定

てきように用意しておく

以下は英語翻訳で、

– 属性に対しての翻訳
– ひとつのモデルに対してのエラーの種類の翻訳

を指定した例

`api/config/locales/activerecord.en.yml`

“`yml

en:
activerecord:
attributes:
example:
foo: localed foo
errors:
models:
example:
blank: IS BLANK!
“`

# Rails Console で試す

英語指定の場合

“`rb
I18n.locale = :en
“`

“`rb
example = Examole.new # 何か不正なデータ状態
example.validate
puts example.errors.full_messages
“`

エラーメッセージの例

“`
[“localed foo IS BLANK!”]
“`

# Controller で試す

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Railsでのバリデーションの実装

# バリデーションとは
バリデーションは、データがアプリケーションの要件に適合していることを確認するための手段です。これにより、不正なデータがデータベースに保存されるのを防ぎます。例えば、ユーザー登録フォームでメールアドレスが正しい形式であることや、パスワードが一定の長さを満たしていることなどを確認するのが一般的です。
# Railsでのバリデーションの設定
Railsでは、モデルでバリデーションを設定するのが一般的です。以下に、Userモデルに対していくつかの基本的なバリデーションを設定する例を示します。
“`ruby
class User < ApplicationRecord validates :name, presence: true validates :email, presence: true, uniqueness: true, format: { with: URI::MailTo::EMAIL_REGEXP } validates :password, length: { minimum: 6 } end ``` * presence: true:

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Railsのダウングレードの方法(技術選定でも役に立つようにする)

# なぜダウングレードするのか
***Bootstrapを導入する際に、Rails7だと自分以外でも導入するのに苦戦している人がいました***
(2024年7月現在)。なので、自分が使いづらいだけでなく、***現場でもRails6なら使ったことある人が多い(採用と他のエンジニアのキャッチアップの面)ので、Rails6に変更するという想定***で、
ダウングレード作業をすることにしました。

# 注意(基本現場では、バージョンは変えることはあまりない)
バージョンを変えたことでバグが発生することもあるので、あまり変えることは少ないです。

# 想定
Railsの7.0.4.3から6.1.7.1にダウングレードします。

# Gemfileの更新
Gemfileをダウングレードしたいバージョンに合わせます。ここでは以下のバージョンです。
“`Gemfile
# Bundle edge Rails instead: gem “rails”, github: “rails/rails”, branch: “main”
gem “rails”, “~> 6.1.7.1”
“`
上記を追記した

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【Ruby on Rails】Google APIを使ってSpread Sheetを操作する

いつも大変お世話になっている、
私が大好きなGem(というかGem集)

google-api-ruby-client

https://github.com/googleapis/google-api-ruby-client/blob/main/docs/usage-guide.md

仕事でもHeavy useしていたり、
趣味でもなんだかんだで使ったり、
ソースコードを読んで勉強させてもらったりと、
個人的には結構思い入れがある技術です

勝手に、もう記事を書いている気でいたが、
何も書いていなかったのでおさらいしとく。

## GCPでAPIを有効にする

まずは、GCPで使いたいGemのAPIを有効にしておく。

例えばSpread sheetなら、
Google Sheet APIを有効にしておく

![スクリーンショット 2024-07-09 21.53.14.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/1290117/b9c67958-e365-dcaa-3665-d0151ee2c6

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【Ruby on Rails】画面読み込み時にレコードがDELETEされる

## はじめに
Ruby on Railsを学習しているのですが、画面読み込み時の処理(詳細は後述)で登録したレコードが消えるという現象が発生しました。
結論から言うと私の勉強不足、仕様の理解不足によるものでした。
解決にあたり、モデル、アソシエーションの理解が深まったところもあったので、記録として残すことにしました。
コードも冗長ですが、ご容赦ください。

## 開発環境
* Docker
* Ruby 3.3.3
* Rails 7.1.2

## 起:機能の実装

### ■機能の概要
ブックマークの管理機能を作成していた。
![スクリーンショット 2024-07-09 17.03.46.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/737553/45217d30-5df2-4e22-b5de-ac2f9c2bee96.png)
(グレーの背景がカテゴリ、グリーンの背景がフォルダの中身)

これらはカテゴリ、フォルダ、ブックマークで要素が構成されている。
また階層イメージとしては以下の2種類が挙げ

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Next.jsとRailsを使った認証とエラーハンドリング

# 1. はじめに
ウェブアプリケーションの開発において、ユーザー体験を向上させるためには、認証の管理が重要です。今回は、ログインしていないユーザーでも投稿詳細を確認できるようにし、ログインしていないユーザー保存や応募ボタンを押すとログインを促す実装を行いました。この記事では、その際起きたエラーとそれに対するアプローチについて解説します。

# 2. 何をしたかったか

1. **ログインしていないユーザーでも投稿詳細を確認できるようにする**
– ユーザーがアプリケーションにログインしていなくても、投稿の詳細情報を閲覧できるようにしたい。

2. **保存や応募ボタンを押すとログインを促す**
– ユーザーが投稿を保存したり、応募したりするボタンを押した際に、ログインしていない場合はログインページにリダイレクトして、ログインを促すようにしたい。

これにより、ユーザーはログイン前に投稿の内容を確認でき、必要な操作を行う際に適切にログインを促されることで、よりスムーズで安全なユーザー体験を提供することができます。

# 3. セキュリティの考慮
認証に関する処理を適切に

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deviseのdevise_parameter_sanitizer.permitとconfig.authentication_keysで詰まった話

# TL;DR
認証キーと許可するパラメータの違いを把握していなかった。
– config.authentication_keysはdeviseの認証として使われるものであり、自動的にストロングパラメータとして登録されている
– devise_parameter_sanitizer.permitはストロングパラメータの設定であり、deviseの認証として使われるものではない

# 誤解していたこと
devise_parameter_sanitizer.permitとconfig.authentication_keysは同じもの!
↑誤りですので気をつけてください。。

つまり、
“`ruby:application_controller.rb
devise_parameter_sanitizer.permit(:sign_in, keys: [:name])
devise_parameter_sanitizer.permit(:sign_up, keys: [:name])
“`
“`ruby:config/initializers/devise.rb
config.authen

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Rails7.1、ruby3.34を詰まらずインストールしたい人へ

rubyのインストール中にライブラリ不足によるコンパイルエラーが複数回発生し、解消したら次のエラー、それも解消したらまた次の・・・のように無駄に時間がかかったので、スムーズにインストールできるようにまとめてみました。

## 環境
WSL(Ubuntu 22.04.4 LTS)

## 手順

### 必要なライブラリをインストール
“`console
sudo apt update -y
sudo apt upgrade -y
sudo apt install build-essential -y
sudo apt install -y libssl-dev libreadline-dev zlib1g-dev libyaml-dev libz-dev libffi-dev
“`
### rbenvとrubyをインストール
“`console
# rbenvをインストール
git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv
echo ‘export PATH=”$HOME/.rbenv/bin:$PATH”‘

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Ruby技術者認定試験に合格してみて【Silver編】

## はじめに
2024年の6月27日に**Ruby Association Certified Ruby Programmer Gold version 3**(以下「Ruby Gold」)に合格しましたので、どのように勉強したのか、実際に役立ったのか等を**Silver編**と**Gold編**の二つに分けて記事にしようと思います。
Silverは90点で合格しました。

![スクリーンショット 2024-07-08 21.22.47.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/636995/3ea1d68e-c013-4d17-1e75-c222c1cef8a5.png)

## Ruby技術者認定試験とは

Rubyベースのシステムを設計、開発、運用するエンジニア、Rubyでシステム提案を行うコンサルタント、Rubyを教える講師及びRubyを学ぶ学生などを対象とした認定試験制度です。

### Silver
Rubyの文法知識、Rubyのクラスとオブジェクト、標準ライブラリの知識について、基

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[Rails] controllerで、configというメソッド名は使用するな!

# はじめに
`Controller`を実装中に、以下のエラーに遭遇しました。
`※ 多少表示を変えています。`

“`sh
undefined method `allow_forgery_protection’ for #
“`

心当たりのないエラーだったので、どのように解消するか悩みました。
今回は解消内容をアウトプットいたします。

# エラー原因
`Controller`内で`config`というメソッド名は、使用できませんでした。

https://qiita.com/ironsand/items/2834496d23380dc3f65d

今回自分が作成したメソッドは以下になります。

“`rb
def config
@config ||= Rails.application.config_for(:test)
end
“`

ymlファイルを呼び出すのをメモ化するために作成したメソッドの命名を、`config`にしていました。
それが、今

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GrapeでGETのクエリパラメータにArray[Integer]のTypeを使いたいときのメモ

# 概要
– GETのクエリパラメータにArray[Integer]を設定してみたがうまく動作しなかった
– そのときのメモ

Grapeはこれ

https://github.com/ruby-grape/grape?tab=readme-ov-file

# 結論

* `collectionFormat: ‘multi’` を追加する

“`ruby
requires :xxx, type: Array[Integer], documentation: { desc: ‘メモ’, type: ‘integer’, param_type: ‘query’, collectionFormat: ‘multi’ }
“`

この辺にドキュメントがある

https://github.com/ruby-grape/grape-swagger?tab=readme-ov-file#collection-format-of-arrays-

# 困ってたこと

* フロントエンドでGrapeが生成するyamlファイルを元に、ApiClientを生成していたが、リクエストすると `

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Railsのフォロー機能実装中にbelongs_toの書き方を間違えてActiveRecord::AssociationTypeMismatchエラーが出た話

## 読んで欲しい人

– belongs_toの書き方をちゃんとわかってない人
– ActiveRecord::AssociationTypeMismatchエラー出た人
– 過去の俺

## 動作環境

– ruby 3.3.0
– Rails 7.1.3.3

## やってたこと:悪い例

フォロー機能を実装してました。

– フォローする側:follower
– フォローされる側:followed

“`user.rb
class User < ApplicationRecord has_many :active_relationships, class_name: 'Relationship', foreign_key: 'follower_id', dependent: :destroy, inverse_of: 'follower' end ``` ※ フォローされる側の実装はしていない ```relationship.rb # このファイルの記述が間違ってた。 class Relationship < ApplicationRecord belongs_

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Rails view helperとテストのリファクタリング:モックをcode smellと感じること

## はじめに

自称、Ruby on Rails フロントエンドエンジニア:joy_cat:のnaofumiです。X [@naofumi](https://x.com/naofumi)では色々勝手なことを書いていますが、最近Qiitaも頑張り始めました。

## 先日のview helperテストのリファクタリング

先日、[Railsのviewテストを書こう](https://qiita.com/naofumik/items/9136c830ed3b8a16b4e8)って記事を書いたが、[view helperおよびそのテストのコード](https://qiita.com/naofumik/items/9136c830ed3b8a16b4e8#現状の並べ替えのステートによって並べ替え矢印の表示を変えるヘルパー)があまりイケてなかった。

そこで今日は、view helperテストのリファクタリングを一緒に考えていきたいと思う。

## 対象のコード

作ろうとしている`ordering_arrow` helperメソッドは、下記のようなテーブルの並べ替えに使う三角ボタンの箇所。

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RailsのCSRF保護について

今回は新規プロジェクトで実際に遭遇した**CSRF保護**について学んだことをまとめます。

## CSRFとは
CSRF(Cross-Site Request Forgery)を簡単に説明すると、悪意のあるユーザーがサーバーへのリクエストを捏造して正当なものに見せかけ、認証済みユーザーを装うという攻撃手法です。Railsでは、一意のトークンを生成して送信のたびに真正性を確認することでこの種の攻撃から保護します。
(引用サイト:https://techracho.bpsinc.jp/hachi8833/2021_11_26/46891)

これだけでは「なんのこっちゃ、、。」となるため噛み砕いて説明します。
もしかしたら一度は見たことあると思いますが、HTMLのheadタグに「= csrf_meta_tags」なんて見たことはありませんか?
※コードはslim形式になっています。

その「= csrf_meta_tags」が私たちが気づかないうちに、セキュリティーをかけていてくれました。

## 「= csrf_meta_tags」の役割
この記述の役割としては、サイトのHTMLに一意

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サービスクラスとは?

## サービスクラスとは?
Ruby on Railsのアーキテクチャ内で特定のビジネスロジックや操作をカプセル化するためのクラスです。
コーディングをしている時にアプリケーションのコントローラーやモデルが肥大化してしまうということがあると思います。

サービスクラスを使用することで、これらのロジックを適切に分離し、各クラスの責任を明確に保つことができます。
使用する時には、特定のビジネスルールや操作を一元管理する時に使用します。

## 導入メリット
Ruby on Railsでアプリケーションを開発する際、モデルやコントローラーにビジネスロジックが集中すると、コードが複雑になり保守性や拡張性が低下してきます。

サービスクラスを導入することで、ビジネスロジックを分離するとこで、コードの整理、テストのしやすさ、バグの早期発見、新機能の追加やリファクタリングの効率が上がります。

## モジュールだはダメなの?
このような機能で似たものとして、モジュールがあります。しかしなぜモジュールはダメなのかというと、インスタンス変数が持てないということが理由です。

サービスオブジェクトは、通常

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予定の10分前にメール通知を飛ばす機能を作ってみた!

## はじめに
社内のハッカソンで(ほぼ)初めてActionMailerとActioveJobを使ってみました。
まだ自分の中で、何の機能を誰が担うのかの整理ができていないので、復習を兼ねて記事にしてみました!

※本番環境にデプロイしていません。
## 動作環境
ruby 3.3.1、Rails 7.1.3.3
## 読んで欲しい人
ActiveJob、ActionMailerの存在は知っていて、使ってみたいと思っている人。
## 実装すること
全体のざっくりした機能の流れとしては、ユーザが予定の外出時間の登録or更新をした時に、その外出時間の10分前に確認メールを飛ばすといったものです。
もしユーザがすでに予定の外出時間を登録していて、外出時間の更新をした場合、更新前の外出時間をもとに飛ばそうとしていたメールをキャンセルし、新たにメールの通知予約を作成します。
## 実装
※ UserモデルとUserに紐づくCalendarモデルは作成済みです。
### 予定の10分前に飛ばすメールを作成
まずはメールを作成します。
※今回は準備物を確認を促す通知なので、↓のような名前で作成しまし

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Rails におけるMigration対象のファイルには順番がある件

# はじめに
みなさん、こんにちは.**torihazi**です。

昨日作ったRails7 x React 18 のDocker環境の下で

現在開発を進めているのですが、

久しぶりのRailsで、はじめの始めでつまづいたので

書き記しておこうと思います

# どういうことか
例えばテーブルを4つ(A,B,C,D)作るとします。

そのためにターミナルで下記コマンドを打ち込むかと思います。

“`
rails g migration createAs
rails g migration createBs
rails g migration createCs
rails g migration createDs
“`
そうするとファイルがそれぞれ
“`
20241111001111_create_as.rb
20241111002222_create_bs.rb
20241111003333_create_cs.rb
20241111004444_create_ds.rb
“`
と作られます。

この時
– BはAのidを外部キーとしてもち
– CはAとBとDのidを外部キ

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【Rails】一つのモデルに対して複数の意味を持たせたい(class_name, inverse_of )

# 実現させたいこと
例えばユーザー(User)と本(Book)のモデルが存在している時
Userに二つの意味を持たせたいことがある
– 本を所有しているユーザー(User)
– 本の著者(Author)

“`rb
book.author
# => 本の著者を取得
book.user
# => 本の所有者を取得
“`

同じUserモデルを使って、author、userをそれぞれ取得できる

# モデル作成
マイグレーションファイルは以下のようにBookに外部キーとして
– user_id
– author_id

を持たせます
“`rb
class CreateBooks < ActiveRecord::Migration[7.1] def change create_table :books do |t| t.belongs_to :user, null: false t.belongs_to :author, null: false t.timestamps end end end ``` モデルは下記のよ

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