オープンソース調べOSS 

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GROWIプラグインを開発する(Remarkプラグイン編)

[オープンソースのWikiであるGROWI](https://growi.org/ja/)にはプラグイン機能が用意されています。自社のデータを表示したり、表示をカスタマイズするのに利用できます。

今回は、GROWIプラグインの開発手順について解説します。以前にYouTubeのURLを自動で埋め込み表示にするプラグインを作成しましたが、今回は同様の操作をRemarkプラグインとして作成します。

![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/197026/8fdb5632-4c32-efbe-90ab-a37a77ddc7bf.png)

## コードについて

コードは[goofmint/growi-plugin-remark-youtube: GROWI plugin for embed YouTube by Remark](https://github.com/goofmint/growi-plugin-remark-youtube)にあります。見るべきファイルとしては、以下の2

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GROWI 7.0.13リリースノート

[オープンソースのWikiであるGROWI](https://growi.org/ja/)の最新版、7.0.13がリリースされました。大きな変更点はありませんが、リリースノートとして主な変更点を紹介します。

## 主な変更点

### エディターを最新の本文に同期する機能の改善

エディターに入力中のドラフトデータを削除して、最新の本文を同期する機能を改善しました。

## その他の変更点

その他、細かな修正点です。

– nodemailerのバージョンアップ(6.6.2 → 6.9.14)
– ファビコンを更新しました
– MongoDBのヘルスチェック機能の改善

また、不具合修正と各種メンテナンスも行われています。詳細は[Release v7.0.13 · weseek/growi](https://github.com/weseek/growi/releases/tag/v7.0.13)を参照してください。

## まとめ

GROWIはオープンソース、かつDocker composeなどで手軽に導入できます。ぜひ社内・研究室・自宅などで利用してみてください。

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Raspberry Pi 5とCloudflare Tunnelを使って、GROWIを自宅で運用する

[オープンソースWikiであるGROWI](https://growi.org/ja/)は、個人で手軽に導入して利用できます。普段のメモ代わりに使ったり、家族で共有する情報をまとめたりするのに便利です。

そんなGROWIを手軽に運用する方法として、Raspberry Pi 5に構築しました。また、[Cloudflare Tunnel](https://www.cloudflare.com/ja-jp/products/tunnel/)を使って、インターネットからもアクセスできるようにしてみましたので、内容をメモしておきます。

## 参考情報

[Raspberry Pi 4BでDockerを使う \- みーのぺーじ](https://pc.atsuhiro-me.net/entry/2021/03/07/193235)がとても役立ちました。ありがとうございます!

## 注意点

Cloudflare TunnelはCloudflareで管理しているドメインが必要です。なお、都度URLが変わっても良い場合は、ドメイン不要で利用できます。

## Raspberry Pi 5のセット

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typoからはじめるOSSコントリビュート

# はじめに

無事、SymPy 1.13.0 がリリースされた ([Release Notes](https://github.com/sympy/sympy/wiki/Release-Notes-for-1.13))。

私は、SymPy 1.12 の途中からコントリビュートしてきたが、大部分が1.13に含まれる修正である。1.12のリリースから1年以上も空いたため、やはり感慨深いものがある。その間に色々あった。いくつものプルリクエストを投げつけた代償にメンバーに推され、他人のコードをレビューするというのもやったりした。

ちょうどいい区切りだから、SymPyにどのようにして関わったのか、まとめてみようと思う。

# きっかけはtypoから

ある日、SymPyのコードを読んでいると、コメントに”param**a**ter”という単語を見つけた。「パラメータってそう綴るんだっけ?」と思って調べてみると”param**e**ter”が正しく、typoだった。typoを見つけたものの、指摘してみるかという思い以上に、放置してもいいのではないかという思いが沸き起こった。実行に影響するわけ

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QiitaのトレンドをDiscordから確認できるOSSを作った【個人開発】

※この記事はこの記事の続き的な立ち位置に当たります

https://qiita.com/CinnamonSea2073/items/68abbce0c377a19beedb

# 読み飛ばしてください
おはようございます、しなもんです。

Qiita Engineer Festa 2024、楽しんでおられますでしょうか。

最近Qiitaのトレンドをよく確認するようになったり、好きなorganizationの記事を読んだりするのですが、
そんな記事を自動でdiscordに送ってくれたら、便利ですよね~(押しつけ)

そこで「**QiitaのトレンドをDiscordから簡単に確認できるBot**」を作りました。

# 概要

このプロジェクトは、Qiitaの人気記事(トレンド)を取得し、Discordから確認できるようにするBotです。
また、特定のユーザーやOrganizationが記事を投稿すると、Discordに通知する機能もあります。

オープンソースソフトウェア(OSS)として公開してみます。
OSS開発は初心者なのですが、Qiitaというエンジニアが集まる場所だからこそ

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【Git初心者へ送る記事③】海外テック企業に行けるかも!? GitHub OSS開発についての図解

本記事はQmonus Value Streamの投稿キャンペーン記事です。
## OSS開発ってなんぞや??
これができるようになればエンジニア中級者以上と言ってもいいのではないのでしょうか??

そもそもオープンソースソフトウェア(OSS)というものはソースコードが公開されていて、**誰でも閲覧、利用、修正、再配布ができる**ソフトウェアのことです。そして、OSS開発はこのようなソフトウェアの開発に参加することを指します。

## OSS開発 Flow :ocean:
“`mermaid
graph TD
A[元のOSSリポジトリ]:::originalRepo –>|Fork| B[あなたのFork]:::yourFork
B –>|Clone| C[ローカルリポジトリ]:::localRepo
C –>|ブランチ作成| D[新機能開発/バグ修正]:::development
D –>|Commit| E[ローカルの変更]:::localChanges
E –>|Push| B
B –>|Pull Request| A

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Proxmoxの古いバージョンのISOを入手する

## TL;DL

– https://enterprise.proxmox.com/iso/ にありました。

## 概要

本家のDLページではISOが更新されると古いバージョンのISOがダウンロードできなくなり、地味に困っていました。
※メジャーアップの評価したいなとか。

ですが、この度見つけました。

https://enterprise.proxmox.com/iso/

## URLまでの導線

本家DLサイト https://www.proxmox.com/en/downloads からスタート。

![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/2459468/68fb7cc9-f089-705b-32e6-bd8dcc409e77.png)

からの…

![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/2459468/51947156-af4f-4cbe-be90-0d08

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PVEの2ノードHAクラスターは動きそうだけどやっぱり怪しい

:::note info
作成日:2024/6/30
編集日:2024/7/8
PVE 8.2.2
:::

:::note warn
開発元より推奨されていない2ノードでのHAに関する内容です。
有償・無償の各種サポートが受けることができない~~可能性があります~~です。
※本家に問い合わせた結果、
:::

## TL;DL

– 2ノードクラスターでも設定ファイルを変更することでHAクラスターを構成することは可能
– でも挙動はやっぱり怪しい
– 技術的には動くかもしれないけど、サポートされるかは本家~~確認が必要~~からサポートされない旨、回答を受領。
– やりたい場合はQデバイスを使った2+1とするか、1ノード追加して3ノードとするかが必要。
– ~~あるいは、自己責任で運用~~
## 概要

こちらの記事でPVE(Proxmox Virtual Enviroment)の2ノードクラスターの冗長性はない(障害発生などによりQuorateを満たせなくなると、読み取りモードになってしまいVM/CTの起動が出来なくなる)という話をしました。
https://qi

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API、オープンソース、フレームワークってなに

# APIってなに
APIはアプリケーション プログラミング インターフェースの頭文字です
何かのプログラムを、また別の何かから呼び出すために使います。

アプリケーションの入り口をイメージします。
このURLで、アカウント名とキーワードと日付を引数(パラメータ)として実行すると、決まった物が返ってくるというのが決まっていてその決まりのことをAPIといいます。

例えばプログラムAに、Twitterで自動ツイートする機能があるとします。プログラムBは、プログラムAを使ってTwitterに12時になったら時報を送りたいと思っておるとします。
この時、プログラムBからAPIでプログラムAを呼び出して使います。その時に、どういった内容で呼び出したらいいのか、の規則が書いてあるものをAPIといいます。

![Pasted Graphic.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/3821738/bb58f167-f7f7-7816-b839-04a913b7159f.png)

# オープンソースってなに

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セットアップや規則を明確にする第二のReadme、「Developers.md」を書いてみた。

# 読み飛ばしてください
おはようございます、しなもんです。

OSS開発をたくさんやる中で、明確にしときたい規則ってありますよね。
コミットメッセージやコーディングルールなどです。
他にも、新しい開発者のためにセットアップの方法なども書いてあるべきです。

そんなところで、先日とあるOSSであるものを見かけました。「DEVELOPERS.md」です。
つまり「開発者向け情報」が書かれたmdファイルです。

これを読んでいるとファイルの必要性をかなり感じたので、
分析しつつ自分なりに書いてみて、あわよくば普及していければと思います。

# とりあえず分析してみた
今回参考にしてみるファイル

https://github.com/angular/angular.js/blob/master/DEVELOPERS.md

Angularとは、Google主導で開発がされているOSSなJavascriptフレームワークです。

さっそく読んでみます。

## 1. 目次
目次が記述されています。リンクが付いていて飛びやすくなっています。助かります。
> ・Development Setup

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OSSのノーコードツール「プリザンター」でblastengineを使ってメール送信する

[プリザンター](https://pleasanter.org/)は、OSSのノーコード・ローコード開発ツールです。業務アプリをマウス操作だけで簡単に作成できます。そして、業務システムではメール送信が多々行われます。

今回は、このプリザンターにblastengineのメール送信設定を行う方法を解説します。

## ユーザ登録する

blastengineにユーザ登録します。管理画面に入るためのユーザID、パスワードが手に入るので、ログインします(ユーザIDは後で使います)。

![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/197026/bd2ebf77-a92c-266d-93a1-39809c85d4af.png)

## 送信元ドメインのSPFを設定する

送信元として利用するドメイン(自分で持っているもの)の設定をします。これは任意のドメイン管理サービスで設定できますが、TXTレコードに以下のSPFを追加します。

“`
txt @ v=spf1 include:spf.bes

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ロボットのハードウェアにもオープンソースの流れがある - その2-

先に、ロボットのハードウェアにもオープンソースの流れがあるを書いた。
[「ロボットのハードウェアにもオープンソースの流れがある」](https://qiita.com/nonbiri15/items/4fc2c8560df67aa2e817)

思った以上に、ロボットの分野でも、オープンソースの流れが大きくなりつつあるようだ。

Transformer系のモデルが多数あるサイトHuggingFaceで、ロボットのライブラリが公開されていた。

## LeRobot
State-of-the-art machine learning for real-world robotics

– hugging face [lerobot](https://huggingface.co/lerobot)
– github [LeRobot: End-to-end Learning for Real-World Robotics in Pytorch](https://github.com/huggingface/lerobot)
![Screenshot from 2024-06-20 21-2

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Action View Bug Report with View Paths

Recently there was a [bug](https://github.com/rails/rails/issues/52142) reported to rails which results in an infinite loop when passing a form builder object into a partial.

“`ruby
<%= form_for [:admin, @author], html: { class: 'form form-horizontal', multipart: true, style: 'margin-bottom: 0' } do |f| %>
<%= render partial: 'my_partial', locals: { f: f } %>
<% end %>
“`

This would result in:

“`ruby
Completed 500 in 1701ms (ActiveRecord: 1314.9ms | Allocations: 163362)

SystemStackErro

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GROWIプラグインを開発する(スクリプト編)

[オープンソースの社内WikiであるGROWI](https://growi.org/ja/)にはプラグイン機能が用意されています。自社のデータを表示したり、表示をカスタマイズするのに利用できます。

今回は、GROWIプラグインの開発手順について解説します。まだ全体を把握できていないので、分かっている範囲ですが、開発時の参考にしてください。

## プラグインの種類

GROWIのプラグインには、以下の3種類があります。

– script
– theme
– template

今回はスクリプト(script)を対象として紹介します。

## テンプレート

プラグイン作成に使えるテンプレートを作成しました。こちらをベースに解説します。

[goofmint/growi-plugin-script-template](https://github.com/goofmint/growi-plugin-script-template)

## 編集するファイルについて

上記リポジトリをダウンロード、またはフォークしたら、以下のファイルを編集します。

### package.json

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OSSに初めてコントリビュートした話

## なぜコントリビュートしたのか?
普段色々なOSSにお世話になっているので、コントリビュートで貢献したい!と考え始めたことがきっかけです。

## 今回コントリビュートしたOSS
openEMRという電子カルテの管理などの医療業務系のOSSです。
公式サイト:https://www.open-emr.org/

## コントリビュートの流れ
ざっくりこんな感じです。
OSSごとに個別のルール・手順などがあるので、行ってみる場合はリポジトリのREADMEやInsightsなどのコントリビュート関連のドキュメントをまず確認してください。

・やりたいIssueを取る
・リポジトリをFork
・ブランチを切る
・対応してPR作成
・レビュー
・マージ(レビューでフィードバックがあれば対応)

## コントリビュートの概要
今回コントリビュートで修正したのは[こちらのIssue](https://github.com/openemr/openemr/issues/7393)で、新しいユーザーを追加する際に、emailログイン項目で入力した値が反映されない、というものでした。
これくらいの内

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OSSに初めてコントリビュートしてみた

# なぜコントリビュートしようと思ったか

– 元々OSSへコントリビュートしてみたかった
– 次の職場でCakePHPを利用するため、チュートリアルを一通りやっている中でドキュメントをもっとこうした方が良いのでは?と思ったから

# コントリビュートしたOSS

## リポジトリ
https://github.com/cakephp/docs

## PR
https://github.com/cakephp/docs/pull/7865

# コントリビュートまでの流れ

1. OSSのコントリビュート方法を確認する
– https://book.cakephp.org/5/ja/contributing/documentation.html
2. リポジトリをForkする
3. “`5.x“`ブランチから修正用のブランチを作成する
4. PRを作成する
5. Reviewerのチェック後にマージされる

# その他

– 今回はドキュメントに対するコミットでしたが、いずれはCakePHP本体にもコミットしていきたいなと考えている
– OSSにコミットしてからLapra

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🐢Dify | インストール

英語版の記事は[こちら](https://qiita.com/vb-long/items/e92cbfd594fb978bb66d)です。

## Dify
[Dify](https://github.com/langgenius/dify)は、AGIアプリケーションを構築するためのオープンソースGUIプラットフォームです。今回は、[Langchain](https://github.com/langchain-ai/langchain)での開発前に、Difyを使用して迅速にプロトタイプを作成し、テストをします。

## ローカルインストール
Difyのデフォルト設定を使用して簡単にインストールできます

### 必要条件
以下の最低システム要件を満たし、[Docker](https://docs.docker.com/get-docker/)および[Docker Compose](https://docs.docker.com/compose/install/)がインストールされていることを確認してください。
– CPU:2コア以上
– RAM:4GB以上

### ステップ1:Di

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🐢Dify | Install

For the Japanese version, click [here](https://qiita.com/vb-long/items/97d8ab51ff6c44a85cd4)

## Dify
[Dify](https://github.com/langgenius/dify) is an open-source GUI platform designed to build AGI apppication. This time, I use Dify to quickly prototype and test before development in [Langchain](https://github.com/langchain-ai/langchain).

## Local installation
For an easy installation, simply use the default settings of Dify.
### Requirement
Ensure your machine meets these minimum system requir

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【個人開発】Reactでうねうねアニメーションライブラリ作ってみた

# はじめに
未熟ながら今回初めて作ったものをOSSとして公開してみました。
作ったものはReactで動作する[**liquidui-animation**](https://github.com/enumura1/liquidui-animation) というライブラリです。
liquidui-animationは、Raectで揺れ動くアニメーションを持つUIを簡単に作る事を目的としたライブラリです。

### ▼ liquidui-animation

https://github.com/enumura1/liquidui-animation

# 開発のきっかけ
開発のきっかけは以前投稿していた下記記事になります。
毎度CSSで`keyframes`を当てるのは面倒なので、簡単に作成できるライブラリがあれば便利なのではないか、という点から作成しました。

https://qiita.com/enumura1/items/0ced1557f4e9498ebe98

# ライブラリ紹介

### ▼ [liquidui-animation](https://github.com/e

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Difyは一部がOSSではない(2024年5月現在)→OSS化されました

# 結論(2024-07-11)
Difyは、これまで一部がクローズドでしたが、2024-07-11 のリリースで、OSS(オープンソースソフトウェア)化されました。 https://github.com/langgenius/dify-sandbox をご覧ください。

# 以下は古い内容ですが、参考情報として残しておきます

## (古い)結論
DifyはOSSをうたっていますが、一部で中身が非公開のコンテナイメージを使っており、完全なOSS(オープンソースソフトウェア)ではありません(2024年5月現在)

## 詳細
– Difyは複数のDockerコンテナで構成されていますが、利用者が作成したpythonコードを実行するコンテナ`sandbox`は中身が非公開です(→2024-07-11に公開されました)
– https://hub.docker.com/r/langgenius/dify-sandbox からダウンロードできます
– セキュリティのためとの事ですが、検証できません
– 何かを記録したり、外部に送信したりしているかもしれま

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