Ruby関連のことを調べてみた

Ruby関連のことを調べてみた

Railsのincludesメソッドは非推奨!?これからはeager_loadとpreloadを使用すべき??

Active Recordにおいて、親子関係にあるテーブルのデータを取得する際に、N+1問題を解消するためにincludesをよく使いますが、使い方についてあまり理解できていなかったのでその学習をまとめます。

また調べていく中で多くの方が「eager_loadとpreloadを使用すべき」と言っています!
その理由も調べてまとめます!

## N+1問題とは?
N+1問題 とは、ループ処理の中で都度クエリを発行してしまい、大量のクエリが発行されてしまうことです。余計なクエリが発行されるということは、データの取得や参照に時間がかかってきてしまいパフォーマンスに影響が出ます。

コーディングなどで下記のような同じようなログが大量に出てきてしまうことはありませんか??
ループ処理の中で都度クエリを発行してしまい、大量のクエリが発行されてしまっています。

これがN+1問題です。
“`
↳ app/views/articles/index.html.slim:18
ColumnCategory Load (0.8ms) SELECT `column_categories`.* FRO

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rails 目次の自動生成機能

今回は業務の中で目次の自動生成メソッドを開発する機会があったのでその実装を記録として残しておきます。

## 背景
今回の実装に至った背景として、columnページのデザイン改修がありました。その過程で、記事に対して目次を表示し、クリックで該当箇所へジャンプする機能を追加する必要が生じました。この機能は、Qiitaのような目次機能を参考にしています。また、記事のHTMLはデータベースのカラムに直接埋め込まれている仕様となっているため、この仕様に沿った形で目次機能を実装することが求められました。

## 実装
今回はメソッド化して使いまわせて、かつスタイルも自由に変更できるようにする設定を心がけました。

色々調べるとgemを組み合わせて使用する方法もありましたが、今回はどのサービスでも決められた仕様の場合には使い回しができるよう設定をしました。

まずカラムの中身は下記のようになっています。
“`

実装する前にきちんとドキュメントを読んだ方が良い、という話

どうも、初めまして。
tokeと申します。

今回は自分の失敗談を話したい、と思います。

# 実装する前にドキュメントを読まないと、最後になってゴールに辿り着けない可能性がある

そういう経験をしたのでご紹介します。

例えば、自社で集めた顧客のデータを活用し、Marketoにデータ連携したいとします。

marketoのAPIドキュメントを調べると、顧客の情報を登録する手段では以下の2パターンがあります。

## `POST /rest/v1/leads.json`を使うパターン

以下のドキュメントにある`POST /rest/v1/leads.json`を使って、顧客のデータを送信し、連携する事ができます。
https://experienceleague.adobe.com/en/docs/marketo-developer/marketo/rest/lead-database/leads

[※Marketoで紹介されているサンプルデータになります]
![スクリーンショット 2024-08-10 13.16.34.png](https://qiita-image-store

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orderとpluckを併用する時には記述する順番に気をつけようというお話

あまり実用的なケースではないが、最新の一件のデータを取りたいがカラムはpluckしたい時に、クエリの呼び出し順に気をつけとかないと思うようなデータが取れないよというお話

# 試したコード
“`
last_tweet = User.pluck(:userName, :tweetContent).order(created_at: “DESC”).first
“`
※コードは実際に使ったものを改変しています

# 発生したエラー

“`
NoMethodError (undefined method `order’ for an instance of Array):
“`

# 解決策
“`
last_tweet = User.order(created_at: “DESC”).pluck(:userName, :tweetContent).first
“`

シンプルにorderで並び替えてからpluckすれば仕様を満たすことができる
pluckしてからorderしようとしても該当のカラム(created_at)がないので並び替えることができない

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【Ruby】レキシカルスコープと継承の定数探索の違い

### これは何?
RubyGoldの勉強をする中で定数探索について理解が浅く、レキシカルスコープと継承の違いを理解できていなかったため学んだことをまとめた記事になります。

### まずレキシカルスコープについて
クラスやメソッドなどの定義内にできるスコープのことで、見かけ上の静的なスコープ。”静的”というからには”動的”なスコープもあり、そちらはダイナミックスコープというものがある。(Wikipdeiaを参照するとLISPやEmacs Lispなどがダイナミックスコープにあたるらしい)

### 定数探索時、レキシカルスコープ内の定数を優先する
大前提として、定数探索はレキシカルスコープを優先して探索し、レキシカルスコープ内になければ後継承関係を辿って探索する。

### レキシカルスコープと名前空間は違う

下記の2つはどちらもクラス”M::C”を定義。
上のコードはモジュール”M”の中にネストしてクラス”C”を定義している。下のコードは名前空間としてモジュール”M”を定義したのちクラス”M::C”を定義。

まずこちらのコードはネスト定義の中、つまりレキシカルスコープ内にあたる

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【JavaScript】Ruby → JS はじめての基礎文法

はじめに

私は普段Railsチュートリアルで学習しており、Rubyしか基本的に触ったことがない。
しかし昨日までハッカソンに参加しており、TypeScript + React + Next.jsで開発を行うことになり、なんかフロントが楽しくなったので学習してみることにした。

変数と定数など

変数

JavaScriptの変数の定義はこのように書く
“`js
let hello = “Hello,world”;
“`
まず初めに`let`を置き、そのあとに変数名を書く
Rubyでは変数名からいきなり=でつなげて定義していた。
JSの場合はletを宣言する必要があるから、少し大変だね

変数というものは上書きできるので、letを省略し、この後に続けて書くと上書きをすることができた

Rubyと違い閉じタグをわすれないように!

`console.log(変数名);`とすることで、デベロッパーツールのconsoleの部分で見ることができる。rubyだと`puts`でやってたやつかな

定数

変数と似たようなもので定数というものがある。
“`js

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rails パンくずリストの作り方(gem ‘gretel’)

今回は業務の中で初めてパンくずリスト機能に触れたので、こちらについて勉強したことをまとめます。

## パンくずリストとは?
パンくずリスト(Breadcrumbs)は、Webサイトのナビゲーション要素の一つで、ユーザーが現在のページに至るまでの階層構造やパスを表示するためのものです。パンくずリストは、ユーザーが現在どの位置にいるのかを視覚的に示し、上位のページや関連するカテゴリーに簡単に戻れるようにするために利用されます。

## 実装方法
では実際にはどのように実装をするのか?

まず、下記のgemを使用します。
“`
gem ‘gretel’
“`
このgemの名前の由来は、グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル(Hansel and Gretel)」に登場するキャラクター、グレーテル(Gretel)から来ています。

「ヘンゼルとグレーテル」は、グリム兄弟によって記録された有名なドイツの民話です。物語の中で、ヘンゼルとグレーテルは森の中に置き去りにされますが、パンくずを道しるべとして使って家に戻ろうとします。このパンくずが、「パンくずリスト」(Breadcrumbs)というナビ

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rails 簡易的な閲覧数カウント機能

今回は業務の中で簡易的なページ閲覧数をカウントする機能を作る必要があり、その時に実装した内容を記録として残します。

## 実装例
今回は簡易的なcolumnテーブルがあると仮定して実装を進めていきます。
“`
| id | title | content | created_at | updated_at |
|—–:|:———-|:———-|:——————–|:——————–|
| 1 | Article 1 | Content 1 | 2024-01-01 00:00:00 | 2024-01-10 00:00:00 |
| 2 | Article 2 | Content 2 | 2024-02-15 00:00:00 | 2024-02-20 00:00:00 |
| 3 | Article 3 | Content 3 | 2024-03-10 00:00:00 | 2024-03-15 00:00:00 |
| 4 |

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RailsのTimeクラスを覚えたい

# 概要
– 何度書いても忘れるのでメモ的な記事
– RailsはRubyのTimeクラスを拡張しているとのこと

# ドキュメント

ここみればいいと思います。

https://api.rubyonrails.org/classes/Time.html

# 今を取る

“`ruby
Time.current
=> Sat, 01 Jun 2024 10:24:15 JST +09:00
“`

`Time.now` でも取れるが、`Time.current`の場合、`Time.zone`または`config.time_zone`が設定されていれば、`Time.zone.now`を返してくれるのでお得(?)

# 今より前の時間を取りたい

色々ある

“`ruby
Time.current.ago(1.day)
=> Fri, 31 May 2024 10:25:03 JST +09:00
“`

intから`day`や`hour`を生やすことができる。複数形でも良い

“`ruby
[23] pry(main)> 3.day
=> 3 days
[24] pry(m

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RailsとReactのDocker環境を作ってみる

## Rails環境を作る

### Dockerfile
リポジトリのトップにbackendディレクトリを作成。
backendディレクトリにDockerfileを作成。
“`Dockerfile:Dockerfile
FROM ruby:3.1

WORKDIR /app
“`
dockerをビルド。
“`shell:
docker build .
“`
docker経由でrailsアプリケーションを作成。
Dockerfileがコンフリクト起こすけど、上書きはしない。
“`shell
docker run -it -v $(pwd):/app imageId bash -c “cd .. && gem install rails && rails new app -d postgresql –api”
“`
Dockerfileを書き換える。
“`Dockerfile:Dockerfile
FROM ruby:3.1

WORKDIR /app

COPY Gemfile /myapp/Gemfile
COPY Gemfile.lock /myapp/Gemfil

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【RSpec】Shoulda Matchersの書き方について

## はじめに
### [shoulda-matchers](https://github.com/thoughtbot/shoulda-matchers)とは
Railsのテストコードをより簡潔かつ読みやすくするためのRSpec用の拡張ライブラリです。

#### Q. 何が良いのか?
A. [特に複雑なテストケースを1行で記述できることが多く、テストコードの行数の大幅な削減が期待できます!](https://matchers.shoulda.io/docs/v6.3.0/)

#### 設定方法
以下のようにGemfileのテスト環境に“`shoulda-matchers“`を追加します。
(詳しくは[公式ドキュメント](https://github.com/thoughtbot/shoulda-matchers?tab=readme-ov-file#rspec)にてご確認ください🙇‍♂️)
“`.Gemfile
group :test do
gem ‘shoulda-matchers’, ‘~> 6.0’
end

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WSL 2とDockerを活用したRuby開発環境の構築

# はじめに
Windows上でネイティブのLinux環境を提供するWSL 2と、コンテナ技術であるDockerを組み合わせることで、軽量かつ効率的なRuby開発環境を構築できることを説明します。

Windows Subsystem for Linux (WSL) のセットアップはこちら

https://qiita.com/oharu121/items/9acaf1e700aea80323c1
# Ubuntuを起動する
Ubuntuを起動して、WSL環境が正しく動作していることを確認します。

1.Windowsの検索バーから「ターミナル」と入力して、ターミナルを起動します。
![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/3760374/4a6d5787-d1c9-4e57-b370-b5a3aa1856aa.png)

2.ドロップダウンメニューから「Ubuntu」を選択します。
![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-north

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MVCをレストランに例えてみた

# はじめに
今回はRubyonRailsなどで用いられているMVCというものについて解説していきたいと思います。Railsをはじめ、MVCを採用しているフレームワークは多くあると思います。RailsにおいてはRailsチュートリアルやProgateでも初めの方で解説していることからこの構造を理解しておくことは非常に重要です。今まであまり考えずに使用してきたのであれば、この際詳しく知っておくと良いでしょう。

## MVCとは
ソースコードをそれぞれ
**・モデル(Model)**
**・コントローラー(Controller)**
**・ビュー(View)**

の3つに分割して管理しようという考え方の1つです。それぞれの頭文字を取ってMVCとなっています。

*****
**モデル(Model)**
例えば投稿した人の名前や投稿したテキストなどを保存する際などにデータベースとのやりとりをします。データの登録・更新・削除などの処理を行います。

**コントローラー(Controller)**
モデルにデータ処理の指示を出したり、ビューに画面表示の指示を出したりする指示役です。

**

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ログアウトでルーティングエラー

# Routing Errorが起きた

deviseを導入して、ログアウトしようとしたところ、下記のエラーが発生しました

“`
ActionController::RoutingError (No route matches [GET] “/users/sign_out”):
“`

このエラーの原因はアプリを作成したばかりで、javascriptが正常に動作していないことが原因でした

# 原因の確認
ルーティングがあっているか確認
“`
destroy_user_session DELETE /users/sign_out(.:format)    public/sessions#destroy
“`

“`_header.html.erb
<%= link_to destroy_user_session_path, method: :delete, style: "display:flex; align-items: center; flex-direction: column;" %>
“`

path名も正しい、`method: :delete`と記述している

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【Rails6】[ActionDispatch::HostAuthorization::DefaultResponseApp] Blocked hosts:の対処法

## 問題
Rails6で任意のhost名でアクセスしようとした時に、以下のエラーがでます。
“`ruby
[ActionDispatch::HostAuthorization::DefaultResponseApp] Blocked hosts: example.com
“`

## 解決方法
Rails6で追加された、ActionDispatch::HostAuthorizationによるものです。
https://github.com/rails/rails/pull/33145

対応方法は以下の3つがあります。
### 1. Rails.application.config.hostsにhostを追加する
development環境では、デフォルトで以下のhostが登録されています。
これ以外で接続しようとするとブロックされるため、必要なhost名を追加します。
“`ruby
Rails.application.config.hosts = [
IPAddr.new(“0.0.0.0/0”), # All IPv4 addresses.
IPAddr.new(“

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[実装のヒント] true / false を返すメソッドをシンプルに実装する

最近自分が実装しているのを見せながらペアプロしたりする時に『こういう実装はダメなんですか?』って質問を受けることがある。

そんな中からとして **『こうあるべき実装』** と、 **『動くかもしれないけど望ましくない実装』** とかをサンプルや実装していく順序なども交えながら記事にして残しておこうかなと思う。

## true / false を返すメソッドを実装する

まずは実装の前提となるクラスの初期化用のコードを貼っておく。

“`ruby
class SomethingOutputService
include ActiveModel::Model
attr_accessor :date_from
attr_accessor :date_to

def initialize( date_from, date_to )
begin
self.date_from = Time.parse( date_from )
self.date_to = Time.parse( date_to )
rescue ArgumentErr

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[実装のヒント] Rails での開発の時は blank? と present? を使いこなす

Rails用に条件分岐のコードを書く時、`blank?`メソッドと`present?`メソッドを効率的に組み合わせるだけですごく可読性のいい式が書ける。特に最近、緩やかなコード規約というものを開発チームと共有していて、その中で`unless`文の使用はよっぽどのことがない限り避けるように記載していたりする。で、実例だ。今回は haml で書かれたファイルの中に条件分岐のコードがあるってサンプルでサクッと解説する。

“`haml
– unless name.blank?
= name
“`

**『name が空じゃなかったら表示する』** ってだけのすごいシンプルなコード。ただこのコードは`unless`文を使う必然性がない典型的な例だ。`if`文に置き換えても否定式にすることもなく、以下のように書くことがでける。

“`haml
– if name.present?
= name
“`

**『name が空じゃなかったら表示する』** は __『name が存在したら表示する』__ と読み替えることができる。それをそのままコードにしただけ。他の言語だとあまり見かけ

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【paiza】ハンドルネームの生成問題を解いてみた

## 初めに 
paizaでハンドルネームの生成問題を解いてみました。

## 問題

https://paiza.jp/works/challenges/416/retry

## 解答
“`Ruby
def hundleName(name)
name.gsub(/[aeiouAEIOU]/, ”)
end

name = gets.chomp
puts hundleName(name)
“`
– `gsub`メソッドを使用して母音(大文字と小文字の両方)を正規表現でマッチさせ、それらを空文字 ” に置き換えています。

### `gsub`メソッドについて
gsub メソッドは、Rubyの文字列操作において非常に便利なメソッドで、文字列の一部を置換するために使用されます。gsub は「global substitution(全体置換)」の略です。gsub メソッドは、元の文字列のすべての一致部分を新しい文字列に置き換えた結果を返します。
### 基本的な使い方
“`ruby
str = “hello world”
new_str = str.gsub(‘l’, ‘

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エンジニア初心者が感動したCursor vs. VS Code: AIで簡単にコードを書く方法

## はじめに
エンジニアとして効率的にコードを書くことは、開発スピードや品質を向上させるために非常に重要だと思っています。私はエンジニア初心者のため、コードエディタは初めて触りますが、CursorのAI機能はまさに初心者のためにあるようなもので。とても感動しました!
 この記事では、人気のあるコードエディタであるVS Codeと、AIを用いて簡単にコードを書くことができるCursorを比較し、特にAIによる質問機能について詳しく説明します。

## VS Codeとは
Visual Studio Code(VS Code)は、Microsoftが開発した無料のソースコードエディタです。以下の特徴があります:

– **拡張機能**:膨大な数の拡張機能が提供されており、言語サポートやデバッグツールを簡単に追加できます。
– **統合ターミナル**:エディタ内でターミナルを開くことができ、コマンドライン作業を効率化します。
– **Git統合**:Gitリポジトリとの統合が強力で、バージョン管理が容易に行えます。
https://www.cursor.com/

## Cursorとは

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gzipファイルがダウンロード時に勝手に展開されてしまう怪奇現象(しかも、拡張子が.gzのまま……)

# ことの発端

とあるテスト中の顧客から、「ファイルのインポートができない」と問い合わせがありました。
インポート処理は顧客のサーバに配置されたgzipファイルをダウンロードしてからインポートするというもの。

エラーメッセージを見ると、`gzip以外の形式で圧縮されているファイル`とのことで、
これは、内部でgzipファイルを展開する際に`Zlib::GzipFile::Error`が出た場合に出るメッセージです。

しかし、実際に配置されているファイルをcurlでダウンロードすると普通にgzipファイルでした。fileコマンドの結果もちゃんとgzipです。
gzip展開するコードにも特に変な箇所は見当たりません。ただ単にextractを実行しているだけのコードです。
“`ruby
def extract(content)
FileIo::Archive::Gzip.extract(str: content)
“`

なんでgzip展開でエラーが出ているのかわからない……

## おかしな点に気づく

顧客ファイルをブラウザ上で閲覧すると(テスト時だったので、公開し

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