- 1. 初心者エンジニアによるAndroidアプリ開発日記①
- 2. [TensofFlow + Android] 姿勢推定デモアプリを動かす
- 3. State backed values should use the lambda overload of Modifier.offset
- 4. Kotlin 〜垂直方向と水平方向の配置〜
- 5. Kotlin革命:次世代プログラミング20の極意
- 6. macrobenchmarkでsetupBlockが終了するとアプリが終わってしまいテストが実行できない(失敗する)
- 7. DroidKaigi 2024: if-else と ?.let-run はどちらが好みか?
- 8. ARFoundationでArucoMarkerをマーカーに指定すると”Failed to get enough key points from target image”とエラーが出てビルドできない
- 9. Android Contextの使い方
- 10. Adjust SDK v5を読み解く[Android]
- 11. TextFieldの下線の幅(長さ)を変更したい
- 12. DroidKaigi 2024の驚いたところメモ
- 13. DroidKaigi2024で見たセッションのメモ(当日編)+所感
- 14. AndroidStudioのエミュレータで使えるExtended Controlsについて
- 15. TextFieldのPlaceholderを表示させたい
- 16. .NET MAUI アプリを USB 接続した Android 実機にデプロイする
- 17. クローズドテストの審査に通らない
- 18. 【Android】2Dアプリに3Dの輝きを施す登壇で本当に光輝いていた話
- 19. Android デバッグで強制的に値を変更する方法
- 20. 【Android】アプリの対応バージョンを決める際の考え方
初心者エンジニアによるAndroidアプリ開発日記①
# まえがき
2024年4月に某IT企業へ新卒入社した筆者。研修期間を終え、本配属となったチームで任されたのはモバイルアプリの保守開発だった。Webアプリなら研修で作った経験があるが、モバイルアプリに関しては一切の知見がない。そんなある日、上司から自主学習の一環として簡単なAndroidアプリを作ってみてはどうか、という提案を受ける。この記事は、そんな筆者の学習の記録である。# 目次
* [概要](#概要)
* [作るもの](#作るもの)
* [開発環境](#開発環境)
* [終わりに](#終わりに)—
## 概要
この記事では、学習内容を記録する以前に必要な前提(作るもの、開発環境)を記載する。## 作るもの
**国旗当てクイズアプリ**
成果物のイメージは下記の通り* 国旗画像を画面上部に表示させ、4択の選択肢を表示させる
* 問題は間違えるまで出題される
* 間違えた段階で、不正解画面と正解数を表示させる## 開発環境
* OS:Windows11
* 言語:Kotlin
* エディタ:AndroidStudio>AndroidStudioのエミュレ
[TensofFlow + Android] 姿勢推定デモアプリを動かす
# 概要
こちらのデモのAndroid版が動かなかったため修正手順メモとして記事化しました。ポーズ推定
https://www.tensorflow.org/lite/examples/pose_estimation/overview#### ざっくり原因と解消方法
モデルのダウンロードリンクが変更されたことでエラーが発生していたため、
ダウンロードを手動で行って所定のフォルダに配置したところ動きました。## Android Studioインストール
https://developer.android.com/studio## Tensorflowのソースダウンロード
“`
git clone https://github.com/tensorflow/examples.git
“`## 実行
Android Studioでクローンしたプロジェクトの中の姿勢推定アプリを開く
“`
\examples\lite\examples\pose_estimation\android
“`
プロジェクトが開いたら再生ボタンでRunする実行できない場合は上部バー
State backed values should use the lambda overload of Modifier.offset
## 先に結論
“`kotlin
// Before
val someOffset by /* State*/
Modifier.offset(x = someOffset)
“`“`kotlin
// After
val someOffset by /* State*/
Modifier.offset { IntOffset(x = someOffset.dp.toPx().toInt(), y = 0) }
“`## 詳細
androidx.compose.foundationを1.7.0アップデートしたところ、次のwarningが出るようになりました。> Modifier.offset{ } is preferred over Modifier.offset() for `State` backed arguments.: State backed values should use the lambda overload of Modifier.offset
> Modifier.offset() is recommend
Kotlin 〜垂直方向と水平方向の配置〜
Jetpack Composeを使用してボタンを水平方向や垂直方向に配置する際、少し複雑だったためこちらの記事でまとめています。
# どのように配置を制御するのか?
Jetpack Composeを使用してボタンを水平方向や垂直方向に配置するには、`Row`と`Column`コンポーザブルを使用する。これらは子要素を指定した方向に並べることができる例えば、このようなコードを実装することで下記のようなボタン配置となる。
“`kotlin@Composable
fun CombinedButtonLayout() {
Column(
modifier = Modifier.fillMaxSize(),
verticalArrangement = Arrangement.SpaceEvenly
) {
// 水平方向のボタン配置
Row(
modifier = Modifier.fillMaxWidth(),
horizontalArrangement
Kotlin革命:次世代プログラミング20の極意
## はじめに
Kotlinは、モダンでパワフルなプログラミング言語です。Androidアプリ開発やサーバーサイド開発など、幅広い用途で人気を集めています。この記事では、Kotlinの基本から応用まで、20の章に分けて詳しく解説します。各章では、具体的なコード例と丁寧な説明を通じて、Kotlinの魅力と実用性を体感していただけます。
## 第1章: Kotlinの基本
Kotlinは、簡潔で読みやすい構文が特徴です。変数の宣言や関数の定義など、基本的な要素から見ていきましょう。
“`kotlin
// 変数の宣言
val immutableVariable = “これは変更できない変数です”
var mutableVariable = “これは変更可能な変数です”// 関数の定義
fun greet(name: String): String {
return “こんにちは、$name さん!”
}// メイン関数
fun main() {
println(greet(“太郎”))
mutableVariable = “値を変更しました”
macrobenchmarkでsetupBlockが終了するとアプリが終わってしまいテストが実行できない(失敗する)
## Macrobenchmarkとは
アプリの起動時間とか、フレーム時間とかを簡単に計測できるテストライブラリです。
https://developer.android.com/topic/performance/benchmarking/macrobenchmark-overview?hl=jaUiAutomatorというのを使ってテストを書き、その上でいろいろ計測してくれます。
なのですごく細かい操作をして計測したい場合などは、UiAutomatorでのテストの書き方の知識も必要になってきます。
まあ、起動時間計測くらいなら比較的容易に出来るようになっています。簡単なサンプルはこちらから。
https://developer.android.com/codelabs/android-macrobenchmark-inspect
(情報は古めなので注意)## 実施環境など
| ライブラリ | バージョン|
|:–|:–|
uiautomator | “2.3.0” |
benchmark-macro-junit4 | “1.2.0-beta01” |## 遭
DroidKaigi 2024: if-else と ?.let-run はどちらが好みか?
Day3の企業ブースにあった (A) と (B)、どっちが好みか?という問いを考案しました。
個人的な考えでは
– Kotlinに慣れていない人でもわかりやすいのは(A)
– いかにもKotlinぽいのは(B)
– xがvar変数でスマートキャストが効かない時は(B)にするか、(A)だと一時変数を定義するしかない
– `hoge()` がnullを返す場合は(A)と(B)で結果が変わってくる
– (A)だと二者択一という意図、(B)だと `run { }` がフォールバック的な意図が感じられるという感じで迷います。
単純そうに見えて議論を深められるポイントがいくつかあり話題作りになればいいなと思っていました。
普段実装していて自分自身悩むことが多いので、単純にどっちの方が人気のある書き方なんだろう?という興味もありましたね。**(A)**
“`kotlin
return if (x != null) hoge(x) else {
fuga()
fuga2()
}
“`**(B)**
“`kotlin
return x?.let { hoge(x) } ?
ARFoundationでArucoMarkerをマーカーに指定すると”Failed to get enough key points from target image”とエラーが出てビルドできない
問題:タイトルの通り
解決法:ArucoMarkerの周囲に余白を追加する
環境:
Windows10
Unity2022.3.19f1
BuildSettings AndroidSource:
https://stackoverflow.com/questions/78941537/opencv-not-able-to-detect-aruco-marker-within-image-created-with-opencv
Android Contextの使い方
# 概要
何となくで使用していたContextについて学習をしました。
そのため、本ページにて学習した内容についてまとめます。# この記事を見て理解できること
:::note info
**この記事を見て理解できること**
* AndroidのContextで出来ること
* contextの種類
* Fragmentで使用する際のcontextの取得方法
:::# AndroidのContextで出来ること
AndroidにおけるContextの内容を展開## そもそもContextってどういう意味?
一般的な意味合いとAndroidにおけるContextの意味合いは以下になります。* **一般的な意味合い**:前後関係、文脈、脈絡、背景、状況、環境
* **Androidにおける意味合い**:同じコード記述やプログラム上の要素が、その置かれているプログラム内での位置や、実行される際の内部状態などによって異なる振る舞いをしたり、異なる制約を受けたりすること
Adjust SDK v5を読み解く[Android]
# この記事は何?
Adjustのコードを読んで何となく語学の為にメモしたものです。
長いので生成AIに読み込ませて要約して貰って適宜質問を投げるといった使い方が良いかと思います。# Adjustとは
[Adjust](https://www.adjust.com/ja/)は、アプリの最適化とグロースを支援するソリューションです。
複数のプラットフォームを横断する計測技術で、アプリマーケティングの全過程においてマーケターをサポートします。(公式サイトより引用)
実際に楽天アプリを使ってかみ砕いて説明すると、[楽天市場サービス一覧](https://www.rakuten.co.jp/sitemap/sp/app.html)にあるような
https://app.adjust.com/dj7tmxv のようなadjustリンクを踏んだ際に1. Adjustがリンクをクリックしたことを記録
2. iOSはapp storeへ、androidはGoogle Play Storeにリダイレクトする
3. アプリを初回起動時にインストールされたことをAdjustに送信
4. 1と3を
TextFieldの下線の幅(長さ)を変更したい
Android Jetpack Composeでテキスト入力を受け付けるコンポーネントであるTextFieldの入力フィールドの下についている線の距離を縮める方法を載せています。
:::note info
TextFieldDefaults.DecorationBoxと下記に記載がありますが、Androidの公式リファレンスにはTextFieldDefaults.TextFieldDecorationBoxと紹介されています。
恐らく私の使っているバージョンが古いためだと思われますが、適宜読み替えてください。
:::
まず、初期状態の動きを確認します。
# 通常
“`kotlin
var textFieldValue by rememberSaveable { mutableStateOf(“”) }
TextField(
value = textFieldValue,
onValueChange = {
textFieldValue = it
},
modifier = Modifier
.wrapContentSi
DroidKaigi 2024の驚いたところメモ
個人的に驚いたところを **太字** にしておきます。
# 宣言的UIを学ぶ際に知っておくべき重要なコンセプト
https://2024.droidkaigi.jp/timetable/694168/
プログラミングを始めた頃、for文で数値を合計することがありましたよね。UIも同様に、複数のコンポーネントの合計で成り立っているという、という話で宣言的UIの利点として、コードの可読性が向上し、開発者が意図を明確に表現できるそう。
ReactやiOSなど、さまざまなプラットフォームを網羅しており、Side Effectもカバーしています。Composeから他の言語に移行する際にも便利そうな内容でした。
UI Stateをsingle storeで管理するMVIやTCAは新しい概念なのでしょうか?実際、Fluxで既に行われていたことという話がありました。
**MVIやTCA、Reduxは、ボイラープレートが多く、触るべき箇所が多くて面倒だと言われることがある。**
SWRではキャッシュ管
DroidKaigi2024で見たセッションのメモ(当日編)+所感
今年も[DroidKaigi](https://2024.droidkaigi.jp/)に参加してきました。スピード重視で記憶があるうちにセッションを聞いた感想や学びを書いていきたいと思います。
なお、以下は私の所感でありAsk the speakerしたものも自分の受け止め方であるため、参考程度にしていただけると幸いです。正確には実際のセッションを聞いていただけると幸いです。
## [Contextを理解する](https://2024.droidkaigi.jp/timetable/694464/)
Contextの意味づけから入り、なんとなくで使っていたContextを上手に言語化されており、Contextに対するもやもやを解消できたと思います。activityContextとapplicationContextはライフサイクルを意識する必要があるという話も出てきます。
またライブラリによってはactivityContextを渡しても内部ではapplicationContextになっており、直感に反して動くようです(->workManager)。このあたり注意しておかない
AndroidStudioのエミュレータで使えるExtended Controlsについて
# やり方
![スクリーンショット 2024-09-15 19.28.20.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/2394054/0d815cf4-d063-8c1f-3eec-f31b928f46fa.png)
押すとこちらの画面が出てくる
![スクリーンショット 2024-09-15 19.16.04.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/2394054/db930420-7889-2728-7e31-d6e525c300a6.png)それぞれ紹介していきます。
|要素|内容|
|:—|:—:|
|Location|エミュレートされたデバイスの場所をシミュレートできる|
|Displays|最大 2つのディスプレイを追加できる|
|cellular|さまざまなネットワーク状態をシミュレートできる|
|Battery|デバイスのバッテリー特性をシミュレートして、さまざまな条件
TextFieldのPlaceholderを表示させたい
Android Jetpack Composeでテキスト入力を受け付けるコンポーネントとしてTextFieldをよく使用します。そんな中でもよく使う機能であるPlaceholder(プレースホルダー)を未入力の場合はずっと表示する方法を載せておきます。
※厳密にはプレースホルダーではないですが…
まずは普通にTextFieldでプレースホルダーを使用した際の動きを確認します。
# 通常
“`kotlin
var textFieldValue by rememberSaveable { mutableStateOf(“”) }
TextField(
value = textFieldValue,
onValueChange = {
textFieldValue = it
},
modifier = Modifier
.wrapContentSize(),
textStyle = Typography.bodyMedium,
label = {
Text(
text
.NET MAUI アプリを USB 接続した Android 実機にデプロイする
# .NET MAUI アプリを USB 接続した Android 実機にデプロイする
こんにちは、@studio_meowtoon です。今回は Windows 11 で .NET MAUI アプリを作成する方法を紹介します。
![dotnet-maui_on_android.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/3206449/e045e21e-d6a1-422e-4963-23e1bcf2177b.png)## 目的
Windows 11 に Visual Studio Community をインストールし、.NET 8 で MAUI (Multi-platform App UI) を使って Android 実機に Hello World アプリをデプロイするまでの手順を解説します。
## Visual Studio Community のインストール
### Visual Studio インストーラーのダウンロード
[Visual Studio の公式サイト](https
クローズドテストの審査に通らない
## 8月30日、審査落ち
この時、落ちた理由はアンケートの回答が雑すぎたからだと勝手に思ってました。
リリース要件を満たすことの難しさからGoogleにひどく腹を立てていて、当て付けで雑に回答をしたのです。
それからは何もしないでも「20人以上のテスターで審査日から●日以上」の日数が再びカウントされていったのでとりあえず放置することにしました。
そして2週間後、今度は丁寧にアンケートに回答しました。## 9月15日、審査落ち
また落ちました。
明らかにおかしいと
【Android】2Dアプリに3Dの輝きを施す登壇で本当に光輝いていた話
# はじめに
みなさん、DroidKaigi2024お疲れ様でした!
今回もとても収穫が多いイベントだったと感じましたが、みなさんはいかがでしたでしょうか?
特に今回はキャリアの話も多く聞く事ができ、一石二鳥以上の収穫でした。
そんな中でDaniele Bonaldoさんが登壇されていた【2Dアプリに3Dの輝きを】という登壇がとても印象的な内容でしたので、振り返りも兼ねて記事にできたらと思います。https://2024.droidkaigi.jp/timetable/693695/
# Filamentが凄すぎる話
まずは以下をご覧ください![screen-20240914-195743.gif](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/354522/3175ae1e-e425-de09-ec27-f2d61345aa81.gif) ![screen-20240914-195954.gif](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaw
Android デバッグで強制的に値を変更する方法
普段開発をしていると、サーバーの関係で希望するレスポンスでは無い場合があると思います。
今回は強制的に値を変更する方法です。
`getName`の返却値を`Greeting`のnameに渡して表示します。
“`.kt
private fun getName(): String {
return “World”
}
“`“`.kt
@Composable
fun Greeting(name: String, modifier: Modifier = Modifier) {
Text(
text = “Hello $name!”,
modifier = modifier
)
}
“`アプリを起動するとこんな感じです。
![Videotogif (12).gif](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/274615/ad51eb47-c51c-d4c4-626f-cf7509ee5843.gif)
こちらの`getName`の返却
【Android】アプリの対応バージョンを決める際の考え方
前職でAndroidのアプリケーションに携わる業務が多く、要件生理時に作成するアプリの対応バージョンについて話し合う場合が多かったので、
対応OSバージョンを決める際に抑えてたポイントを備忘録がてら書き出します。
iOSアプリ開発やWebアプリ開発でも同等の考えはできると思います。当時抑えていたものはこの2点+αでした。
(+αについては最後に記載します)
1. 機種の制限の有無
2. 各端末でのシェア率による検討## 1. 機種の制限の有無
対応OSを決めてから要件を整理することは原則ありません。
機能等の要件を整理したうえで、開発の要件を抑えるのが基本なので要件が固まり次第、決まるのが定石です。いくら開発側が「Android 13で開発したい!」といっても顧客側が「この機種で動くものを作ってほしい」と言われたら該当機種に搭載されているOSで頑張るしかありません。
ただし、上記のような事象は業務用で利用するアプリ開発でのみ発生するパターンです。
世の中に出るアプリの場合は1種のみの指定等はまずありません。ですので「じゃあこの記事書いてること意味ないやないか!」ということ